【Edge】追跡防止がEdgeの社内業務システムに干渉する時の企業向け除外設定手順

【Edge】追跡防止がEdgeの社内業務システムに干渉する時の企業向け除外設定手順
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Edgeの追跡防止機能が、社内業務システムへのアクセスを妨げることがあります。これは、業務に必要なサイトの通信がブロックされるためです。この記事では、Edgeの追跡防止機能を特定の社内システムに対して無効化する設定方法を解説します。これにより、業務システムへのアクセス問題を迅速に解決できます。

【要点】社内システムへのEdge追跡防止干渉を解消する設定

  • 追跡防止設定の無効化: 特定のサイトで追跡防止機能をオフにする手順。
  • Edgeのサイトリスト管理: 追跡防止から除外するサイトを登録する方法。
  • グループポリシーによる設定: 企業全体で追跡防止の除外サイトを管理する方法。

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Edgeの追跡防止機能が社内システムに干渉する仕組み

Edgeの追跡防止機能は、ウェブサイトがユーザーの閲覧履歴を追跡するのを防ぎます。これにより、プライバシー保護や広告ブロックの効果があります。しかし、この機能は社内システムが利用する特定の通信やクッキーを、追跡目的と誤認してブロックすることがあります。その結果、ログインできない、情報が表示されない、といった問題が発生します。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Edgeで特定の社内システムを追跡防止から除外する手順

個々のPCでEdgeの追跡防止設定を変更することで、問題のある社内システムへのアクセスを復旧できます。これは、管理者がグループポリシーを適用していない場合に有効な手段です。

  1. Edgeを開く
    まず、Microsoft Edgeブラウザを起動します。
  2. 設定画面へ移動
    画面右上の「…」メニューをクリックし、「設定」を選択します。
  3. プライバシー、検索、サービスを選択
    左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。
  4. 追跡防止の設定項目を探す
    「プライバシー」セクションにある「追跡防止」をクリックします。
  5. 除外するサイトを追加
    「除外」セクションの「サイト」の隣にある「サイトを追加」をクリックします。
  6. 社内システムのURLを入力
    表示された入力欄に、アクセスできない社内システムのURL(例: `https://internal.example.com`)を入力し、「追加」ボタンをクリックします。
  7. Edgeを再起動
    設定を反映させるため、Edgeを一度閉じて再度開きます。

これで、指定した社内システムへのアクセス時に追跡防止機能が働きにくくなります。複数の社内システムで問題が発生している場合は、同様の手順でURLを追加してください。

企業全体で追跡防止の除外サイトを管理する(グループポリシー)

多くの従業員がEdgeを利用する企業では、個別に設定を変更するのではなく、グループポリシーを使用して追跡防止の除外サイトを一元管理するのが効率的です。これにより、IT管理者はポリシーを設定するだけで、全社的に特定の社内システムへのアクセス問題を解消できます。

グループポリシーエディターを開く

  1. ファイル名を指定して実行を開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  2. gpedit.mscと入力
    「gpedit.msc」と入力し、「OK」をクリックします。
  3. Edgeの設定項目へ移動
    「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Microsoft Edge」の順に展開します。

追跡防止の除外リストを設定する

  1. 「追跡防止」フォルダーを選択
    「Microsoft Edge」の下にある「追跡防止」フォルダーをクリックします。
  2. 「追跡防止を無効にするサイトのリスト」を選択
    右側のポリシー一覧から「追跡防止を無効にするサイトのリスト」を探し、ダブルクリックします。
  3. ポリシーを有効にする
    「有効」を選択し、「オプション」欄の「表示」ボタンをクリックします。
  4. 社内システムのURLを入力
    「値」の列に、追跡防止から除外したい社内システムのURLを1行ずつ入力します。
  5. 設定を適用
    「OK」をクリックし、グループポリシーエディターを閉じます。
  6. グループポリシーの更新
    コマンドプロンプトを管理者として実行し、「gpupdate /force」と入力してEnterキーを押し、グループポリシーを強制的に更新します。

この設定により、指定したURLのサイトではEdgeの追跡防止機能が無効化され、社内システムへのアクセスが正常に行えるようになります。Windows 10でも同様の手順で設定可能です。

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追跡防止のレベルを変更して干渉を回避する

特定のサイトを除外するのではなく、追跡防止のレベルを下げることで、社内システムへの干渉を軽減できる場合があります。これは、より広範なプライバシー設定を維持しつつ、問題解決を図りたい場合に有効です。

追跡防止のレベルを変更する手順

  1. Edgeの設定画面を開く
    「プライバシー、検索、サービス」設定画面に移動します。
  2. 追跡防止のレベルを選択
    「追跡防止」の項目で、「バランス」または「シンプル」を選択します。

「バランス」は、ほとんどの追跡サイトをブロックしますが、一部のサイトでは機能が制限される可能性があります。「シンプル」は、悪意のある追跡サイトのみをブロックするため、社内システムへの干渉リスクがさらに低減します。

EdgeとChromeの追跡防止機能の比較

項目 Microsoft Edge Google Chrome
追跡防止機能 標準搭載、レベル調整可能(シンプル、バランス、厳格) サードパーティ製拡張機能で対応、トラッキングブロック機能は限定的
除外設定 サイトごとに個別に無効化、グループポリシーで一元管理可能 拡張機能の設定に依存、ブラウザ標準機能での細かな制御は少ない
社内システム干渉時の対応 除外リストへの追加やレベル変更で比較的容易に解消 利用する拡張機能の設定確認・変更が必要

Edgeは追跡防止機能が標準で組み込まれており、企業環境での管理もしやすくなっています。Chromeは拡張機能に依存する部分が大きいため、社内システムとの互換性問題が発生した場合の対応がEdgeよりも複雑になる傾向があります。

まとめ

Edgeの追跡防止機能が社内業務システムに干渉する場合、特定のサイトを追跡防止から除外する設定を行えます。また、企業全体で設定を管理するにはグループポリシーの利用が有効です。追跡防止のレベルを下げることで、問題の回避も可能です。これらの設定により、Edgeを利用した社内業務の効率を維持できます。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。