iPhoneのシネマティックモードで撮影した動画のピント位置を、後から変更したい場合があります。
撮影後に意図しない場所にピントが合っていたり、動画の見せ方を変えたい時に再編集が必要です。
この記事では、シネマティックモードで撮影した動画のピントやボケ具合を、写真アプリで簡単に調整する手順を解説します。
この手順により、動画の表現力を高めることができるようになります。
【要点】シネマティックモード動画のピント位置を後から編集する
- 写真アプリでの編集: シネマティックモード動画は撮影後でもピント位置やボケ具合を調整できます。
- 被写体トラッキング: 編集画面で被写体の自動追尾機能をオンオフに切り替えられます。
- 絞り値の調整: 背景のボケ具合をf値スライダーで細かく設定し直せます。
ADVERTISEMENT
目次
シネマティックモードの概要と撮影後の編集機能
シネマティックモードは、iPhone 13シリーズ以降に搭載された動画撮影機能です。このモードでは、動画の被写体にピントを合わせ、背景を自動的にぼかすことができます。映画のような奥行きのある映像を、スマートフォンで手軽に撮影できる点が特徴です。
シネマティックモードの大きな利点は、撮影後でもピント位置や背景のボケ具合を調整できることです。これにより、撮影時には気づかなかった点や、後から表現を変えたい場合に柔軟に対応できます。写真アプリの編集機能を使って、直感的にこれらの設定を変更することが可能です。
この機能は、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Max、iPhone SE 第3世代、iPhone 14シリーズ、iPhone 15シリーズで利用できます。また、最新のiOSにアップデートしておくことが推奨されます。
シネマティックモードで撮影した動画のピント位置を変更する手順
シネマティックモードで撮影した動画のピント位置やボケ具合は、iPhoneの「写真」アプリから簡単に編集できます。以下の手順で操作してください。
- 写真アプリを開く
iPhoneのホーム画面から「写真」アプリをタップして開きます。 - 動画を選択する
編集したいシネマティックモードの動画を探してタップします。アルバムの「シネマティック」から探すと見つけやすいです。 - 編集モードに入る
画面右上の「編集」をタップします。 - ピント位置を調整する
動画のプレビュー画面の下にタイムラインが表示されます。タイムライン上にある黄色いドットがピントが合っている被写体を示しています。ピントを合わせたい新しい被写体をプレビュー画面でタップすると、その位置にピントが移動し、タイムラインにも新しい黄色いドットが追加されます。 - 被写体トラッキングを設定する
画面左上にある「フォーカス」ボタンをタップすると、被写体の自動追尾機能のオンオフを切り替えられます。この機能をオフにすると、タップした位置にピントが固定されます。 - 絞り値を変更する
画面右上にある「f」アイコンをタップします。画面下部にスライダーが表示されるので、左右に動かして背景のボケ具合を調整します。f値が小さいほど背景は大きくぼけます。 - 変更を保存する
すべての調整が完了したら、画面右下の「完了」をタップして編集内容を保存します。
シネマティックモード動画編集時の注意点とトラブル解決
シネマティックモードの動画編集は非常に便利ですが、いくつかの注意点や、うまく編集できない場合の対処法があります。以下に主なポイントをまとめました。
シネマティックモードで撮影されていない動画は編集できない
シネマティックモードの編集機能は、このモードで撮影された動画にのみ適用されます。通常のビデオモードで撮影された動画には、撮影後のピント調整やボケ具合の変更機能は利用できません。編集画面で「f」アイコンや黄色いドットが表示されない場合は、その動画がシネマティックモードで撮影されたものではない可能性があります。
編集時にピントがうまく合わない場合の対処法
特定の被写体にピントが合わせにくい場合、以下の点を確認してください。まず、被写体と背景の距離が近すぎると、ボケ効果が弱くなり、ピントの切り替えも目立ちにくくなります。被写体とカメラ、背景の間に十分な距離があるか確認しましょう。また、暗い場所や複雑な模様の被写体では、iPhoneが被写体を正確に認識しにくい場合があります。明るい場所で、明確な被写体を選んで撮影し直すことを検討してください。
元の動画に戻したい場合
編集した動画を元の状態に戻したい場合は、編集画面で「元に戻す」をタップし、「オリジナルに戻す」を選択します。これにより、すべての編集が取り消され、撮影直後の状態に戻すことができます。誤って編集を保存してしまった場合でも、この機能で元の動画を取り戻せます。
ADVERTISEMENT
シネマティックモードとポートレートモードの比較
iPhoneには、背景をぼかす機能としてシネマティックモードとポートレートモードの二種類があります。それぞれの特徴を理解することで、用途に応じた使い分けが可能です。
| 項目 | シネマティックモード | ポートレートモード |
|---|---|---|
| 対象 | 動画撮影 | 写真撮影 |
| ピント調整 | 撮影後も可能 | 撮影後も可能 |
| ボケ効果 | 背景に適用 | 背景に適用 |
| 対応機種 | iPhone 13以降 | iPhone 7 Plus以降 |
| 主な用途 | 映画のような動画表現 | 人物などを際立たせる写真 |
シネマティックモードは動画に特化しており、動画内で自動的にピントが切り替わる機能が特徴です。一方、ポートレートモードは写真に特化しており、人物やモノを際立たせる写真撮影に適しています。どちらのモードも、撮影後のピントやボケ具合の調整が可能です。
まとめ
この記事では、iPhoneのシネマティックモードで撮影した動画のピント位置を後から変更する手順を解説しました。
写真アプリの編集機能を使えば、撮影後にピントの場所や背景のボケ具合を自由に調整できます。
この機能により、動画の表現力を高め、より印象的な作品を作り出すことが可能になります。
ぜひ、お手持ちのiPhoneでシネマティックモード動画の再編集を試してみてください。
ADVERTISEMENT
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
スマホ・iPhoneの人気記事ランキング
- 【Android】アプリのアイコンがホーム画面から消えた?非表示・無効化の解除と再表示の手順
- 【スマホ】充電が遅い!「低速充電中」が出る原因と、最適なケーブル・アダプタの選び方
- 【スマホ】「システム」がストレージを圧迫している?不要なキャッシュを削除して容量を空ける方法
- 【Googleマップ】自分がどこを歩いたか丸わかり?「タイムライン」の確認方法とプライバシー管理術
- 【2026最新】PayPayが開かない・支払いできない時の緊急対処法【レジ前で焦らない】
- Wi-FiパスワードをQRコード化する方法|自宅や店舗の接続を爆速にする作成手順とセキュリティ対策
- 【iPhone】メールアプリの「赤い数字(バッジ)」を消したい!通知ドットのオフと未読管理
- 【iPhone・iPad】iPadがフリーズして全く操作できない時の強制再起動と初期化の手順
- 【地図】初めての場所でも迷わない!Googleマップで「進行方向に地図を回す」基本操作
- 【iPhone・iPad】iPhoneの写真をWindowsパソコンに取り込む全手順と認識しない時の対処法
