【iPhone・iPad】iPhoneのPagesで原稿をePub電子書籍として書き出す手順

【iPhone・iPad】iPhoneのPagesで原稿をePub電子書籍として書き出す手順
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iPhoneのPagesアプリで作成した原稿を、ePub形式の電子書籍として書き出したいと考えている方もいるでしょう。ePubは多くの電子書籍リーダーで利用できる標準的なフォーマットです。この記事では、Pagesで作成した文書をePubファイルとして書き出す具体的な手順を解説します。この手順を理解すれば、自作の原稿を電子書籍化し、共有できるようになります。

【要点】Pagesで作成した原稿をePub電子書籍として書き出す方法

  • Pagesアプリで文書を開く: 書き出したい原稿が保存されているPagesアプリを開きます。
  • 書き出しオプションを選択する: 共有メニューから「書き出す」を選択し、フォーマットとして「ePub」を選びます。
  • ePubファイルとして保存・共有する: 書き出したePubファイルを、iCloud Driveや他のアプリに保存したり、メールで送信したりします。

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PagesでePub書き出しが可能な理由

PagesはAppleが開発するワープロソフトであり、文書作成だけでなく、様々な形式への書き出し機能を備えています。その一つがePub形式です。ePubは、EPUB Production Groupによって策定されたオープンな電子書籍フォーマットであり、リフロー型表示を基本としています。これにより、読者のデバイス画面サイズに合わせて文字の大きさや行間が自動調整され、快適な読書体験を提供します。PagesはこのePubの仕様に準拠したファイルを生成できるため、作成した原稿を容易に電子書籍化できるのです。

ePub電子書籍として書き出す手順

  1. Pagesアプリを開く
    iPhoneまたはiPadのホーム画面から「Pages」アプリをタップして開きます。
  2. 書き出したい文書を選択する
    Pagesアプリ内で、ePubとして書き出したい文書のリストが表示されます。対象の文書をタップして開きます。
  3. 「…」アイコンをタップする
    文書が開いたら、画面右上の「…」(その他の操作)アイコンをタップします。
  4. 「書き出す」を選択する
    表示されるメニューから「書き出す」を選択します。
  5. フォーマットとして「ePub」を選択する
    書き出し可能なフォーマットのリストが表示されます。この中から「ePub」をタップして選択します。
  6. ePubオプションを設定する(任意)
    ePubのオプション画面が表示されます。ここでは、「表紙」や「タイトル」、「著者名」などを設定できます。通常はデフォルトのままで問題ありませんが、必要に応じて編集してください。設定後、「次へ」をタップします。
  7. 保存先を選択する
    書き出されたePubファイルをどこに保存するか、またはどのように共有するかを選択する画面が表示されます。
    • 「ファイル」アプリに保存する場合: 「ファイル」アプリのアイコンをタップし、保存したい場所(iCloud Driveや「このiPhone内」など)を選択して「保存」をタップします。
    • メールで送信する場合: 「メール」アプリのアイコンをタップし、宛先を入力して送信します。
    • その他のアプリで共有する場合: AirDropやLINEなど、その他の共有オプションが表示される場合は、利用したいアプリのアイコンをタップします。

ePub書き出し時の注意点とよくある質問

表紙画像の設定について

PagesのePub書き出し機能では、文書の最初のページを自動的に表紙として使用するか、自分で画像を指定することができます。表紙画像は、電子書籍ストアやライブラリで表示されるため、視覚的な魅力は重要です。もし、表紙画像が意図した通りに表示されない場合は、画像ファイルの形式やサイズを確認してください。一般的にはJPEGやPNG形式の画像が推奨されます。

レイアウト崩れを防ぐためのポイント

Pagesで作成した文書のレイアウトがePub書き出し後に崩れてしまうことがあります。特に、複雑な表や段組み、特殊なフォントを使用している場合に起こりやすいです。ePubはリフロー型表示が基本のため、固定レイアウトのデザインは再現が難しい場合があります。書き出し前に、Pages上でできるだけシンプルなレイアウトに調整することをおすすめします。

画像や図の表示について

文書内に挿入した画像や図は、ePubファイルにも埋め込まれます。ただし、画像ファイルのサイズが大きいと、ePubファイルの全体サイズも大きくなり、読み込みに時間がかかる可能性があります。書き出し前に、画像の解像度を適切に調整し、ファイルサイズを最適化しておくと良いでしょう。Pagesでは、画像の「代替テキスト」を設定することも可能で、これはアクセシビリティの観点からも推奨されます。

Pagesのバージョンによる違い

ePub書き出し機能は、Pagesの比較的新しいバージョンで提供されています。もし、この機能が見当たらない場合は、App StoreからPagesアプリを最新バージョンにアップデートしてください。iOS/iPadOSのバージョンが古い場合も機能が制限されることがあるため、OSも最新の状態に保つことが望ましいです。

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Pagesと他の電子書籍作成ツールとの比較

項目 Pages Calibre Sigil
対応OS iOS, iPadOS, macOS Windows, macOS, Linux Windows, macOS, Linux
操作の容易さ 非常に簡単 中程度 中〜高程度
機能性 基本的なePub書き出し 高度な編集、変換、管理 ePubの直接編集、EPUB3対応
学習コスト 低い 中程度 高程度
主な用途 手軽な電子書籍化 多様なフォーマット変換、書籍管理 プロフェッショナルなePub編集

Pagesは、iPhoneやiPadで手軽にePubファイルを作成したい場合に最適です。しかし、より高度な編集やフォーマット変換を行いたい場合は、Calibreのような管理・変換ツールや、SigilのようなePub専門の編集ソフトの利用を検討すると良いでしょう。Pagesは、あくまで文書作成アプリの一部機能としてePub書き出しを提供しているため、機能は限定的です。

この記事では、iPhoneのPagesアプリを使用して、作成した原稿をePub電子書籍として書き出す手順を解説しました。この手順に従うことで、Pagesで書いた文章を、多くのデバイスで読めるePub形式に変換できます。書き出しオプションの設定やレイアウトの調整に注意することで、より高品質な電子書籍を作成できるでしょう。今後は、書き出したePubファイルをKindleなどの電子書籍リーダーで読んだり、iBooks Storeなどで販売したりすることも可能です。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。