「二の舞を踏む」と言ってない?踏むのは「二の足」です

「二の舞」の言い間違えチェック

同じ失敗を繰り返さないように「二の舞を踏まないようにしよう」と言っていませんか?

「二の足を踏む(躊躇する)」と混ざっています。舞は踏むものではありません。

15秒で分かる「二の舞」の超ざっくり解説

「二の舞」は、前の人の舞を真似して失敗する滑稽な踊りのこと。

【誤用】二の舞を踏む。
【正解】二の舞を演じる(舞う)

「二の舞になる」もOKです。「踏む」と言ってしまうと、失敗することではなく「ためらう」ことになってしまいます。

スマートな言い換え

失敗を繰り返さないなら、こう言い換えましょう。

  • × 二の舞を踏まない
  • 「轍(てつ)を踏まない」

「轍を踏む」は、前人と同じ失敗をするという意味です。こっちは「踏む」で正解です。