タクシーの車内に忘れ物をした時の対処法

ついつい忘れ物をしがちなのがタクシーの車内です。お酒を飲んだ帰り道、タクシーに乗ってスマホを置いてきた、車内に財布やカバンを忘れてきたという経験を持つ方は多いのではないでしょうか。ここではタクシーで忘れ物をした場合の基本的な対処法を紹介します。

タクシーのレシートを持っている場合

降車時に運転手さんから貰ったレシートを保管している場合は、レシートに記載された電話番号を確認してタクシー会社に電話をかけましょう。

 
その際に重要なのは、

「何を落としたか」を伝える

携帯電話、財布、カバンなど何を落としのたかを詳細に伝えます。

携帯の場合は「『iPhone X』のスペースグレイモデルでピンク色のカバーを付けています」「ドコモの『Xperia XZ3 SO-01L』で色はボルドーレッド、カバーは付けていません」など

詳細にモデルと外見を伝えるのが重要です。

なかでも携帯を発見する際の目印となりやすいのがカバーとストラップ。目立った特徴のあるカバーを装着していれば早期に発見される確率が格段にアップします。

財布やカバンの場合も詳細にブランド名や外見を伝えることで、より見つかりやすくなります。

携帯と同様、バッグにキーホルダーなどを付けていた場合、「くまモンのキーホルダーがついています」などキャラクター名も含めて伝えましょう。

「タクシーに乗車した場所」を伝える

「新宿三丁目駅からすぐ近くの伊勢丹の近くから乗りました」など

どこから乗ったのかをできるだけ詳しく伝えます。

記憶があやふやな場合でも、ログイン状態でGoogle Mapを開き「タイムライン」の項目をチェックすることで、乗車場所が自動的に記録されている場合があります。

「タクシーに乗車した時間」「タクシーから降車した時間」を伝える

「夜の8時25分頃に乗りました」など
乗車した時間をできるだけ詳しく伝えます。

「タクシーを降車した場所」を伝える

「六本木交差点のアマンド前で降りました」「小田急線梅ヶ丘駅の手前で降りました」など

タクシーから降車した場所を詳細に伝えます。

さらにレシートに記載されている「タクシーから降車した時間」も伝えましょう。

 
 
以上の要素をタクシー会社に伝えることで、運転手さんに確認して貰って落とし物の存在が確認できた場合、落とし物の受け取り方を指示してくれます。

落とし物を受け取る際ですが、身分証明書が必要となる場合があるので、運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポートなど身元を証明できるものを用意しておきましょう。
 
 

タクシーのレシートを持っていない場合

降車時に運転手さんからレシートを貰わなかった場合や、貰ったレシートをなくしてしまった場合も、以下の方法で落とし物を確認することができます。

都道府県ごとの「タクシー紛失窓口」に電話する

各都道府県ごとにタクシー協会で紛失物窓口を設けているので、電話もしくはサイトから連絡しましょう。
 

それでもタクシーの紛失物が見つからない場合

タクシー会社、タクシー協会の紛失窓口に連絡しても落とし物が見つからない場合は最寄りの警察署に紛失届を提出しましょう。

最寄りの警察署に紛失届を提出する

警察署で紛失届を提出することによって、落とし物が警察に届けられた場合に連絡を受けることができます。

地域によってはウェブサイト上での遺失物届けを受け付けている都道府県警察もあるので、詳しくは地域ごとの忘れ物対処法をご覧ください。