【確定申告/e-Tax】読み取りを常に許可!ブラウザ設定で何度も出るエラーを回避する方法

【確定申告/e-Tax】読み取りを常に許可!ブラウザ設定で何度も出るエラーを回避する方法
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確定申告の手続きをインターネットで行う際、マイナンバーカードを読み取ろうとするたびに「カメラの使用を許可しますか?」「位置情報の利用を許可しますか?」といった確認画面が何度も出てきて、その都度ボタンを押す作業に煩わしさを感じていませんか。中には、正しく「許可」を押したはずなのに、なぜかエラー画面に戻ってしまい、同じ操作を何度も繰り返す「エラーの無限ループ」に陥ってしまう方も少なくありません。この現象は、お使いのインターネット閲覧ソフト(ブラウザ)のセキュリティ設定が、プライバシーを守るために毎回確認を求めるように設定されていることが原因です。本記事では、確定申告の作業中だけはスムーズに手続きが進むよう、読み取り設定を「常に許可」の状態に固定し、何度も出るエラーを回避するための具体的な設定手順を詳しく解説します。

【要点】読み取りエラーを未然に防ぎ、作業効率を上げる3つの設定変更

  • 「サイトの設定」で許可を固定する: 特定のサイト(マイナポータルやe-Tax)に対してのみ、カメラや通信の許可をあらかじめ与えておく。
  • ポップアップブロックを一時的に解除する: 暗証番号入力画面などの「新しい窓」が自動で開くのを妨げないよう設定を調整する。
  • 標準ブラウザを最新状態に保つ: 設定が反映されない原因となる古いバージョンを更新し、最新のセキュリティ環境に適合させる。

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お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「【2026年(令和8年)版】確定申告トラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

1. なぜブラウザは何度も「許可」を求めてくるのか

私たちが普段使っているブラウザ(Safari、Chrome、Edgeなど)にとって、スマートフォンのカメラやパソコンに接続されたICカードリーダー、あるいは位置情報といった機能は、非常に機密性の高い「プライバシーに関わる領域」です。もし、あらゆるサイトが自由にこれらの機能を使えてしまうと、知らないうちに顔を撮影されたり、居場所を特定されたりする危険性があります。そのため、ブラウザはデフォルト(初期設定)で「サイトがこれらの機能を使おうとしたら、必ずユーザーに確認する」というルールを持っています。確定申告のサイトは非常に高い安全性が確保されていますが、ブラウザにとっては他のサイトと同じ「一つのウェブサイト」に過ぎないため、読み取りのたびに「本当に許可して良いですか?」と慎重に問いかけてくるのです。この確認作業を簡略化するためには、信頼できる特定のサイトに対してだけ「常に許可して良い」という特例の設定を行う必要があります。


2. iPhone(Safari)で「常に許可」を設定する手順

iPhoneをお使いの方にとって、標準ブラウザであるSafariの設定を見直すことが、エラー回避の最短ルートです。一度設定してしまえば、何度もボタンを押す必要がなくなります。

2-1. 特定のサイトごとに設定を変更する

  1. Safariでマイナポータルやe-Taxのページを開きます。
  2. 画面下のURLが表示されているバーの左端にある「ぁあ」または「AA」というアイコンをタップします。
  3. メニューの中から「Webサイトの設定」を選択します。
  4. 「カメラ」や「マイク」、さらには「位置情報」という項目を探し、設定を「確認」から「許可」に変更します。

2-2. 設定アプリから全体のルールを変更する

サイトごとの設定がうまくいかない場合は、iPhone本体の設定から一括で変更することも可能です。

  1. ホーム画面から「設定」アプリを開きます。
  2. 下にスクロールして「Safari」をタップします。
  3. さらに下へスクロールし、「Webサイトの設定」セクションにある「カメラ」をタップします。
  4. ここで「許可」にチェックを入れると、今後すべてのサイトで確認なしにカメラが起動するようになります。※作業が終わった後は「確認」に戻しておくことをお勧めします。

3. Androidやパソコン(Google Chrome)で許可を固定する手順

AndroidスマートフォンやWindowsパソコンでGoogle Chromeを使用している場合、より細かい「サイトの設定」が可能です。特定のURLに対してのみ権限を解放することで、安全性を保ちつつ便利に手続きを進められます。

3-1. アドレスバーから素早く設定する

  1. Chromeで確定申告のサイトを開いている状態で、画面上のURLの左横にある「鍵マーク(または設定アイコン)」をタップ(クリック)します。
  2. 「サイトの設定」を選択します。
  3. 表示されるリストの中から「カメラ」や「NFC(近距離無線通信)」を探し、右側のプルダウンやスイッチを「許可」に切り替えます。

3-2. ポップアップとリダイレクトの許可

確定申告では、暗証番号を入力する際に別の小さなウィンドウが開くことがあります。これが「広告」と間違われてブロックされてしまうと、手続きが止まってしまいます。同じ設定画面(サイトの設定)内にある「ポップアップとリダイレクト」も必ず「許可」に設定しておきましょう。


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4. 徹底比較:設定状況による読み取り成功率の違い

設定をそのままにした場合と、「常に許可」に変更した場合で、どれほど手続きの負担が変わるかを比較しました。

設定内容 初期設定(確認を求める) 推奨設定(常に許可)
操作の手間 読み取りのたびにポップアップが出る 一撃で読み取りが開始される
エラーのリスク 「拒否」を誤タップすると即座に中断 誤操作による中断がなくなる
画面の切り替わり 確認画面を挟むためワンテンポ遅れる スムーズに次の入力画面へ進む
設定の持続性 毎回リセットされる場合が多い 一度設定すれば期間中は有効

5. 設定が反映されない・消えてしまう時の解決策

「設定を変更したのに、また確認画面が出る」という場合、いくつかの特殊なモードが影響している可能性があります。ご自身の利用状況を振り返ってみましょう。

5-1. 「プライベートモード」や「シークレットモード」の利用

ブラウザの履歴を残さない「プライベートブラウズモード(Safari)」や「シークレットモード(Chrome)」で手続きを行っていませんか? これらのモードは、ブラウザを閉じた瞬間にすべての設定や許可を破棄(削除)するように設計されています。そのため、一度許可を与えても、次にサイトを開いた時には再び「初めて来たサイト」として扱われ、確認を求められてしまいます。確定申告の作業中は、通常のモードでブラウザを利用することをお勧めします。

5-2. キャッシュ削除機能の干渉

スマートフォンの掃除アプリ(クリーンアップソフト)などが、ブラウザの設定を自動で消去している場合があります。また、ブラウザの設定で「終了時にCookie(クッキー)を削除する」がオンになっている場合も、許可設定が保存されません。一時的にこれらの機能をオフにするか、除外リストに加える必要があります。


6. セキュリティ面での不安を解消する考え方

「常に許可」という設定は便利ですが、セキュリティ上の不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、今回設定を変更するのはあくまで「マイナポータル」や「国税庁 e-Tax サイト」といった、公的で信頼性の高いサイトに対してのみです。

安心のポイント: ブラウザの設定画面では、全てのサイトに対して許可を与えるのではなく、特定のサイトのURL(ドメイン)を指定して許可を与えることができます。これにより、悪意のある他のサイトにカメラやデータを勝手に使われる心配はありません。確定申告が終わった後に、設定を元の「確認」に戻せば、さらに万全なセキュリティ状態に戻すことができます。


7. 盲点:パソコンの「OS側のプライバシー設定」

ブラウザの設定を完璧にしても、パソコン本体(WindowsやMac)の設定で「アプリによるカメラの使用」が禁止されていると、読み取りは絶対に成功しません。もしブラウザが「カメラが見つかりません」といったエラーを出す場合は、パソコンの「設定」アプリを開き、「プライバシーとセキュリティ」から、カメラや外部機器へのアクセスがオンになっているかを確認してください。


8. まとめ:設定の「ひと手間」が大きな時短に繋がります

確定申告の手続きは、ただでさえ数字の入力や書類の整理で神経を使う作業です。そんな中、ブラウザが何度も何度も許可を求めてくることは、集中力を削ぎ、エラーによるストレスを増幅させる原因となります。しかし、今回解説したように、ブラウザの「サイトの設定」を正しく見直し、信頼できるサイトに対してあらかじめ「許可」を固定しておくことで、驚くほどスムーズに作業を進めることが可能になります。

「何度も同じことを聞かれる」という状況は、あなたのパソコンやスマートフォンが、あなたの情報を守ろうと一生懸命に働いている証拠でもあります。その働きを、確定申告という大切な場面においてだけは、賢くコントロールしてあげてください。一度設定を整えてしまえば、あとは画面の案内に従って進むだけです。煩わしいポップアップに邪魔されることなく、あなたが一日でも早く無事に申告を完了し、晴れやかな気持ちで春を迎えられることを心から願っています。落ち着いて設定を一つずつ確認し、最後の送信まで一気に駆け抜けてください。

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【2026年版】確定申告トラブル完全解決データベース e-Taxの接続エラーやカード読み取り不良など、この記事以外の解決策も網羅しています。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。