写真に写り込んだ不要な人物や物を消したい、あるいは被写体の位置を調整したいと思ったことはありませんか。Googleフォトの「マジックエディタ」を使えば、そんな編集がスマートフォン一つで簡単に行えます。この記事では、被写体を移動する方法と消去する方法を、ステップごとに詳しく解説します。実際の操作画面の例も交えながら、初めての方でも迷わずに使えるようになります。
【要点】マジックエディタで被写体を移動・削除する基本操作
- Googleフォトアプリを開く: 編集したい写真を選択し、下の「編集」ボタンをタップします。
- マジックエディタを起動: 編集ツールバーから「マジックエディタ」のアイコン(魔法の杖)を選びます。
- 被写体をタップ: 画面上で移動・削除したい対象をタップすると自動選択されます。
- 移動はドラッグ、削除は消しゴム: 選択後、被写体をドラッグで移動、または「消去」ボタンで削除します。
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目次
マジックエディタの概要とできること
マジックエディタは、Googleフォトに搭載されたAIを活用した編集機能です。2023年から一部のPixel端末で提供が始まり、その後多くのAndroid端末でも利用できるようになりました。この機能を使うと、写真内の特定の被写体を自動認識し、移動やサイズ変更、消去が行えます。従来の手動選択では難しかった複雑な輪郭の被写体も、AIが正確に切り抜いてくれるため、自然な仕上がりになります。
被写体の移動では、位置を変えるだけでなく、元の背景を自動で補完してくれるため、違和感が少ないのが特徴です。削除機能も同様に、消した部分の背景を周囲の情報から推測して埋めます。これらの操作は、専用の編集画面で直感的に行うことができます。
注意点として、この機能はすべての写真で完璧に動作するわけではありません。背景が複雑な場合や、被写体と背景のコントラストが低い場合は、意図した結果にならないこともあります。そのようなときは、手動での微調整も可能です。
被写体を移動する手順
被写体を移動させたい場合の具体的な操作手順を説明します。以下のステップに沿って進めてください。
- Googleフォトアプリを起動し写真を開く
ホーム画面からGoogleフォトアプリをタップして開きます。編集したい写真を選び、画面下部の「編集」ボタン(鉛筆アイコン)をタップします。 - マジックエディタを選択する
編集ツールバーに表示される各種ツールの中から、「マジックエディタ」のアイコン(先端が光る魔法の杖)をタップします。初回は利用規約の確認画面が表示されることがありますので、内容を確認して同意してください。 - 移動したい被写体をタップする
画面上で移動したい人物や物をタップします。すると、AIが自動的にそのオブジェクトを認識し、白い点線で囲んで選択状態にします。複数の被写体がある場合は、タップするたびに選択を切り替えられます。 - 被写体をドラッグして移動する
選択された被写体を指でドラッグすると、自由に位置を変更できます。移動中は元の位置の背景が透けて見えますが、指を離すと自動的に背景が補完されます。位置が決まったら、画面右上の「完了」ボタンをタップします。
移動後、被写体のサイズを変えたい場合は、選択枠の四隅にある白い丸をドラッグして調整します。また、傾きを変えたい場合は、被写体をダブルタップすると回転ハンドルが表示されるので、それを回転させます。
被写体を削除する手順
写真から不要な被写体を消去したい場合も、マジックエディタで簡単に行えます。手順は移動と似ていますが、削除の場合は「消去」オプションを使います。
- 写真を開きマジックエディタを起動する
移動の場合と同じく、Googleフォトで編集したい写真を開き、編集ボタンからマジックエディタを起動します。 - 削除したい被写体を選択する
対象をタップして選択します。複数のオブジェクトを同時に選択するには、それぞれを順番にタップしてください。選択されたオブジェクトは白い枠で表示されます。 - 「消去」ボタンをタップする
選択状態のまま、画面下部に表示される「消去」ボタン(ゴミ箱アイコン)をタップします。AIが選択された被写体を消し、その部分を周囲の背景で自動的に埋めます。処理には数秒かかることがあります。 - 結果を確認して保存する
消去が完了すると、その場でプレビューが表示されます。問題なければ右上の「完了」をタップし、さらに「保存」ボタンで編集結果を保存します。元の写真は上書きされず、別ファイルとして保存されるため安心です。
なお、消去機能は完全に削除したい場合に使います。もし被写体を一時的に隠したいだけなら、移動機能を使って画面外へドラッグする方法もあります。
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注意点と失敗しやすいケース
複雑な背景でうまく補完されない
被写体を消去した後の背景補完は、周囲の情報をもとに行われます。そのため、背景が複雑な模様や細かいディテールを含む場合、補完結果が不自然になることがあります。例えば、人物の後ろにある格子模様の壁を消すと、格子のラインが途切れてしまうケースがあります。そのようなときは、消去後に手動で修正するか、別の角度から撮影した写真で再挑戦してみてください。
被写体の選択が正確でない場合
被写体と背景の色味が近い場合、AIが正確に認識できないことがあります。特に、花などの細かい形状や、毛髪のような細い線は選択範囲が荒くなりがちです。選択範囲を調整するには、選択後に表示される「選択範囲を編集」オプションを使います。ブラシで追加したり、消しゴムで削除したりして、精密に調整できます。
移動後の影や反射が残る
被写体を移動した際、元の位置にその被写体の影や映り込みが残ることがあります。これは特に、床や水面に反射がある写真で発生しやすい現象です。そのような場合は、消去機能を使って残った影を個別に削除すると改善できます。
マジックエディタと類似機能の比較
| 機能 | できること | 向いているケース |
|---|---|---|
| マジックエディタ | 被写体の自動選択、移動、削除、サイズ変更、回転 | 写真の構図を変えたい、不要な物を消したい |
| 切り抜き・回転ツール | 画像全体のトリミング、回転、傾き補正 | 写真の余分な部分を単純に切り取りたい |
| 修復ツール(かすみ除去など) | 画像全体の明るさ、色合い、ノイズ除去 | 全体的な画質を向上させたい |
マジックエディタは被写体単位の編集に特化しているため、構図の調整や不要物の除去に最適です。一方、単純なトリミングや全体の色補正は、従来の編集ツールのほうが簡単で高速です。用途に応じてツールを使い分けましょう。
まとめ
この記事では、Googleフォトのマジックエディタを使って被写体を移動・削除する手順を解説しました。被写体をタップするだけで自動選択され、ドラッグ移動やワンタップ削除が可能です。複雑な背景では完璧に動作しないこともありますが、その場合は選択範囲の手動調整や影の個別削除で対応できます。まずは簡単な写真から試して、マジックエディタの操作に慣れてみてください。次のステップとして、被写体の影を調整する「ポートレートライト」や、空を入れ替える「マジック消しゴム」などの関連機能も活用すると、さらに高度な編集が楽しめます。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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