【iPhone・iPad】iPhoneのボイスメモで風切り音を自動で除去する設定

【iPhone・iPad】iPhoneのボイスメモで風切り音を自動で除去する設定
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iPhoneやiPadのボイスメモは、手軽に音声を記録できる便利な機能です。

しかし、屋外での録音などでは、風切り音や周囲の雑音が入り込み、重要な会話が聞き取りにくくなることがあります。

このような音質の課題は、ボイスメモに搭載された「録音の補強」機能で改善できます。

この記事では、iPhone・iPadのボイスメモで風切り音を自動的に除去し、クリアな音声を再生するための設定方法を詳しく解説します。

この手順により、録音した音声コンテンツをより快適に利用できるようになります。

【要点】ボイスメモの音質を改善する主要設定

  • 録音の補強: ボイスメモの録音後にノイズや風切り音を自動軽減し、音声を明瞭にします。
  • オーディオの品質設定: 録音前の設定で音質を「非圧縮」にし、より高品質なデータで記録します。
  • 録音のトリミングと削除: 不要な部分をカットし、必要な情報だけを残して効率的に管理できます。

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ボイスメモの「録音の補強」機能とその仕組み

iPhoneのボイスメモアプリに搭載されている「録音の補強」機能は、録音された音声ファイルの音質を自動で最適化するツールです。

この機能は、機械学習アルゴリズムを利用して、録音データの中から人間の声や主要な音源を識別します。

同時に、背景に存在する定常的なノイズや突発的な風切り音、環境音などを分析し、それらの不要な要素を効果的に軽減します。

具体的には、ノイズ成分の周波数帯域を特定し、その部分の音量を下げることで、主要な音声が聞き取りやすくなるように調整します。

この処理は録音後に実行されるため、元のデータはそのままに、編集として新しいバージョンを生成できます。

これにより、屋外でのインタビューや会議の記録、個人的なメモなど、さまざまなシチュエーションでクリアな音声を手軽に得られます。

ボイスメモの風切り音を自動除去する操作手順

ボイスメモの「録音の補強」機能を使って、録音された音声から風切り音やノイズを除去する具体的な手順を解説します。

この操作は、録音済みのファイルに対していつでも適用できます。

  1. ボイスメモアプリを開く
    iPhoneまたはiPadのホーム画面にある「ボイスメモ」アイコンをタップしてアプリを起動します。
  2. 編集したい録音を選択する
    録音リストの中から、音質を改善したい録音ファイルをタップして選択します。選択したファイルがハイライト表示されます。
  3. 詳細メニューを開く
    選択した録音ファイルの下部に表示される「…」アイコンをタップします。これにより、録音に関する操作メニューが表示されます。
  4. 「録音を編集」を選択する
    表示されたメニューの中から「録音を編集」をタップします。録音の編集画面に切り替わります。
  5. 「録音の補強」機能を適用する
    編集画面の左上にある、魔法の杖のようなアイコンをタップします。このアイコンが「録音の補強」機能のボタンです。タップすると、即座にノイズ軽減処理が開始されます。
  6. 音質改善効果を確認する
    録音の補強が適用された後、再生ボタンをタップして音声を試聴します。風切り音や背景ノイズが軽減され、主要な音声がクリアになったことを確認してください。効果が気に入らない場合は、もう一度魔法の杖アイコンをタップすると元の状態に戻せます。
  7. 編集を保存する
    音質改善に満足した場合、画面右下にある「完了」をタップします。これにより、補強された音声が保存され、元の録音ファイルに編集内容が適用されます。

ボイスメモの録音品質に関する設定と事前準備

録音後に「録音の補強」機能を利用するだけでなく、録音そのものの品質を事前に最適化することも重要です。

以下の設定や準備を行うことで、最初からクリアな音声データを記録しやすくなります。

オーディオの品質設定を変更する

ボイスメモアプリの録音品質は、設定アプリから変更できます。

高音質で録音することで、後からの編集での音質劣化を最小限に抑えられます。

  1. 「設定」アプリを開く
    iPhoneまたはiPadのホーム画面から歯車のアイコンの「設定」アプリをタップします。
  2. 「ボイスメモ」を選択する
    設定画面を下にスクロールし、「ボイスメモ」の項目をタップします。
  3. 「オーディオの品質」をタップする
    ボイスメモの設定画面内にある「オーディオの品質」をタップします。
  4. 「非圧縮」を選択する
    「非圧縮」をタップして選択します。これにより、ファイルサイズは大きくなりますが、音質の劣化が少ない最高品質での録音が可能になります。「圧縮」を選択するとファイルサイズは小さくなりますが、音質は若干低下します。

録音時のマイクと環境の確認

iPhoneやiPadのマイクは、本体の底部(Lightning/USB-Cポートの近く)や上部に搭載されています。

録音時には、これらのマイク穴が指やケースなどで塞がれていないかを確認してください。

また、風の強い場所での録音は避け、可能な限り静かで風の影響を受けにくい環境を選ぶことが重要です。

風が直接マイクに当たると、強い風切り音が発生しやすくなります。

必要に応じて、外部マイクの使用も検討すると、さらに高品質な録音が可能になります。

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「録音の補強」機能の限界とその他の対処法

「録音の補強」機能は非常に便利ですが、万能ではありません。機能の限界を理解し、必要に応じて他の対処法も検討することが大切です。

補強効果が期待通りにならない場合

「録音の補強」機能は、特定の種類のノイズに対しては高い効果を発揮しますが、全ての風切り音や複雑な環境ノイズを完全に除去できるわけではありません。

特に、風切り音が非常に強い場合や、話し声とノイズの周波数帯域が重なっている場合、期待したほどの効果が得られないことがあります。

この機能は、あくまで音質を「補強」するものであり、プロフェッショナルなノイズ除去ツールのような完璧な結果を保証するものではありません。

録音のトリミングで不要な部分を削除する

録音の冒頭や終盤に風切り音や無音の時間が含まれている場合、その部分をトリミング(切り取り)することで、聞きたい部分だけをクリアにできます。

  1. 「録音を編集」画面を開く
    対象の録音ファイルを選択し、「…」アイコンから「録音を編集」をタップします。
  2. トリミングアイコンをタップする
    画面右上のトリミングアイコン(四角い枠に矢印のアイコン)をタップします。
  3. トリミング範囲を調整する
    波形の下に表示される黄色のスライダーを左右にドラッグして、残したい音声の範囲を設定します。不要な風切り音の部分を除外するように調整してください。
  4. 「トリミング」または「保存」をタップする
    調整後、右下の「トリミング」をタップし、さらに「保存」をタップして変更を適用します。

外部アプリやツールを利用する

ボイスメモの標準機能で満足できない場合、App Storeで提供されているサードパーティ製の音声編集アプリを検討することも有効です。

これらのアプリには、より高度なノイズ除去機能やイコライザー調整機能が搭載されている場合があります。

録音したファイルを共有機能を使って別のアプリに渡し、そこで詳細な編集を行うことができます。

専門的な編集が必要な場合は、パソコン用の音声編集ソフトウェアの利用も視野に入れると良いでしょう。

古いiOSバージョンでの機能差

「録音の補強」機能は、特定のiOSバージョン以降で利用可能になりました。お使いのiPhoneやiPadのiOSバージョンによっては、この機能が見当たらない場合があります。「録音の補強」機能は、iOS 14およびiPadOS 14以降で提供されています。

  1. iOSバージョンの確認手順
    iPhoneまたはiPadの「設定 → 一般 → 情報」で「iOSバージョン」または「iPadOSバージョン」を確認します。
  2. iOSのアップデート手順
    機能が見当たらない場合は、「設定 → 一般 → ソフトウェア・アップデート」から最新バージョンへのアップデートを検討してください。アップデート前にはiCloudまたはパソコンにバックアップを作成しておくことを強く推奨します。

まとめ

iPhone・iPadのボイスメモには、録音後の音声から風切り音やノイズを自動で軽減する「録音の補強」機能が搭載されています。

この記事で解説した手順で、録音リストからファイルを選び、編集画面の魔法の杖アイコンをタップするだけで、手軽に音質を改善できます。

また、録音前に「設定 → ボイスメモ → オーディオの品質」で「非圧縮」を選択し、適切な録音環境を整えることも重要です。

「録音の補強」機能の限界を理解し、トリミングやiOSアップデート、外部アプリの利用も視野に入れることで、ボイスメモをより効果的に活用できるようになります。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。