【対処法】メール「jcbカード海外取引制限のお知らせ」が届いた場合

ここでは自分のメールアドレス宛にJCBを名乗る「jcbカード海外取引制限のお知らせ」と題したメールが届いた際の対処法を紹介します。

目次

「jcbカード海外取引制限のお知らせ」の文面


JCBカードをご利用のお客さま

貴方のJCBクレジットカードでは海外交易があると発見しました。

安全性のため、そちらと連絡を取れる前に、我々はクレジットカードの一部の使用権限を制限しました。

ご了承の程、宜しくお願いします。また、返信がない場合、クレジットカードの使用は引き続き制限されます。

利用いただき、ありがとうございます。

▼海外取引確認
https://my.jcb.co.jp.lynndon.com/

▼カードの使用制限が解除される
https://my.jcb.co.jp.lynndon.com/

※一部、MyJCBを利用できないカードがあります。
※本メールの送信アドレスは自動送信専用です。直接返信されても対応はできません。
※本メールに心当たりのない方、お問い合わせを希望の方は、下の問い合わせ先までご連絡ください。

<本件に関するお問い合わせ>
354または355から始まるカードをお持ちの方 JCBインフォメーションセンター
https://my.jcb.co.jp.lynndon.com/

3573から始まるカードをお持ちの方 JCBデビットカードデスク
https://my.jcb.co.jp.lynndon.com/

「jcbカード海外取引制限のお知らせ」の対処法

このメールが届いた場合でも、絶対に問い合わせリンクを開いてはいけません。無視の上、廃棄してください。

このメールの危険性

このメールは、住所、氏名、誕生日、クレジットカード情報などを入力させることにより、詐欺グループが「不正引き出し」を行うためのデータ収集目的で送信されています。

JCBからのメールを偽装し、使用を制限したと虚偽の説明をすることで、ユーザーの恐怖心を煽り、個人情報を入手するフィッシング詐欺の手口が使われています。

仮に「本物のJCBだったらどうしよう」と心配になったとしても、データの入力と同様、問い合わせも絶対にしてはいけません。詐欺グループに「いいカモ」と認識され、さらなるリスクにさらされる可能性が高まります。

フィッシングメールだと見抜くポイント

タイトルのJCBが「jcb」と小文字になっていることから偽装メールだと見抜くことが可能です。

また「海外交易」という不明瞭な表記、「そちらと連絡を取れる前に」「利用いただき、ありがとうございます」などのぞんざいな表現も実際のJCBではないと判断できるポイントです。

このメールについて警察に相談する場合

各都道府県の警察本部で相談窓口を設けています。もしデータを入力してしまった場合は速やかに警察に相談する必要があります。

・各都道府県「警察本部の相談窓口」電話番号リスト

「jcbカード海外取引制限のお知らせ」についての結論

「jcbカード海外取引制限のお知らせ」は典型的なフィッシングメールです。絶対にデータを入力せず、すぐさま廃棄しましょう。