「課金」を支払う意味で使ってない?本来は「請求する側」の言葉なんです

「課金」の言い間違えチェック

スマホゲームでアイテムを買う時に「今月は5000円も課金しちゃったよ」と言っていませんか?

ゲーマーの間では完全に定着していますが、ビジネス用語としては主客が逆転している誤用です。

15秒で分かる「課金」の超ざっくり解説

「課」は「課する(押し付ける)」という意味です。

【誤用】(ユーザーが)お金を支払うこと。
【正解】(運営会社が)料金を請求すること。

つまり「課金する」のはゲーム会社であって、あなたは「納金」あるいは「購入」している側です。あなたが「課金した」と言うと、あなたが誰かに請求書を送ったことになってしまいます。

スマートな言い換え

でもまあ、これは定着しすぎていますね。あえて正しく言うならこうです。

  • × アイテムに課金する
  • ◎ アイテムを「購入する(に廃課金する)」

ビジネスの契約書などで「ユーザーが課金する」と書くと恥をかくので注意しましょう。