「寸暇を惜しまず」を休まず働くことだと思ってない?逆です

「寸暇を惜しまず」の言い間違えチェック

猛烈に働いている人を見て「彼は寸暇(すんか)を惜しんで働いている」と褒めていませんか?

「休みを惜しむ=休まない」という解釈でしょうが、本来の意味は少し違います。

15秒で分かる「寸暇を惜しまず」の超ざっくり解説

「寸暇」はわずかな空き時間。「そのわずかな時間さえも惜しんで(有効に使って)」という意味です。

【誤用】休憩時間を削って無理をする。
【正解】わずかな空き時間も有効に使う(努力する)

結果的に休んでいないかもしれませんが、焦点は「隙間時間の活用」にあります。「寸暇を惜しんで勉強する」なら、電車の中などの隙間時間を使うことです。

スマートな言い換え

休まず働くなら、こう言い換えましょう。

  • × 寸暇を惜しんで働く
  • 「寝食を忘れて(粉骨砕身)」働く

隙間時間の有効活用という意味で使いましょう。