iPadで写真の背景を切り抜きたいものの、複雑な画像編集アプリは避けたいと考えるユーザーは多いです。iPadOS16以降に搭載された写真アプリの背景切り抜き機能を使えば、手軽に被写体だけを抽出できます。この記事では、iPadの写真アプリで画像の背景を自動で切り抜く機能の詳しい使い方を解説します。手順に沿って操作することで、写真の背景を簡単に削除し、様々な用途に活用できるようになります。
【要点】iPadの写真アプリで背景を切り抜く主要な手順
- 被写体を長押し: 写真内の主要な被写体を自動で識別し、背景から切り抜きます。
- 「コピー」または「共有」を選択: 切り抜いた画像をクリップボードにコピーするか、他のアプリと共有できます。
- 「画像を保存」を選択: 切り抜いた画像を背景が透明なPNG形式で写真アプリに直接保存できます。
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目次
写真アプリの背景切り抜き機能の概要
iPadの写真アプリに搭載された背景切り抜き機能は、iPadOS16以降で利用できる画像編集機能です。この機能は、写真内の主要な被写体、例えば人物、動物、植物、物体などを自動的に認識します。認識された被写体のみを抽出し、背景を削除して透明な状態にするのが特徴です。高度な機械学習技術を活用しているため、複雑な輪郭を持つ被写体でも高精度に切り抜けます。
切り抜いた画像はPNG形式で保存されるため、背景が透明な状態を維持できます。これにより、別の背景と合成したり、プレゼンテーション資料に貼り付けたりするなど、様々な用途に活用できます。複雑な画像編集ソフトを使わずに、iPad単体で手軽にプロフェッショナルな画像編集ができる点が大きなメリットです。この機能は、写真の被写体を際立たせたい場合や、素材として使いたい場合に特に役立ちます。
iPadの写真アプリで背景を自動で切り抜く基本操作
ここでは、iPadの写真アプリで画像の背景を自動で切り抜く具体的な手順を解説します。被写体を長押しするだけの簡単な操作で、背景の切り抜きが完了します。
- 写真アプリを開く
iPadのホーム画面から「写真」アプリのアイコンをタップして開きます。 - 切り抜き対象の写真を選択する
アルバムまたはライブラリから、背景を切り抜きたい写真を見つけてタップします。写真が全画面表示された状態にします。 - 被写体を長押しする
写真に写っている主要な被写体(人物、動物、物体など)を指で長押しします。数秒間押し続けると、被写体が光るように縁取られ、背景から分離されるアニメーションが表示されます。 - メニューから操作を選択する
被写体が切り抜かれた状態で、小さなメニューが表示されます。このメニューには「コピー」「共有」「画像を保存」の3つの選択肢があります。 - 切り抜いた画像を保存または利用する
選択したメニューに応じて、以下のいずれかの操作を行います。- 「コピー」を選択した場合: 切り抜かれた被写体がクリップボードにコピーされます。メモアプリ、Pages、Keynote、メールアプリなど、他のアプリを開き、テキスト入力欄などを長押しして「ペースト」を選択すると、切り抜かれた画像が貼り付けられます。
- 「共有」を選択した場合: AirDrop、メッセージ、メール、LINEなどの共有オプションが表示されます。利用したいアプリを選択し、切り抜かれた画像を直接送信または投稿できます。
- 「画像を保存」を選択した場合: 切り抜かれた被写体が、背景が透明なPNG形式の新しい画像として写真アプリ内に保存されます。元の写真はそのまま残り、切り抜かれた画像が追加されます。
- (オプション)切り抜いた画像を編集する
「画像を保存」で保存した画像は、写真アプリ内でさらに編集できます。「編集」をタップして、トリミング、フィルタの適用、明るさの調整などを行えます。
切り抜き機能の応用と注意点
写真アプリの背景切り抜き機能は便利ですが、いくつかの注意点や応用方法があります。ここでは、そのポイントを解説します。
複数の被写体がある場合の挙動
写真に複数の被写体が写っている場合、写真アプリは通常、最も主要または手前に写っている被写体を優先して認識します。例えば、人物が複数人写っている場合、最も目立つ人物が切り抜かれることが多いです。特定の被写体だけを切り抜きたい場合は、その被写体を直接長押しすることで、より正確に認識される可能性があります。ただし、被写体が密集していたり、背景との境界が曖昧な場合は、意図しない部分まで切り抜かれたり、逆に切り抜きが不完全になったりする場合があります。
切り抜きがうまくいかない場合の対処法
写真によっては、背景の切り抜きがうまくいかない場合があります。これは、被写体と背景のコントラストが低い場合や、被写体の輪郭がぼやけている場合に発生しやすいです。影が多く複雑な背景や、被写体と似た色の背景も認識を難しくします。このような場合は、以下の対処法を試してください。
- 写真を拡大して再試行する
被写体をピンチアウトで拡大してから長押しすると、認識精度が向上する場合があります。 - 別の写真で試す
より背景がシンプルで、被写体がはっきりと写っている写真で試してみます。 - 別途編集アプリの利用を検討する
写真アプリでの自動切り抜きが難しい場合は、App Storeで提供されている「Pixelmator Photo」や「Procreate」などの専門的な画像編集アプリの利用も検討できます。これらのアプリでは、手動で細かく切り抜き範囲を調整できます。
切り抜き後の画像の保存形式と利用
写真アプリで切り抜いた画像は、背景が透明なPNG形式で保存されます。PNG形式は、透明度を保持できるため、Webサイトの素材、プレゼンテーションのスライド、メッセージアプリのスタンプなど、様々な用途で活用できます。切り抜いた画像を他のアプリにペーストしたり、共有したりする際も、透明な背景が維持された状態で転送されます。これにより、画像加工の幅が広がり、クリエイティブな表現が可能になります。
iOS15以前のiPadOSの場合
この背景切り抜き機能は、iPadOS16以降のバージョンに搭載されています。お使いのiPadがiPadOS15以前のバージョンの場合、この機能は利用できません。機能を利用するには、iPadOSのバージョンをiPadOS16以降にアップデートする必要があります。OSのアップデートは、設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデートから行えます。アップデート前には、念のためiCloudまたはパソコンにバックアップを作成することをおすすめします。
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まとめ
この記事では、iPadの写真アプリに搭載された、画像の背景を自動で切り抜く機能の使い方を詳しく解説しました。被写体を長押しするだけの簡単な操作で、背景が透明な画像を生成できます。切り抜いた画像は、写真アプリに保存したり、他のアプリにコピー・共有したりして活用できます。この機能により、画像編集の手間を大幅に削減し、様々なシーンでクリエイティブな表現が可能になります。ぜひ、iPadの写真アプリの背景切り抜き機能を活用し、写真の利用範囲を広げてみてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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