【確定申告/e-Tax/マイナポータル】ウイルスバスターやノートンがe-Taxをブロックしている時の除外設定

【確定申告/e-Tax/マイナポータル】ウイルスバスターやノートンがe-Taxをブロックしている時の除外設定
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確定申告の手続きをインターネットで進めている際、画面が真っ白なまま動かなくなったり、「通信エラー」という文字が出てログインが阻まれたりすることがあります。パソコンの設定もブラウザの更新も完璧なはずなのに、なぜか扉が開かない。そんな時、裏側で「熱心すぎる仕事」をしているのが、あなたがパソコンに入れている『ウイルス対策ソフト(セキュリティソフト)』です。ウイルスバスターやノートン、マカフィーといったソフトは、あなたのパソコンを守る頼もしい『用心棒』ですが、確定申告のような極めて機密性の高い通信を、あまりの慎重さゆえに「怪しい動き」と勘違いして止めてしまうことがあります。本記事では、この頼もしい用心棒に「国税庁やマイナポータルは安全な相手だよ」と教えてあげるための『除外設定』の手順を詳しく解説します。

【要点】セキュリティソフトによるブロックを解除し、通信を正常化する3つの手順

  • 「10分間だけ」の停止テストを行う: まずはソフトを一時的に止めてみて、本当にセキュリティソフトが原因かどうかを切り分ける。
  • 「例外リスト(除外設定)」に登録する: 国税庁(e-Tax)やマイナポータルの住所(URL)を登録し、荷物検査をパスできるようにする。
  • 「Web脅威対策」のレベルを調整する: インターネットの監視が強すぎる場合は、確定申告の期間中だけ設定を少し緩める。

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1. なぜ「守るためのソフト」が確定申告を邪魔するのか

セキュリティソフトの役割は、外から入ってくる怪しい通信を遮断し、中から勝手に出ていく情報を止めることです。一方で、確定申告(e-Tax)やマイナポータルは、マイナンバーカードの情報を読み取り、暗号化という「特別な鍵」をかけて頻繁にデータのやり取りを行います。この『頻繁で複雑なデータの往来』が、セキュリティソフトの目には「許可なく大量のデータを送受信している不審な動き」に見えてしまうことがあります。いわば、非常に厳しい警備員が、急ぎの用事で駆け込んできたあなたを「見たことがない動きをしている」という理由で、入り口で取り押さえてしまっている状態です。この誤解を解くためには、警備員に対して「この相手(国税庁など)との通信は、私が許可した特別なものだ」という許可証を発行してあげる必要があります。


2. 最初に行う「犯人探し」:セキュリティソフトの停止テスト

難しい設定を変える前に、まずは本当にセキュリティソフトが邪魔をしているのかを確認しましょう。これを「切り分け」と呼びます。

2-1. 一時停止の手順

  1. 画面の右下(時計の近く)にある小さな矢印(^)をクリックして、隠れているアイコンを表示します。
  2. ウイルスバスターやノートンのアイコンを右クリックします。
  3. 「シールドを無効にする」「ウイルス監視を一時停止」「15分間無効にする」といった項目を探してクリックします。

この状態で、もう一度確定申告のサイトへアクセスしてみてください。もし、これでスムーズにログインできたり画面が表示されたりするなら、犯人は間違いなくセキュリティソフトです。確認が終わったら、安全のためにすぐにソフトを「有効」に戻しておきましょう。


3. ウイルスバスター(トレンドマイクロ)での除外設定

日本で利用者の多いウイルスバスターの場合、「Web脅威対策」という機能がブロックの鍵を握っていることが多いです。

3-1. 設定画面での操作

  1. ウイルスバスターのメイン画面を開き、「設定(歯車マーク)」をクリックします。
  2. 左側のメニューから「例外設定」を選択し、さらに「Webサイト」タブをクリックします。
  3. 「追加」ボタンを押し、以下のURLを入力して登録します。
    • *.nta.go.jp (国税庁・e-Tax用)
    • *.myna.go.jp (マイナポータル用)
  4. 処理を「許可」に設定し、「適用」または「OK」を押します。

これで、ウイルスバスターはこれらのサイトとの通信を「検査なし」で通してくれるようになります。


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4. ノートン(Norton)での除外設定

ノートンの場合、通信の通り道を監視する「スマート・ファイアウォール」の設定を変更します。

4-1. 設定画面での操作

  1. ノートンのメイン画面から「設定」をクリックします。
  2. 「ファイアウォール」を選択し、「プログラム制御」または「一般設定」を確認します。
  3. 「侵入防止」という項目にある「例外リスト」に、e-Tax関連のソフト(事前準備セットで導入されたもの)を追加します。
  4. また、ブラウザの保護機能が働いている場合は、一時的に「ブラウザ保護」をオフにするか、特定のサイトを信頼済みとして登録します。

5. 徹底比較:主要セキュリティソフトごとの「ブロックの癖」

ソフトによって、どの機能が邪魔をしやすいかの傾向をまとめました。

ソフト名 邪魔をしやすい主な機能 解消のための合言葉(設定項目)
ウイルスバスター Web脅威対策 / 決済保護ブラウザ 例外設定(Webサイト)
ノートン スマート・ファイアウォール / 侵入防止 許可リスト / プログラム制御
マカフィー ネットガード / リアルタイムスキャン Web保護の例外 / 接続の許可
カスペルスキー 安全な接続(VPN) / Web対策 信頼するURL / 除外リスト

6. 意外な落とし穴:広告ブロック機能(アドブロック)の干渉

セキュリティソフトには、ウイルス対策だけでなく「迷惑な広告を消す」という機能がついていることがあります。これが非常に強力で、確定申告サイトの「入力を助けるプログラム」まで広告だと勘違いして消してしまうことがあります。

やってみてほしいこと: セキュリティソフトの設定の中に「広告ブロック」や「バナー消去」といった項目があれば、確定申告の作業中だけオフにしてみてください。これだけで、今まで表示されなかった「次へ」のボタンや、暗証番号の入力窓がヒョコッと現れることがあります。


7. 設定変更後、必ずやるべき「最後のリフレッシュ」

除外設定を済ませただけでは、パソコンがまだ「前の厳重な警戒態勢」を引きずっていることがあります。設定を確実に反映させるために、以下の仕上げを行いましょう。

  • ブラウザをすべて閉じて、開き直す: 開きっぱなしの画面では設定が適用されないことがあります。
  • パソコンの「再起動」: これが最も確実な「リセット」です。セキュリティソフトの新しいルール(除外設定)が、パソコン全体の通信機能に正しく浸透します。
  • キャッシュの削除: ブラウザの中に残っている「通信に失敗した時の古い記憶」を掃除することで、真っさらな状態でアクセスできるようになります。

8. まとめ:用心棒に「安心」を教えて、手続きを完遂しましょう

確定申告という一年に一度の大切な手続きにおいて、セキュリティソフトという「守り」が「壁」になってしまうのは非常にもどかしいものです。しかし、それは決してあなたの操作ミスではなく、あなたのパソコンが大切に守られている証拠でもあります。

用心棒であるソフトに、「このサイトは信頼できる相手だから通していいよ」と優しく教えてあげる。この『例外設定』という少しの手間をかけるだけで、今まで頑なに拒んでいた通信が、嘘のようにスムーズに通るようになります。

機械に振り回されるのではなく、設定を自分に合わせて整えることで、ストレスなく、そして安全に確定申告を終わらせることができます。無事に送信完了の画面を見られるよう、落ち着いて用心棒の設定を覗いてみてください。あなたの確定申告が、この「整理整頓」によって滞りなく完了することを、心から応援しています。さあ、もう一度、新しい許可証を持って手続きに挑戦してみましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。