ここでは自分のメールアドレス宛に「[緊急] Amazonアカウントが制限されようとしています。すぐに処理してください!」と題したメールが届いた際の対処法を紹介します。
目次
「[緊急] Amazonアカウントが制限されようとしています。すぐに処理してください!」の文面
Amazonアカウントが一時的に保留されています!
お客様のアカウントからの異常なアクティビティが見つかりました。あなたの身元と財政の潜在的な誤用を防ぐために、私たちはあなたのアカウントを保留にしました。保護のために身元を確認し、将来のいかなる種類の損失も回避することが必須です。ログイン認証情報やOTPなどの個人情報は誰とも共有しないでください。
最終ログイン情報:
ブラウザ: Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 13_6_1 like Mac OS X) AppleWebKit/605.1.15 (KHTML, like Gecko) Version/13.1.2 Mobile/15E148 Safari/604.1
ロケーション: Unknown
IP: 176.105.249.227
下の確認ボタンをクリックし、保留を解除するために必要な手順に従います。
注:確認には最大24時間(場合によってはそれ以上)かかることがあります
今すぐ確認
このメールが届くのはなぜですか?
このメールをプロフィールの主要連絡先として作成し、Amazonサービスからの重要なニュースと更新情報に登録しました。アカウントに関連するすべてのイベントが自動的に通知されます。
ベスト、
Amazon セキュリティチーム
このメールは、受信メールを受け入れることができない通知専用アドレスから送信されました。このメッセージには返信しないでください。
「[緊急] Amazonアカウントが制限されようとしています。すぐに処理してください!」の対処法
このメールが届いた場合でも、絶対に「今すぐ確認」を開いてはいけません。無視の上、廃棄してください。
このメールの危険性
このメールは、住所、氏名、誕生日、クレジットカード情報などを入力させることにより、詐欺グループが「不正引き出し」を行うためのデータ収集目的で送信されています。
Amazonからのメールを偽装し、使用を制限したと虚偽の説明をすることで、ユーザーの恐怖心を煽り、個人情報を入手するフィッシング詐欺の手口が使われています。
仮に「本物のAmazonからだったらどうしよう」と心配になったとしても、データの入力と同様、問い合わせも絶対にしてはいけません。詐欺グループに「いいカモ」と認識され、さらなるリスクにさらされる可能性が高まります。
フィッシングメールだと見抜くポイント
「あなたの身元と財政の潜在的な誤用を防ぐために」といった通常では絶対に使用しない表記をしていることから、フィッシング詐欺であると判断できます。
こうした「露骨な機械翻訳ぽさ」はなりすましメールを見抜く重要なポイントです。
このメールについて警察に相談する場合
各都道府県の警察本部で相談窓口を設けています。もしデータを入力してしまった場合は速やかに警察に相談する必要があります。
「[緊急] Amazonアカウントが制限されようとしています。すぐに処理してください!」についての結論
「[緊急] Amazonアカウントが制限されようとしています。すぐに処理してください!」は典型的なフィッシングメールです。絶対にデータを入力せず、すぐさま廃棄しましょう。