【iPhone・iPad】iPhoneの「最適化されたバッテリー充電」をオフにする設定手順

【iPhone・iPad】iPhoneの「最適化されたバッテリー充電」をオフにする設定手順
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iPhoneのバッテリー充電が途中で止まる現象に戸惑っている方もいるかもしれません。

これは「最適化されたバッテリー充電」機能が働いているためです。

この記事では、バッテリーの劣化を抑える最適化機能をオフにする具体的な設定手順を解説します。

設定変更により、iPhoneを常に100%まで充電できるようになります。

【要点】iPhoneの充電最適化を無効にする設定

  • 設定アプリ: 「最適化されたバッテリー充電」を無効化し、常にフル充電を可能にします。
  • バッテリーの状態: バッテリーの劣化を抑える機能の動作を理解できます。
  • 充電の挙動: iPhoneがいつ100%充電されるかをユーザーが完全に制御できるようになります。

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「最適化されたバッテリー充電」機能の概要と目的

「最適化されたバッテリー充電」機能は、iPhoneのバッテリー寿命を長く保つために設計されています。この機能はiOS 13以降で導入されました。iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、満充電状態が長く続くと劣化が進みやすくなります。

この機能は、ユーザーの充電習慣をiPhoneが学習することで、次にiPhoneを使用する直前まで80%以上の充電を遅らせます。これにより、バッテリーが満充電状態にある時間を短縮し、バッテリーへの負荷を軽減します。結果として、バッテリーの化学的寿命を延ばすことが可能になります。

例えば、毎晩寝る前にiPhoneを充電し、朝決まった時間に充電器から外す習慣がある場合、iPhoneはそのパターンを学習します。夜中に80%まで充電した後、朝まで充電を一時停止し、ユーザーが目覚める直前に残りの20%を充電して100%にする、といった挙動をします。

iPhoneの「最適化されたバッテリー充電」をオフにする手順

iPhoneの「最適化されたバッテリー充電」機能をオフにすると、iPhoneは充電器に接続されている間、常に100%まで充電を行うようになります。以下の手順で設定を変更できます。

  1. 設定アプリを開く
    iPhoneのホーム画面にある「設定」アイコンをタップして、設定アプリを起動します。
  2. バッテリーメニューを選択する
    設定画面を下にスクロールし、「バッテリー」の項目をタップします。このメニューでは、バッテリーの使用状況や状態を確認できます。
  3. バッテリーの状態と充電を選択する
    「バッテリー」画面に移動したら、「バッテリーの状態と充電」をタップします。ここにはバッテリーの最大容量やピークパフォーマンス性能に関する情報が表示されます。
  4. 「最適化されたバッテリー充電」をオフにする
    「バッテリーの状態と充電」画面で、「最適化されたバッテリー充電」の項目を探します。この項目の横にあるスイッチをタップしてオフにします。オフにすると、機能が無効化され、iPhoneは常に100%まで充電されるようになります。
  5. 確認メッセージに応答する
    「最適化されたバッテリー充電をオフにしますか?」という確認メッセージが表示される場合があります。「オフにする」または「明日までオフにする」のいずれかを選択します。完全にオフにしたい場合は「オフにする」をタップします。

iPadOSでの設定手順

iPadでも同様の「最適化されたバッテリー充電」機能が利用できます。iPadOS 13以降を搭載したiPadで、iPhoneとほぼ同じ手順で設定をオフにできます。

  1. iPadの設定アプリを開く
    ホーム画面から「設定」アプリを起動します。
  2. バッテリーメニューを選択する
    左側のメニューから「バッテリー」をタップします。
  3. バッテリーの状態と充電を選択する
    右側の画面に表示される「バッテリーの状態と充電」をタップします。
  4. 「最適化されたバッテリー充電」をオフにする
    「最適化されたバッテリー充電」のスイッチをオフに切り替えます。

「最適化されたバッテリー充電」オフ時の注意点

「最適化されたバッテリー充電」機能をオフにすると、充電の挙動はシンプルになりますが、いくつかの注意点があります。特にバッテリーの寿命に関する影響は把握しておくべきです。

バッテリー寿命への影響

この機能をオフにすると、iPhoneのバッテリー劣化が早まる可能性があります。リチウムイオンバッテリーは、常に100%の満充電状態を維持したり、高温環境下で充電し続けたりすると、化学的な劣化が進行しやすくなります。最適化されたバッテリー充電は、この劣化を遅らせるための機能です。

バッテリーの最大容量が80%を下回ると、一般的にバッテリー交換が推奨されます。機能をオフにすることで、この80%を下回るまでの期間が短くなる場合があることを理解しておく必要があります。

充電完了通知の挙動

「最適化されたバッテリー充電」がオンの場合、80%で充電が一時停止した際に「充電保留中」といった通知が表示されることがあります。この機能をオフにすると、充電は常に100%まで行われるため、80%で一時停止する通知は表示されなくなります。

充電完了時には、通常の「充電完了」通知が表示されます。充電器に接続しっぱなしの場合、常に100%を維持しようと充電と放電を繰り返す「トリクル充電」の状態となり、これがバッテリーに負担をかける一因となります。

低電力モードとの併用

「最適化されたバッテリー充電」と「低電力モード」は、それぞれ異なる目的を持つ機能です。低電力モードは、バッテリー残量が少なくなった際にiPhoneのパフォーマンスを一時的に抑制し、バッテリーの持ちを良くするためのものです。

最適化されたバッテリー充電は、バッテリーの長期的な寿命を延ばすことを目的としています。これら二つの機能は独立して動作するため、どちらか一方をオフにしても、もう一方の機能には直接的な影響を与えません。両方を活用することで、状況に応じたバッテリー管理が可能です。

バッテリーの消耗が早い場合の確認点

「最適化されたバッテリー充電」をオフにしても、バッテリーの消耗が急激に早いと感じる場合があります。その際は、他の設定も確認することをおすすめします。

  1. バッテリー使用状況の確認
    「設定 → バッテリー」で、どのアプリがバッテリーを多く消費しているかを確認します。
  2. バックグラウンド更新の制限
    「設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新」で、不要なアプリのバックグラウンド更新をオフにします。
  3. 位置情報サービスの見直し
    「設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス」で、位置情報へのアクセスを許可しているアプリを確認し、不要なものを「使用中のみ」または「なし」に設定します。
  4. 画面の明るさの調整
    画面の明るさを自動調整に設定するか、手動で暗めに調整するとバッテリー消費を抑えられます。

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「最適化されたバッテリー充電」のオンとオフの比較

「最適化されたバッテリー充電」機能をオンにするかオフにするかは、ユーザーの利用状況やバッテリーに対する考え方によって異なります。それぞれの設定がもたらす影響を比較します。

項目 オンの場合 オフの場合
目的 バッテリーの寿命延長 常にフル充電
対象OS iOS 13以降、iPadOS 13以降 すべてのiOS/iPadOSバージョンで可能
充電挙動 80%で一時停止し、使用直前に100%に 常に100%まで充電
バッテリー寿命 劣化を遅らせる 劣化が早まる可能性
メリット バッテリーの長期的な健全性を維持 急いでフル充電が必要な時に便利
デメリット 充電完了時間が予測しにくい バッテリー交換時期が早まる可能性
推奨ユーザー 長期間iPhoneを使用したいユーザー、夜間充電が主なユーザー 充電時間が不規則なユーザー、常に100%を求めるユーザー

まとめ

この記事では、iPhoneやiPadの「最適化されたバッテリー充電」機能をオフにする手順を解説しました。

この設定変更により、iPhoneを常に100%まで充電できるようになります。

ただし、バッテリーの寿命への影響も考慮し、ご自身の充電習慣や使用状況に合わせて設定を検討してください。

バッテリーの状態は「設定 → バッテリー → バッテリーの状態と充電」で確認し、必要に応じて設定を見直すことをおすすめします。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。