【マイナポータル/確定申告】ボタンが押せない!広告ブロックソフトが干渉している時の解除手順

【マイナポータル/確定申告】ボタンが押せない!広告ブロックソフトが干渉している時の解除手順
🛡️ 超解決

確定申告の手続きをパソコンで進めている際、「次へ」や「ログイン」といった重要なボタンをクリックしても全く反応しない、あるいは画面の一部が表示されないというトラブルがよく起こります。入力を完璧に済ませたはずなのに、肝心のボタンが押せないもどかしさは、確定申告という大きな作業の中では非常に堪えるものです。この原因として意外と見落とされがちなのが、ブラウザに導入している『広告ブロックソフト(拡張機能)』の干渉です。本来、迷惑なネット広告を消すための便利な道具ですが、確定申告のサイトが動かそうとするプログラムを「広告」と勘違いして止めてしまうことがあります。本記事では、広告ブロック機能がどのように手続きを邪魔しているのかを解き明かし、安全に解除して作業を再開するための手順を詳しく解説します。

【要点】広告ブロックの干渉を解き、ボタンを反応させるための3つの対策

  • 特定のサイトだけ「一時停止」させる: 全てのサイトの広告ブロックを止めるのではなく、国税庁やマイナポータルだけを対象外にする。
  • ブラウザ内蔵の保護機能を調整する: BraveやEdgeなど、ブラウザ自体に備わっている強力なブロック機能を一時的に緩める。
  • 「隠れたブロック機能」を点検する: セキュリティソフトについている広告遮断機能が裏側で動いていないか確認する。

ADVERTISEMENT

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「【2026年(令和8年)版】確定申告トラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

1. なぜ「親切なはずのソフト」が確定申告を邪魔するのか

私たちが普段のインターネット閲覧を快適にするために使っている『AdBlock(アドブロック)』や『uBlock Origin(ユーブロック・オリジン)』といったソフトは、ウェブサイトの裏側で動いているプログラムを常に監視しています。彼らは、画面を書き換えたり、別のウィンドウを勝手に開こうとしたりする動きを「迷惑な広告だ」と判断して強制的に停止させます。しかし、確定申告のサイトやマイナポータルは、本人確認のために新しい窓(ポップアップ)を開いたり、入力内容を計算するために複雑なプログラムを動かしたりします。広告ブロックソフトから見れば、この「確定申告の正しい動き」と「迷惑な広告の動き」の区別がつかず、一律にボタンの機能を封じ込めてしまうのです。これはソフトの不具合ではなく、あまりにも強力な守りが裏目に出てしまっている状態と言えます。


2. 広告ブロックソフトの種類と見分け方

まずは、自分のブラウザで何が動いているのかを確認しましょう。自分では入れた覚えがなくても、パソコンを買った際や設定時に自動的に組み込まれていることがあります。

2-1. ブラウザの右上にある「アイコン」をチェック

Google ChromeやMicrosoft Edgeの画面右上を見てみてください。以下のようなマークはありませんか?

  • 赤い看板のようなマーク: 「AdBlock」や「Adblock Plus」など。
  • 盾のようなマーク: 「uBlock Origin」や、ブラウザ独自の保護機能。
  • パズルのピースのマーク: ここをクリックすると、隠れている広告ブロックソフトが表示されます。

これらのアイコンが見つかったら、それが「ボタンが押せない」犯人である可能性が極めて高いです。


3. 実践:特定のサイトだけでブロックを解除する手順

広告ブロックソフトを完全に消す必要はありません。確定申告のサイトだけを「特別扱い(例外)」にするのが最もスマートな解決策です。

3-1. アイコンから直接操作する(最も簡単)

  1. マイナポータルや確定申告のページを開いた状態で、右上の広告ブロックソフトのアイコンをクリックします。
  2. メニューの中に「このサイトでのみ一時停止」「このサイトでは常に無効」といった選択肢を探します。
  3. スイッチをオフ(色が消える状態)に切り替えたら、画面を再読み込み(F5キーまたは更新ボタン)してください。

3-2. ブラウザ独自の機能(BraveやEdgeなど)を解除する

特別なソフトを入れていなくても、ブラウザ自体が広告を消している場合があります。

  • Brave(ブレイブ)をお使いの場合: アドレスバー右端の「ライオンのマーク」をクリックし、「シールド」をオフにします。
  • Edge(エッジ)をお使いの場合: アドレスバー左端の「鍵マーク」をクリックし、「このサイトのトラッキング防止をオフ」にします。

ADVERTISEMENT

4. 徹底比較:ブロック有効時と解除時の「申告画面」の違い

設定一つで、手続きの進み具合がどれほど変わるかを整理しました。

確認したい箇所 ブロック有効(初期状態) 解除済み(推奨状態)
「次へ」ボタンの反応 クリックしても全く無反応 即座に画面が切り替わる
ログイン画面 マイナンバーカードの枠が出ない 読み取り案内が正しく表示される
ヘルプ・説明文 吹き出しなどが消えてしまう 必要なガイドが全て表示される
エラーメッセージ 警告文すら表示されず止まる 不備がある箇所を赤文字等で通知

5. 意外な落とし穴:セキュリティソフトの「おせっかい」

ブラウザのアイコンを全て確認し、広告ブロックも止めた。それでもボタンが押せない場合、最後に疑うべきはパソコンに入れている「ウィルス対策ソフト(ノートン、ウィルスバスター、カスペルスキーなど)」です。これらには、ブラウザの外側から広告や追跡プログラムを止める機能がついています。

5-1. セキュリティソフトの設定見直し

各ソフトの管理画面を開き、「ウェブ保護」「バナー広告防止」「プライバシー保護」といった名称の項目を探してください。もしオンになっていれば、確定申告の作業中だけ一時的にオフにしてみましょう。ブラウザとセキュリティソフトの『二重の門番』が、あなたの行く手を阻んでいるケースは非常に多いのです。


6. 設定変更後、必ずやるべき「最後の一押し」

ブロックを解除しただけでは、開いている画面がまだ「ブロックされた状態」を引きずっていることがあります。確実に効果を出すために、以下の操作を忘れないでください。

  • 「Ctrl + F5」で強制更新: ページを単に更新するのではなく、キーボードの「Ctrlキー」を押しながら「F5キー」を押すと、古い情報を完全に捨ててサイトを読み込み直します。
  • ブラウザを立ち上げ直す: 一度全てのウィンドウを閉じ、もう一度最初から確定申告のサイトへアクセスしてください。これが最も確実な「リセット」になります。

7. セキュリティへの不安を解消するために

「広告ブロックをオフにすると、ウイルスに感染しやすくなるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。しかし、今回許可を与えるのは「国税庁 (nta.go.jp)」や「マイナポータル (myna.go.jp)」という、極めて信頼性の高い公的サイトのみです。他の無関係なサイトでは引き続きブロック機能は働きますので、安全性は保たれています。確定申告が終わった後に、設定を元に戻せば、さらに万全のセキュリティ状態に戻すことができます。


8. まとめ:門番を少し休ませて、申告書を完遂しましょう

確定申告という一分一秒を争う忙しい時期に、ボタンが反応しないトラブルは、機械が苦手な方にとって絶望的な気持ちにさせられるものです。しかし、その原因の多くは、あなたのパソコンが壊れているわけではなく、あなたの情報を守ろうとする「広告ブロックソフト」の熱心すぎる働きによるもの。今回解説した手順で、特定のサイトだけ門番を休ませてあげれば、止まっていた「次へ」の扉は驚くほどあっさりと開きます。

設定を一つずつ整えて、機械を自分に合わせた状態に導いてあげること。それが、ストレスなく、正確に確定申告を終わらせるための秘訣です。無事にボタンが反応し、あなたの申告書が滞りなく送信完了までたどり着けることを心から願っています。落ち着いて、もう一度ブラウザの右上のアイコンを覗いてみてください。道は必ず開けます。

🏛️
【2026年版】確定申告トラブル完全解決データベース e-Taxの接続エラーやカード読み取り不良など、この記事以外の解決策も網羅しています。

ADVERTISEMENT

この記事の監修者
✍️

超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。