【iPhone・iPad】iPhoneのeSIMを別の端末に転送するクイック転送の手順と注意点

【iPhone・iPad】iPhoneのeSIMを別の端末に転送するクイック転送の手順と注意点
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新しいiPhoneに機種変更する際、物理SIMカードの差し替えは不要ですが、eSIMの移行方法に悩むことがあります。eSIMクイック転送機能を利用すると、古いiPhoneから新しいiPhoneへeSIM情報を簡単に移行できます。この記事では、eSIMクイック転送の詳細な手順と、スムーズな移行のための注意点を解説します。

この記事を読むことで、複雑なキャリア手続きなしにeSIMを安全に移行し、新しいiPhoneでの通信を速やかに開始できるようになります。

【要点】eSIMクイック転送でスムーズな機種変更を実現

  • eSIMクイック転送: 古いiPhoneから新しいiPhoneへeSIM情報を直接転送できます。
  • 事前準備の重要性: 両方のiPhoneで最新iOSにアップデートし、Wi-FiとBluetoothをオンにします。
  • 転送後の確認作業: 新しいiPhoneでモバイル通信が正常に機能しているか必ず確認します。

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eSIMクイック転送の概要と利用条件

eSIMクイック転送は、iPhoneに内蔵されたeSIMの情報を、別のiPhoneへワイヤレスで移行する機能です。これにより、物理SIMカードの抜き差しや、キャリアでの複雑な再発行手続きが不要になります。機種変更時の手間を大幅に削減し、よりスムーズに新しいiPhoneへ移行できる点が大きなメリットです。

eSIMクイック転送の対応モデルとiOSバージョン

eSIMクイック転送を利用するには、転送元のiPhoneと転送先のiPhoneの両方がeSIMに対応している必要があります。基本的にはiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルがeSIMに対応しています。また、両方のiPhoneがiOS 16以降のバージョンにアップデートされていることが必須条件です。旧バージョンのiOSを使用している場合は、事前にソフトウェア・アップデートを完了させる必要があります。

eSIMクイック転送の前提条件

eSIMクイック転送を成功させるためには、いくつかの前提条件があります。まず、転送元のiPhoneと転送先のiPhoneを物理的に近い場所に置く必要があります。次に、両方のiPhoneでWi-FiとBluetoothをオンにしておくことが重要です。また、転送元のiPhoneでモバイル通信プランが有効であり、転送先のiPhoneがアクティベーション済みの状態であることも確認してください。場合によっては、同じApple IDで両方のiPhoneにサインインしていることが求められることもあります。

eSIMを新しいiPhoneにクイック転送する手順

eSIMクイック転送の手順は、転送元のiPhoneと転送先のiPhoneそれぞれで操作が必要です。以下に詳細なステップを説明します。作業を始める前に、両方のiPhoneを最新のiOSバージョンにアップデートし、Wi-FiとBluetoothをオンにしておいてください。万が一に備え、事前にiCloudバックアップまたはコンピュータへのバックアップを取っておくことを推奨します。

  1. 転送元のiPhoneを準備する
    古いiPhoneの設定アプリを開き、モバイル通信をタップします。
  2. eSIM転送のオプションを選択する
    eSIMを転送またはモバイル通信プランを転送のオプションが表示された場合は、それをタップします。
  3. 転送先のiPhoneを選択する
    転送先の新しいiPhoneが近くにあれば、画面に表示されます。転送先のiPhoneの名前をタップし、転送を確認します。
  4. 転送先のiPhoneで設定を開始する
    新しいiPhoneで設定アプリを開き、モバイル通信をタップします。eSIMを設定またはモバイル通信プランを設定のオプションが表示されるので、それをタップします。
  5. 転送元のiPhoneから転送を承認する
    新しいiPhoneの画面に「{キャリア名}のeSIMを転送」のようなメッセージが表示されます。続けるをタップし、転送元のiPhoneに表示される指示に従って転送を承認します。
  6. 転送を完了させる
    転送が開始され、数分で完了します。新しいiPhoneの画面に「モバイル通信プランを設定しました」と表示されたら、完了をタップします。
  7. 通信状況を確認する
    新しいiPhoneでモバイル通信が正常に機能しているか、電話の発着信やインターネット接続を試して確認します。
  8. 古いiPhoneのeSIM情報を削除する
    転送が完了し、新しいiPhoneでの通信が確認できたら、古いiPhoneの設定モバイル通信から、転送済みのeSIMを削除します。これにより、古いiPhoneからeSIM情報が完全に削除されます。

eSIMクイック転送時の注意点とトラブル対処法

eSIMクイック転送は便利な機能ですが、いくつか注意すべき点や、転送中に問題が発生した場合の対処法があります。以下の項目を確認し、スムーズなeSIM移行を目指しましょう。

iOSバージョンが古い場合の不具合

eSIMクイック転送はiOS 16以降の機能です。転送元または転送先のiPhoneのiOSバージョンが古い場合、転送オプションが表示されなかったり、転送が失敗したりします。必ず事前に両方のiPhoneを最新のiOSバージョンにアップデートしてください。設定一般ソフトウェア・アップデートから確認と実行が可能です。

転送が途中で失敗してしまう

転送中にエラーが発生する場合、以下の点を確認してください。

  1. Wi-FiとBluetoothの確認
    両方のiPhoneでWi-FiとBluetoothがオンになっていることを確認します。
  2. iPhoneの距離
    両方のiPhoneが互いに近い距離にあることを確認します。
  3. iPhoneの再起動
    両方のiPhoneを一度再起動してから再度試します。
  4. ネットワーク環境
    安定したWi-Fi環境下で操作しているか確認します。

キャリア側の制限がある場合

一部の通信キャリアでは、eSIMクイック転送に対応していない場合があります。また、転送回数に制限があるキャリアや、特別な手続きが必要なケースも存在します。転送がうまくいかない場合は、ご利用の通信キャリアのウェブサイトを確認するか、直接問い合わせてeSIM転送の対応状況を確認してください。

転送後に通信ができない場合

eSIMの転送が完了したにもかかわらず、新しいiPhoneでモバイル通信ができない場合は、以下の対処法を試してください。

  1. iPhoneの再起動
    新しいiPhoneを一度再起動します。
  2. 機内モードのオンオフ
    設定機内モードをオンにして数秒待ち、再度オフにします。
  3. モバイル通信設定の確認
    設定モバイル通信で、転送したeSIMのモバイル通信プランが有効になっているか、この回線をオンにするが緑色になっているか確認します。
  4. キャリアへの問い合わせ
    上記で解決しない場合は、ご利用の通信キャリアに問い合わせて、eSIMのアクティベーション状況を確認してもらいます。

古いiPhoneにeSIM情報が残ってしまう

eSIMクイック転送が成功しても、古いiPhoneの設定モバイル通信に、転送済みのeSIMプランが残っていることがあります。古いiPhoneを売却したり譲渡したりする前に、必ずこのeSIMプランを削除してください。設定モバイル通信 → 該当のモバイル通信プランを選択 → モバイル通信プランを削除をタップすることで削除できます。

複数のeSIMを転送する場合

複数のeSIMを新しいiPhoneに転送したい場合、クイック転送は通常、一度に一つのeSIMプランに対して行われます。複数のeSIMを利用している場合は、それぞれのeSIMプランについて個別にクイック転送の手順を繰り返す必要があります。キャリアによっては、物理SIMからeSIMへの変換や、新規eSIM発行の手続きが必要になることもあります。

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eSIMクイック転送とキャリア手続きによる転送の比較

項目 eSIMクイック転送 キャリア手続きによる転送
手続きの場所 iPhone上で完結 キャリアのウェブサイト、アプリ、店舗
所要時間 数分 数分から数時間、店舗訪問の場合はさらに時間が必要
SIMカード 不要 物理SIMからの変換や再発行でQRコードなどが必要
対応iOS iOS 16以降 iOSバージョンに依存しない
費用 無料 キャリアによっては再発行手数料がかかる場合がある
利便性 非常に高い 状況によっては手間がかかる

iPhoneのeSIMクイック転送機能を利用することで、新しいiPhoneへの機種変更時にeSIMの移行を簡単に行えます。この記事で解説した手順と注意点を確認することで、転送時のトラブルを回避し、スムーズに通信環境を整えることが可能です。

もし転送がうまくいかない場合でも、キャリアの制限やiOSバージョンの確認、またはiPhoneの再起動を試すことで解決できることがあります。新しいiPhoneで快適なモバイル通信をぜひ体験してください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。