Xperiaには標準搭載されている3Dクリエイターアプリを使うと、驚くほど簡単に物体を3Dスキャンできます。しかし、最初は操作方法がわからず、うまくスキャンできない方も多いのではないでしょうか。この記事では、Xperiaの3Dクリエイターを使って物体を3Dスキャンする具体的な手順を詳しく解説します。スキャンのコツや注意点も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
【要点】Xperiaの3Dクリエイターで物体をスキャンする3つのステップ
- アプリを起動してスキャンモードを選択: ホーム画面から3Dクリエイターを開き、物体スキャンに適した「自由形状」モードを選びます。
- 被写体の周りをゆっくりと移動しながらスキャン: カメラが被写体を認識していることを確認し、一定の速度で周回することで、正確な3Dデータを作成できます。
- スキャンデータを編集・保存: 不要な部分をトリミングした後、JPEGまたはOBJ形式で保存します。保存したデータはARで表示したり、3Dプリンターで出力することも可能です。
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目次
3Dクリエイターでできることと対応機種
3Dクリエイターは、Xperiaにプリインストールされている3Dスキャンアプリです。このアプリを使うと、カメラで撮影した被写体を自動で3Dモデル化できます。スキャンできる被写体は、顔、頭、食べ物、そして自由形状の4つのモードに分かれています。物体のスキャンには、主に「自由形状」モードを使用します。対応機種は、Xperia XZ1以降の一部のモデルです。ご利用の端末が対応しているかどうかは、アプリストアで「3Dクリエイター」と検索してインストールできるかどうかで確認できます。スキャン後のデータは、ARで楽しんだり、3Dプリンターで出力したりと、さまざまな用途に活用できます。
物体を3Dスキャンする詳細手順
スキャン前の準備
スキャンを成功させるには、準備が非常に重要です。まず、照明が均一で影ができにくい場所を選びます。窓からの自然光や、部屋の照明の下で行うと、スキャンが安定しやすくなります。次に、被写体を回転台に置くと、スキャンがぐっと楽になります。回転台がなくてもスキャンは可能ですが、自分がゆっくりと動く必要があります。背景はシンプルな方が被写体を認識しやすいため、無地の壁や紙を背景にすると良いでしょう。
スキャンの実行
- アプリを起動してモードを選びます
ホーム画面から「3Dクリエイター」アプリをタップして起動します。起動後、画面下部に4つのモードが表示されますので、右端にある「自由形状」を選択します。 - 被写体を画面中央に収めます
カメラを被写体に向け、画面中央に表示されるガイド枠に被写体を合わせます。被写体が枠からはみ出ないように、適切な距離を保ちましょう。 - シャッターボタンを押してスキャンを開始します
被写体の位置が決まったら、画面下部のシャッターボタンをタップします。すると、スキャンが開始されます。このとき、カメラが被写体を認識すると画面上にドット(点群)が表示されます。 - 被写体の周りをゆっくりと移動します
スキャン中は、本体または被写体の周りをゆっくりと移動してください。移動速度は、1周あたり20秒から30秒程度を目安にします。動きが速すぎるとデータに欠けが生じます。また、被写体を画面の中央に捉え続けることを意識すると、スキャンの精度が向上します。 - スキャンが完了するまで待ちます
すべての角度をスキャンし終えると、自動的にスキャンが終了します。スキャンが完了すると、生成された3Dデータのプレビューが表示されます。スキャン時間は被写体の大きさや複雑さによりますが、1分から2分程度で完了します。
データの編集と保存
- プレビューを確認して不要な部分をカットします
スキャン後のプレビュー画面では、指でドラッグして3Dモデルを回転させながら確認できます。スキャンに失敗した周辺のノイズ(背景の一部など)が映り込んでいる場合は、「カット」機能を使って削除します。画面に表示されるガイドに従って、残したい部分を囲むことで、簡単にトリミングできます。 - 形式を選んで保存します
編集が完了したら、「保存」ボタンをタップします。保存形式は「JPEG」と「OBJ」の2種類から選べます。JPEGは画像として保存したい場合に、OBJは3Dプリンターなどで活用したい場合に適しています。ファイル名を設定して保存すれば、データは端末内の「3Dクリエイター」フォルダに保存されます。
スキャンを成功させるための重要な注意点
反射する物体はスキャンしにくい
金属やガラス、プラスチックの光沢面など、反射率の高い物体は、3Dクリエイターでのスキャンが難しいです。これは、カメラが物体の表面のテクスチャを正確に読み取れないためです。対策として、照明を拡散させたり、物体にスプレータリックやパウダーを吹きかけて表面をマットにすることで、スキャン成功率が上がります。
動く物体や細かい物体には不向き
3Dクリエイターは、静止した物体のスキャンを想定して設計されています。ペットや子供など、動き回る被写体のスキャンは事実上不可能です。また、髪の毛や毛糸などの細かいディテールを持つ物体も、正確にスキャンできない場合があります。毛足の長いぬいぐるみなどをスキャンする場合は、ある程度距離を取ると成功率が向上します。
ストレージ容量とバッテリーに注意
スキャンデータは、特にOBJ形式で保存するとファイルサイズが大きくなります。保存先のストレージに十分な空き容量があることをご確認ください。また、スキャン中はカメラとCPUを継続的に使用するため、バッテリーの消費が早くなります。事前に充電しておくか、省電力モードを解除してからスキャンを行うことをおすすめします。
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スキャンモードの比較
3Dクリエイターには、被写体に合わせて4つのスキャンモードが用意されています。それぞれの特徴を理解することで、より適切なモードを選択できます。
| モード名 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| 顔 | 人物の顔のスキャン | 正面から撮影するだけで、表情まで緻密に再現できます |
| 頭 | 人物の頭部全体のスキャン | 後頭部までスキャンできるので、バーチャルアバター作成に最適です |
| 食べ物 | 料理やスイーツのスキャン | 食品の質感や色を美しく再現できます |
| 自由形状 | 一般的な立体物のスキャン | 最も自由度が高く、多くの物体に対応します。物体スキャンはこのモードを使います |
まとめ
この記事では、Xperiaの3Dクリエイターを使って物体を3Dスキャンする手順を解説しました。準備からスキャン、編集、保存までの流れを覚えれば、誰でも簡単に高品質な3Dデータを作成できます。最初はうまくいかないかもしれませんが、コツを押さえて練習すれば、必ず上達します。ぜひ、お手持ちのXperiaでお気に入りの小物や趣味の作品などをスキャンして、AR表示や3Dプリントを楽しんでみてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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