iPhoneのNFCタグを使って、日常の操作を自動化したいと考えている方もいるでしょう。
ショートカットアプリのNFC自動化機能を使えば、NFCタグを読み取るだけで様々なアクションを自動で実行できます。
この記事では、iPhoneの「ショートカット」アプリでNFC読み取りによる自動化を設定する具体的な手順を解説します。
【要点】iPhoneのNFC自動化でできること
- 新規オートメーションの作成: NFCタグをトリガーとして、特定のショートカットやアクションを自動で実行できます。
- アクションの追加: Wi-Fiのオンオフ、特定のアプリの起動、メッセージの送信など、多様な操作を自動化に組み込めます。
- 実行前の確認設定: 設定したオートメーションが実行される前に、手動での確認を求めるかどうかを設定できます。
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目次
ショートカットアプリのNFC自動化機能の概要
NFCとは近距離無線通信の技術であり、iPhoneのNFC機能を利用してNFCタグの情報を読み取れます。ショートカットアプリのNFC自動化機能は、このNFCタグの読み取りをトリガーにして、あらかじめ設定したアクションを自動で実行するものです。
例えば、自宅の玄関にNFCタグを設置し、iPhoneでタグを読み取るとWi-Fiが自動的にオンになるように設定できます。また、ベッドサイドにタグを置いて、読み取るだけで「おやすみモード」を有効にするなど、様々なシーンで活用可能です。
この機能はiOS 13以降を搭載したiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルで利用できます。それ以前のiPhoneモデルでは、ショートカットアプリから手動でNFCタグをスキャンするアクションを実行する必要があります。
NFC読み取りによる自動化を設定する手順
ここでは、iPhoneの「ショートカット」アプリを使って、NFCタグを読み取ることで特定の操作を自動化する詳細な手順を解説します。
- ショートカットアプリを開く
ホーム画面から「ショートカット」アプリのアイコンをタップして起動します。 - 「オートメーション」タブを選択する
画面下部にあるタブの中から「オートメーション」をタップします。 - 新規オートメーションを作成する
初めてオートメーションを作成する場合は「新規オートメーション」をタップします。すでにオートメーションがある場合は、画面右上の「+」ボタンをタップし、「個人用オートメーション」を選択します。 - トリガーに「NFC」を選択する
オートメーションの新規作成画面で、トリガーの一覧から「NFC」をタップして選択します。 - NFCタグをスキャンして名前を付ける
「NFCタグ」の項目をタップし、iPhoneの上部をNFCタグにかざしてスキャンします。タグが正常に読み取られると、タグに付ける名前を入力する画面が表示されます。任意の名前を入力し、「OK」をタップします。 - 実行するアクションを追加する
NFCタグの登録が完了したら、「次へ」をタップします。次に、このNFCタグを読み取った際に実行したいアクションを追加します。「アクションを追加」をタップし、検索バーで実行したいアクションを検索するか、カテゴリから選択します。 - アクションを設定する
追加したアクションの詳細を設定します。例えば、「Wi-Fiを設定」を選択した場合、「オン」または「オフ」を選択します。「Appを開く」を選択した場合は、開きたいアプリを指定します。 - オートメーションを完了する
アクションの設定が完了したら、「次へ」をタップします。最後に、このオートメーションの実行に関する設定を行います。「実行の前に尋ねる」の項目は、オートメーションが実行される前に確認の通知を表示するかどうかを設定します。完全に自動で実行したい場合は、このトグルをオフにします。設定が完了したら「完了」をタップして保存します。
NFC自動化を利用する上での注意点と制限事項
NFC自動化は便利な機能ですが、利用する際にはいくつかの注意点があります。これらを理解して、スムーズな運用を心がけましょう。
NFC対応モデルの確認
NFCタグのバックグラウンド読み取りに対応しているのは、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデルです。それ以前のモデルでは、ショートカットアプリ内で「NFCタグをスキャン」アクションを組み込んだショートカットを作成し、そのショートカットを手動で実行する必要があります。ご自身のiPhoneモデルがNFC自動化に対応しているかを確認してください。
書き込み可能なNFCタグが必要
ショートカットアプリでNFC自動化を設定するには、NFCタグにiPhoneが認識できる情報を書き込む必要があります。そのため、市販されているNFCタグの中でも、書き込みが可能なNFCタグを用意してください。NFCタグの種類によっては、書き込みができないものもあります。
「実行の前に尋ねる」の設定
オートメーション作成時の「実行の前に尋ねる」設定は、自動実行の利便性に大きく影響します。この設定をオンにしていると、NFCタグを読み取るたびに実行確認の通知が表示され、手動でタップしないとアクションが実行されません。完全に自動でアクションを実行させたい場合は、必ずこの設定をオフにしてください。
NFCタグの物理的な読み取り不良
NFCタグは、iPhone本体との距離や障害物、電波干渉などによって正しく読み取れない場合があります。タグを読み取る際は、iPhoneの上部をタグに近づけ、金属などの干渉物を避けるようにしてください。また、タグが破損している場合も読み取り不良の原因となります。
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NFCトリガーと他のトリガーの比較
ショートカットアプリのオートメーションでは、NFC以外にも様々なトリガーを設定できます。ここでは、代表的なトリガーとNFCトリガーを比較します。
| 項目 | NFCトリガー | 時刻トリガー | 位置情報トリガー |
|---|---|---|---|
| トリガー条件 | NFCタグの物理的な読み取り | 指定した時刻 | 指定した場所への到着または出発 |
| 手動操作の有無 | NFCタグへのiPhoneかざしが必要 | 完全に自動実行 | 完全に自動実行 |
| 設定の柔軟性 | タグごとに異なるアクションを設定可能 | 毎日、毎週など繰り返し設定が可能 | 複数の場所を設定可能 |
| 利用シーン | 特定の場所での設定切り替え、特定のアプリ起動 | 毎朝の天気予報読み上げ、夜間のモード切り替え | 自宅到着時のWi-Fiオン、職場出発時のリマインダー |
| バッテリー消費 | 読み取り時のみNFC機能が動作するため消費は少ない | バックグラウンドで時刻を監視するため消費は少ない | GPSを継続的に使用するため消費がやや大きい |
まとめ
この記事では、iPhoneのショートカットアプリでNFC読み取りによる自動化を設定する手順を解説しました。
NFC自動化を活用することで、NFCタグをかざすだけでWi-Fiのオンオフや特定のアプリの起動など、iPhoneの様々な操作を自動化できます。
複数のNFCタグを用意し、自宅や職場、車の中など、場所に応じた自動化アクションを組み合わせて、より効率的なiPhoneの利用を試してください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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