スマートフォンを使っていると、気づかないうちにアプリがバックグラウンドでデータを更新していることがあります。その結果、バッテリーの消耗が早くなったり、モバイルデータ通信量が予想以上に増えてしまうことも少なくありません。この記事では、Androidスマートフォンで特定のアプリだけバックグラウンド更新を停止する方法を、わかりやすく解説します。個別に設定することで、必要なアプリの更新はそのままに、不要な通信を抑えることができます。
【要点】バックグラウンド更新の個別停止でできること
- 設定→アプリ→アプリ情報→モバイルデータとWi-Fi: アプリごとにバックグラウンドデータの使用を制限することで、無駄な通信を防ぎます。
- 設定→アプリ→アプリ情報→電池→バッテリー最適化: 対象アプリのバッテリー最適化を適用しない設定に変更することで、バックグラウンド動作を制限できます。
- 設定→アプリ→アプリ情報→電池→バックグラウンド制限: アプリのバックグラウンドアクティビティを制限することで、更新を完全に停止します。
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目次
バックグラウンド更新が行われる仕組み
バックグラウンド更新とは、アプリが画面に表示されていない状態でも、インターネットに接続してデータを取得したり、位置情報を更新したりする機能です。例えば、メールアプリが新しいメールを自動で受信したり、ニュースアプリが記事を事前にダウンロードしたりする動作が該当します。この機能は利便性を高める一方で、バッテリーやデータ通信量を消費する原因にもなります。Androidでは、アプリごとにこれらの動作を細かく制御できる仕組みが用意されています。その設定を行うことで、特定のアプリだけバックグラウンド更新を停止することが可能です。
バックグラウンド更新を個別に停止する手順
ここでは、Androidの標準設定を使ってアプリごとにバックグラウンド更新を停止する方法を2つ紹介します。機種によってメニュー名が多少異なる場合がありますが、基本的な流れは同じです。
方法1:モバイルデータとWi-Fiのバックグラウンドデータを制限する
- 設定アプリを開く
ホーム画面から「設定」アイコンをタップして開きます。 - 「アプリ」をタップする
設定メニューの中から「アプリ」または「アプリと通知」を選択します。 - 対象のアプリを選択する
アプリ一覧から、バックグラウンド更新を停止したいアプリをタップします。 - 「モバイルデータとWi-Fi」をタップする
アプリ情報画面で「モバイルデータとWi-Fi」または「データ使用量」を選択します。 - 「バックグラウンドデータ」をオフにする
「バックグラウンドデータ」のスイッチをタップしてオフにします。これで、そのアプリはバックグラウンドでのデータ通信を行わなくなります。
方法2:バッテリー最適化やバックグラウンド制限を設定する
- 設定アプリを開き、「アプリ」をタップする
方法1と同様に「設定」→「アプリ」へ進みます。 - 対象アプリのアプリ情報画面を開く
リストから該当アプリをタップします。 - 「電池」または「バッテリー」をタップする
アプリ情報内の「電池」項目を選択します。 - 「バッテリー最適化」をタップする
「バッテリー最適化」を選択し、表示される画面で「最適化しない」を選びます。ただし、これはバックグラウンド動作を制限する設定ではなく、むしろ制限を解除する方向です。バックグラウンド更新を停止したい場合は、次の項目を確認してください。 - 「バックグラウンド制限」をオンにする
同じ「電池」画面に「バックグラウンド制限」または「バックグラウンドアクティビティの制限」がある場合、それをオンにします。この設定によりアプリのバックグラウンド動作が抑制されます。機種によっては存在しない場合もあります。
バックグラウンド更新を停止する際の注意点
通知が遅れる可能性がある
バックグラウンド更新を停止すると、アプリが新しい情報を自動で受信しなくなります。例えば、メールアプリでこの設定を行うと、新しいメールが届いてもプッシュ通知が即座に来ず、アプリを開いたときに同期されるようになります。緊急の連絡が必要なアプリでは、停止する前に影響を考慮してください。
アプリの動作に支障が出ることがある
一部のアプリはバックグラウンド更新を前提に設計されています。天気アプリやウィジェットを使っているアプリでは、データが更新されず表示が古いままになることがあります。また、位置情報を常に更新するアプリ(乗り換え案内や配達追跡など)では、正しく動作しなくなる場合があります。
機種やAndroidバージョンによって設定画面が異なる
Androidはメーカーごとに独自のUIを採用しているため、設定画面の名称や場所が異なることがあります。例えば、Samsung Galaxyの場合は「設定」→「アプリ」→該当アプリ→「モバイルデータ」→「バックグラウンドデータの使用を許可」のトグルをオフにします。Xperiaの場合は「設定」→「アプリと通知」→「アプリ情報」→「データ使用量」→「バックグラウンドデータ」の順です。お使いの端末のマニュアルを確認することをおすすめします。
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バックグラウンド更新の停止と類似機能の比較
| 機能 | 効果 | 対象 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| バックグラウンドデータの制限 | アプリのバックグラウンド通信を遮断 | 個別アプリ | Wi-Fiでも制限されるため、同期が完全に止まる |
| バッテリー最適化(最適化しない) | バッテリー制御を緩めてバックグラウンド動作を許可 | 個別アプリ | 逆にバックグラウンド更新を促進する設定なので注意 |
| バックグラウンド制限(アプリ内) | アプリのバックグラウンドアクティビティを制限 | 個別アプリ | 機種によっては設定項目がなく、強制停止で代用する場合も |
| 強制停止 | アプリを完全に終了させ、再起動まで動作しない | 個別アプリ | 次にアプリを開くまで更新や通知が一切来ない |
バックグラウンド更新を完全に停止したい場合は、「バックグラウンドデータの制限」と「強制停止」を組み合わせると効果的です。ただし、アプリによっては強制停止後に正しく動作しなくなることがあるため、重要なアプリでは慎重に判断してください。
まとめ
この記事では、Androidで特定のアプリだけバックグラウンド更新を停止する方法を解説しました。設定アプリから対象アプリの「モバイルデータとWi-Fi」でバックグラウンドデータをオフにするか、「バックグラウンド制限」を有効にすることで、不要な通信を抑えられます。これらの設定を行うと、バッテリー持ちが改善し、モバイルデータの節約にもつながります。ぜひ、自分の使い方に合わせてアプリごとに設定を調整してみてください。特に、あまり使わないアプリや広告が多いアプリは積極的に制限すると効果的です。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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