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【Android】急速充電が効かない・充電が遅い時に充電器・ケーブル・本体側を切り分ける手順

【Android】急速充電が効かない・充電が遅い時に充電器・ケーブル・本体側を切り分ける手順
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急速充電が突然効かなくなると、バッテリーの充電に時間がかかり困ってしまいますね。その原因の多くは、充電器やケーブル、あるいはスマートフォン本体のいずれかにあります。この記事では、急速充電ができない原因を切り分ける具体的な手順を解説します。

まずはお手持ちの充電器とケーブルが、スマートフォンの急速充電規格に対応しているかを確認します。その後、スマートフォンの設定や端子の状態もチェックすることで、問題の箇所を特定できます。

この記事を通じて、原因を絞り込み、適切な充電環境を整えられるようになります。

【要点】急速充電が効かない原因を切り分ける3ステップ

  • 充電器とケーブルの組み合わせテスト: 別の急速充電対応の充電器とケーブルに交換して、充電速度が改善するかを確認します。
  • スマートフォンの設定・端子の確認: 設定アプリの「電池」から急速充電が有効になっているか、端子にほこりがないかをチェックします。
  • 別のスマートフォンでの動作検証: 疑わしい充電器やケーブルを他の急速充電対応スマートフォンに接続し、正常に動作するかを試します。

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急速充電が効かない主な原因

急速充電が機能しない原因は、大きく分けて4つあります。1つ目は充電器の出力規格がスマートフォンと合っていないケースです。例えば、スマートフォンがUSB Power Delivery(PD)対応なのに、従来のQualcomm Quick Charge(QC)専用の充電器を使っている場合、充電はできても急速充電にはなりません。

2つ目はケーブルの規格や品質の問題です。急速充電には、充電電流を適切に伝送できるケーブルが必要です。特にUSB PDの高電圧(9V/12V)に対応するには、電子マーカー(eMarker)チップ内蔵のケーブルが不可欠です。また、ケーブルが断線しかけていると、充電器がスマートフォンを認識できず、通常の低速充電に切り替わります。

3つ目はスマートフォン本体の要因です。充電端子にほこりや糸くずが詰まると、接触不良で急速充電ができません。また、スマートフォンが高温になると保護機能が働き、充電速度を制限します。

4つ目はソフトウェアの設定です。一部の機種では、設定メニューから急速充電をオンにする必要があります。また、省電力モードが有効だと充電速度が抑制されることもあります。

充電器とケーブルを切り分ける具体的な手順

以下の手順に沿って、問題の原因を特定してください。

  1. 別の急速充電対応充電器に交換する
    スマートフォンに合った急速充電規格(PDやQCなど)に対応した充電器を用意し、現在の充電器と置き換えます。充電速度が改善すれば、元の充電器が原因です。充電器の出力は、スマートフォンの最大充電ワット数以上である必要があります。
  2. 別の急速充電対応ケーブルに交換する
    充電器を変えても改善しない場合は、ケーブルを交換します。USB PD対応のケーブルは、必ず60Wまたは100W対応のものを選びましょう。ケーブルが細くて安価なものは、急速充電に対応していない可能性が高いです。
  3. スマートフォンの充電端子を確認する
    端子内部にほこりや異物がないかを懐中電灯で確認します。綿棒などで軽く掃除すると改善する場合があります。また、端子が破損していないかも見てください。
  4. スマートフォンの設定を確認する
    設定アプリを開き、「電池」または「バッテリー」の項目を探します。多くの機種では「急速充電」や「高速充電」のトグルスイッチがありますので、オンになっているか確認します。また、「省電力モード」がオフになっているかもチェックしましょう。
  5. 別のスマートフォンでテストする
    同じ充電器とケーブルを、急速充電対応の別のスマートフォン(家族の端末など)に接続してみます。正常に急速充電されれば、元のスマートフォン本体に問題があります。されなければ、充電器またはケーブルの不良です。

注意点とよくある失敗例

充電器の出力が足りない場合

スマートフォンが対応する急速充電のワット数に対して、充電器の最大出力が低いと急速充電になりません。例えば、スマートフォンが45W PD対応でも、18Wの充電器では通常の充電速度となります。必ず充電器の出力ラベルを確認してください。

ケーブルが非対応規格だったケース

USB Type-Cケーブルでも、USB 2.0規格のものはデータ転送速度が遅いだけでなく、充電電流も制限される場合があります。PD対応ケーブルは、USB 3.1 Gen2以上の通信に対応し、eMarkerチップを搭載しています。安価な充電専用ケーブルは避けましょう。

発熱による充電制限を見落とす

ゲームや動画視聴中に充電すると、スマートフォンが高温になり、急速充電が停止または抑制されます。充電するときは画面を消して、直射日光を避け、ケースを外すと改善します。また、ワイヤレス充電の場合は、充電パッドとの位置ずれや異物が発熱原因になります。

「充電中」と表示されても急速充電か分からない

Androidでは、急速充電中にロック画面に「急速充電中」や「高速充電中」と表示される機種と、されない機種があります。充電速度を確認するには、設定アプリの「電池」で「充電速度」や「残り時間」を確認するか、サードパーティのアプリ(AccuBatteryなど)で充電電流を測定する方法があります。

ファームウェアやOSのバグ

まれに、システムアップデート後に急速充電が効かなくなることがあります。この場合、設定の「システムアップデート」で最新バージョンが適用されているか確認し、必要に応じて再起動を試してください。キャッシュパーティションのクリアで解決することもあります。

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急速充電規格の比較表

規格 最大出力 対応ケーブル要件 主な採用機種
USB Power Delivery(PD) 最大240W(EPR) eMarkerチップ内蔵、60W以上なら5A対応 Google Pixel 6以降、Galaxy S23以降、Xperia 1 IV以降
Qualcomm Quick Charge(QC) 最大100W(QC5) QC対応ケーブル(通常のType-Cで可) Xiaomi、OPPO、OnePlus(一部)
MediaTek Pump Express 最大30W(PE+) 専用ケーブル不要 一部MediaTek搭載端末
Huawei SuperCharge 最大40W 専用ケーブル(紫色のコネクタ) Huawei Pシリーズ、Mateシリーズ
Samsung Adaptive Fast Charging 最大25W(PD互換) PD対応ケーブルで可 Galaxy S10以降、Note10以降

この表を参考に、自分のスマートフォンがどの規格に対応しているかを確認し、適切な充電器とケーブルを選びましょう。

まとめ

急速充電が効かないときは、まず充電器とケーブルの組み合わせを別のものに交換してテストします。それでも改善しない場合は、スマートフォンの設定や充電端子の清掃を試してください。さらに、別のスマートフォンで動作確認をすることで、原因が充電器/ケーブルにあるのか、スマートフォン本体にあるのかを特定できます。

規格に合った充電器とケーブルを用意し、定期的に端子を清掃することで、急速充電のトラブルを減らせます。問題が解決しない場合は、メーカーのサポートに問い合わせることも検討してください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。