「二の舞」の言い間違えチェック
同じ失敗を繰り返さないように「二の舞を踏まないようにしよう」と言っていませんか?
「二の足を踏む(躊躇する)」と混ざっています。舞は踏むものではありません。
15秒で分かる「二の舞」の超ざっくり解説
「二の舞」は、前の人の舞を真似して失敗する滑稽な踊りのこと。
【誤用】二の舞を踏む。
【正解】二の舞を演じる(舞う)。
「二の舞になる」もOKです。「踏む」と言ってしまうと、失敗することではなく「ためらう」ことになってしまいます。
スマートな言い換え
失敗を繰り返さないなら、こう言い換えましょう。
- × 二の舞を踏まない
- ◎ 「轍(てつ)を踏まない」
「轍を踏む」は、前人と同じ失敗をするという意味です。こっちは「踏む」で正解です。
