「マウスの設定を変えたいけど、コントロールパネルのどこにあるか分からない」。
「Windowsの設定画面があちこちに散らばっていて使いにくい!」。
そんな時は、Windowsに古くから隠されている裏ワザ機能「GodMode(ゴッドモード)」を解放しましょう。
これは、Windowsのありとあらゆる設定項目(約200個以上)を1つのフォルダ内にリストアップする機能です。
この記事では、デスクトップに特殊なフォルダを作成して、この「神のモード」を呼び出す手順を解説します。
- ⏱ 所要時間: 30秒
- 💻 対象OS: Windows 10 / 11 対応
- 🛠 難易度: 初級(コピペのみ)
- ✅ 機能: 全設定へのアクセス権
こんな人におすすめ
- 「設定」アプリと「コントロールパネル」を行き来するのが面倒
- プリンター、フォント、電源設定などを頻繁にいじる
- 自分のPCを隅々までカスタマイズしたい
目次
手順1:デスクトップに「新しいフォルダー」を作る
特別なソフトは不要です。標準機能だけで作れます。
- デスクトップの何もないところを右クリックします。
- [新規作成] > [フォルダー] を選びます。
- 「新しいフォルダー」という黄色いアイコンができます。
手順2:フォルダ名に「呪文」を入力する
ここが全てです。作成したフォルダの名前を、以下の文字列に書き換えてください。
▼ この文字列をコピー&ペースト
GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}
- フォルダを右クリックして [名前の変更] を選びます。
- 上記の文字列(
GodMode.から}まで全て)を貼り付けます。 - [Enter] キーを押して確定します。
変化を確認する
Enterを押した瞬間、黄色いフォルダアイコンが「コントロールパネルのような青いアイコン」に変化し、名前が消えます。
これでGodModeフォルダの完成です。
手順3:中身を見てみる
作成したアイコンをダブルクリックして開いてみましょう。
- 管理ツール: ディスクのクリーンアップ、デフラグ、メモリ診断
- 電源オプション: プランの編集、バッテリー設定
- デバイスとプリンター: デバイスの追加、マウス設定
- フォント: フォントの表示と削除
など、普段は深い階層にある設定項目が、カテゴリ別にズラリと一覧表示されます。
検索窓もついているので、「マウス」や「解像度」と入力すれば、関連する設定へ一瞬でアクセスできます。
注意点:名前は「GodMode」じゃなくてもいい
実は、ピリオドより前の GodMode の部分は、好きな名前に変えられます。
スーパー設定.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}管理.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}
このようにしても機能は同じです。デスクトップに置いておくなら「PC設定」などの名前にしておくと分かりやすいでしょう。
まとめ:上級者の嗜み
GodModeのメリットまとめです。
| 特徴 | メリット |
|---|---|
| 一覧性 | 200以上の項目をスクロールで見られる |
| 検索性 | 機能名でダイレクトに探せる |
| アクセス | デスクトップから一発起動 |
Windows 10や11では「設定アプリ」と「コントロールパネル」が混在しており、設定場所が分かりにくくなっています。
迷子になりがちな人は、このGodModeフォルダを一つ作っておくと、いざという時に「ここを探せばある」という安心感を得られます。
