「健気」を小さくて可愛いことだと思ってない?実は「勇ましい」んです

「健気」の言い間違えチェック

小さな子供を見て「健気(けなげ)で可愛いね」と言う時、単に「弱々しくて守ってあげたい」という意味で使っていませんか?

本来の健気は、もっと武士のような言葉です。

15秒で分かる「健気」の超ざっくり解説

力が弱い者が、困難に立ち向かう立派な様子です。

【誤用】か弱くて可愛い、守ってあげたい。
【正解】殊勝な心がけ、勇ましくしっかりしている様子

「怪我をしても泣かずに耐える」のが健気です。ただ可愛いだけでは健気とは言いません。

スマートな言い換え

可愛いだけなら、こう言い換えましょう。

  • × 健気な子犬だ
  • 「愛らしい」子犬だ

困難と戦っている時だけ「健気」を使いましょう。