【iPhone】iPhoneのeSIM対応モデル一覧と物理SIMとの併用パターンの解説

【iPhone】iPhoneのeSIM対応モデル一覧と物理SIMとの併用パターンの解説
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iPhoneで複数の電話番号を使いたい、海外旅行中に現地の回線を利用したいとお考えの方もいるでしょう。

eSIMと物理SIMを併用する「デュアルSIM」機能は、これらの要望を叶える便利な機能です。

この記事では、eSIMに対応するiPhoneモデルの確認方法から、実際の使い方、物理SIMとの併用パターンまで詳しく解説します。

この記事を読むことで、ご自身のiPhoneでeSIMを最大限に活用し、より快適な通信環境を構築できるようになります。

【要点】iPhoneのeSIMを理解し活用するポイント

  • eSIM対応モデルの確認: iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルでeSIMを利用できます。
  • デュアルSIMの活用: 1台のiPhoneで2つの異なる電話番号や通信プランを同時に利用できます。
  • eSIMの追加手順: 設定アプリからキャリアのQRコードや情報を入力することで簡単にeSIMを追加できます。

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iPhoneのeSIMとは?その特徴とデュアルSIMの仕組み

eSIMは、iPhone本体に組み込まれたデジタル形式のSIMカードです。物理SIMのようにカードを抜き差しする必要がありません。通信キャリアのプロファイルをダウンロードすることで、手軽に回線を切り替えたり、追加したりできます。この技術により、ユーザーはより柔軟な通信環境を手に入れられます。

eSIMの大きな特徴は、遠隔で回線情報の書き換えができる点です。これにより、新しいキャリアに乗り換える際や、海外で現地の回線を利用する際に、物理的なSIMカードの交換が不要になります。時間や手間を省き、スムーズに通信環境を整えることができます。

eSIMに対応するiPhoneモデル一覧

日本国内で販売されているiPhoneでは、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルがeSIMに対応しています。これらのモデルは、物理SIMとeSIMの両方を利用できる「デュアルSIM」機能に対応しています。特にiPhone 13以降のモデルでは、2つのeSIMを同時に利用する「デュアルeSIM」にも対応しており、物理SIMなしで2回線運用することも可能です。

ただし、米国で販売されているiPhone 14シリーズ以降のモデルは、物理SIMスロットが搭載されておらず、eSIMのみに対応しています。日本で利用する場合は、キャリアがeSIMに対応しているか事前に確認が必要です。

デュアルSIM機能でできること

デュアルSIM機能を利用すると、1台のiPhoneで2つの異なる電話番号や通信プランを同時に管理できます。例えば、仕事用とプライベート用で電話番号を分けたり、データ通信は格安SIM、音声通話は大手キャリアといった使い分けが可能です。また、海外旅行の際には、日本の回線を維持しつつ、現地のeSIMを追加してデータ通信を安価に利用することもできます。

iPhoneでeSIMを設定・追加する手順

iPhoneにeSIMを追加する手順は、主に通信キャリアから提供されるQRコードをスキャンする方法と、手動で情報を入力する方法があります。ここでは一般的なQRコードを使った追加手順を解説します。

eSIM追加の準備

eSIMを追加する前に、安定したWi-Fi環境に接続していることを確認してください。また、通信キャリアから提供されるeSIMプロファイル用のQRコードや、SM-DP+アドレス、アクティベーションコードなどの情報を用意しておきましょう。

  1. 設定アプリを開く
    iPhoneのホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  2. 「モバイル通信」を選択
    設定メニューの中から「モバイル通信」をタップします。
  3. 「eSIMを追加」をタップ
    「モバイル通信」の画面で、「eSIMを追加」をタップします。
  4. QRコードをスキャンする
    「QRコードを使用」をタップし、カメラでキャリアから提供されたeSIMのQRコードを読み取ります。QRコードがない場合は、「手動で詳細情報を入力」を選択し、必要な情報を入力します。
  5. eSIMの有効化と設定
    画面の指示に従ってeSIMを有効化し、主回線や副回線の設定を行います。これでeSIMの追加は完了です。

主回線と副回線の設定

eSIMを追加した後、デュアルSIMの利用方法を設定します。

  1. 回線のラベルを設定する
    追加したeSIMと既存の物理SIM(または別のeSIM)に、「主回線」「副回線」「データ通信用」などのラベルを付けます。これにより、どの回線が何の目的で使われているか分かりやすくなります。
  2. デフォルト回線を選択する
    「デフォルト回線」の項目で、発信やiMessage、FaceTimeに使用するメインの回線を選択します。
  3. モバイルデータ通信回線を選択する
    「モバイルデータ通信」の項目で、インターネット接続に使用する回線を選択します。通常、データ容量が多いプランや高速な回線をこちらに設定します。
  4. 「モバイルデータ通信の切り替えを許可」の設定
    データ通信回線として設定していない回線でも、必要に応じてデータ通信を利用できるようにするかどうかを設定します。この設定をオンにすると、デフォルトのデータ通信回線が圏外の場合などに自動的に別の回線に切り替わります。

eSIMと物理SIMの併用パターンと活用例

eSIMと物理SIMを併用することで、さまざまな状況でiPhoneの通信機能を最適化できます。

国内での併用例

国内では、例えば仕事用とプライベート用の回線を分けたり、データ通信量が多いプランと通話専用プランを組み合わせたりする際に便利です。

例1: 仕事とプライベートの分離
物理SIMでプライベートの電話番号とデータ通信、eSIMで仕事の電話番号のみを利用します。発信する際にどちらの回線を使うか選択できるため、誤ってプライベート番号から仕事先に電話してしまうといったミスを防げます。

例2: 通信費の最適化
物理SIMで大手キャリアの通話かけ放題プラン、eSIMでデータ通信専用の格安SIMプランを契約します。これにより、安定した通話品質を確保しつつ、データ通信費を抑えることが可能になります。

海外での併用例

海外旅行や出張の際には、現地のeSIMを利用することで、高額な国際ローミング料金を回避できます。

例1: 日本の番号を維持しつつ現地回線を利用
物理SIMに日本のキャリア回線をそのまま残し、eSIMで渡航先の国の通信キャリアのデータ通信専用プランを契約します。日本の番号からの着信やSMSは受け取りつつ、インターネット接続は現地の安価な回線を利用できます。これにより、連絡手段を確保しながら、通信費用を大幅に削減できます。

例2: 短期滞在でのデータ通信
海外で数日間だけデータ通信を利用したい場合に、旅行者向けのeSIMプランを契約します。到着後すぐにインターネットに接続でき、設定も簡単です。

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eSIM利用時の注意点とよくある疑問

eSIMは便利な機能ですが、利用にあたってはいくつかの注意点があります。事前に確認しておくことで、トラブルを回避できます。

eSIMプロファイルの削除と再発行

誤ってeSIMプロファイルを削除してしまった場合、通信ができなくなります。eSIMプロファイルは物理SIMのように再利用できないことがほとんどです。削除してしまった場合は、契約している通信キャリアに連絡し、再発行手続きを行う必要があります。再発行には手数料がかかる場合があるため、削除する際は慎重に操作してください。

対応モデル以外のiPhoneでは利用できない

eSIMは、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルで利用できます。これ以前のモデルではeSIM機能が搭載されていないため、物理SIMのみでの利用となります。ご自身のiPhoneがeSIMに対応しているか、事前にモデル名を確認することが重要です。

海外でのeSIM利用のポイント

海外でeSIMを利用する場合、現地のキャリアがeSIMに対応しているか、また、旅行者向けのeSIMプランを提供しているかを確認する必要があります。購入前に、キャリアのウェブサイトやサポートで情報を収集しましょう。また、海外でのeSIMはデータ通信専用プランが多い傾向にあります。音声通話が必要な場合は、VoIPアプリの利用や、日本の回線を副回線として維持するなどの工夫が必要です。

eSIMと物理SIMの比較表

項目 eSIM 物理SIM
形状 iPhone本体に内蔵 カード型(抜き差し可能)
交換 プロファイルのダウンロード・削除で変更可能 カードの抜き差しが必要
紛失・破損リスク 本体に内蔵のため低い カード紛失・破損のリスクがある
海外での利用 現地のeSIMをダウンロードすればすぐに利用できる 現地のSIMカードを購入・差し替えが必要
対応機種 iPhone XS、XR以降のモデル すべてのiPhoneモデルに対応
複数回線利用 デュアルSIM(eSIM+物理SIMまたはデュアルeSIM)に対応 デュアルSIM(物理SIM+eSIM)に対応

eSIMは、iPhoneの通信機能を大幅に拡張する便利な技術です。

対応モデルの確認から設定方法、そして物理SIMとの併用パターンを理解することで、より柔軟で経済的な通信環境を構築できるようになります。

この記事で解説した手順を参考に、ご自身のiPhoneでeSIMとデュアルSIM機能を活用し、快適なモバイルライフを実現してください。

海外旅行や仕事での活用など、さまざまなシーンでeSIMのメリットを実感できるでしょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。