【確定申告/e-Tax】IEモード不要!最新ブラウザで確定申告ソフトを正常に動かす手順

【確定申告/e-Tax】IEモード不要!最新ブラウザで確定申告ソフトを正常に動かす手順
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確定申告を長年インターネットで行ってきた方にとって、「e-TaxにはInternet Explorer(インターネット・エクスプローラー、以下IE)が必要」という認識は非常に強く残っているかもしれません。かつては、特定の古いブラウザや、その動きを再現する『IEモード』を使わなければ、申告ソフトが正しく動かないという複雑な時代がありました。しかし、現在は状況が大きく変わっています。最新のMicrosoft Edge(エッジ)やGoogle Chrome(クローム)といったブラウザで、そのままスムーズに手続きを完遂できる環境が整っています。逆に、今でも古いやり方にこだわって『IEモード』を無理に動かそうとすると、かえって予期せぬエラーを招くこともあります。本記事では、面倒な設定を卒業し、最新のブラウザで確定申告ソフトを正常に動かすための「今の正解」を詳しく解説します。

【要点】「IEモード」を使わず、最新ブラウザで確実に申告を進める3つのポイント

  • 「IEモード」のスイッチをオフにする: 最新のe-Taxサイトは、今のブラウザの動きに最適化されているため、古い仕組みをわざと使わないようにする。
  • 専用の「橋渡しソフト」を最新にする: ブラウザの種類に関わらず、マイナンバーカードを読み取るための共通プログラムを正しく整える。
  • 「ブラウザ拡張機能」を一つだけ有効にする: 各ブラウザのストアから配布されている、確定申告専用の補助機能を導入する。

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1. なぜ「IEモード」はもう必要ないのか

少し前までの確定申告サイトは、非常に古い技術を使って作られていたため、最新のブラウザでは正しく表示されないことがありました。そのため、Windowsの標準ブラウザであるMicrosoft Edgeの中に「昔のIEのふりをして動く機能(IEモード)」を用意し、無理やり動かしていたのです。しかし、国税庁のシステム改修が進み、現在はEdgeやChrome、さらにはMacのSafariといった最新のブラウザが持つ『本来の力』で動くように生まれ変わりました。現在のe-TaxにIEモードでアクセスすると、「古いブラウザと見なされました」というエラーが出たり、ボタンが反応しなくなったりするのは、システムが新しくなった証拠でもあります。もはや、無理をして古い仕組みを呼び出す必要はなく、今のブラウザのままで扉を叩けば良いのです。


2. 最新ブラウザで動かすための「三種の神器」

IEを使わずに確定申告を進めるには、以下の3つの要素がパソコンの中で正しく繋がっている必要があります。これさえ整えば、どんなブラウザでも迷うことはありません。

2-1. 最新のブラウザ本体

Microsoft Edge、Google Chromeのいずれも「最新の状態」であることが必須です。これらは自動的に更新されますが、しばらくパソコンを使っていなかった場合は、設定画面から最新版であることを確認しましょう。

2-2. 事前準備セット(インストーラ)

e-Taxのサイトからダウンロードできる「事前準備セット」には、パソコンとマイナンバーカードを対話させるための基礎プログラムが含まれています。一年前のものを使おうとせず、必ずその時の最新版を入れ直してください。

2-3. ブラウザ拡張機能

これが最も重要です。ブラウザごとに用意されている「マイナポータル連携サービス」などの拡張機能(アドオン)を有効にすることで、ブラウザが正式にカード情報を扱えるようになります。


3. 徹底比較:これまでの「IE時代」と「現代」の操作の違い

昔のやり方と今のやり方を整理しました。今の方法がいかにシンプルになったかを確認してください。

項目 IE時代のやり方(現在は非推奨) 最新ブラウザのやり方(推奨)
ブラウザの設定 IEモードをオンにし、サイトを登録する そのまま開くだけ。特別なモードは不要
必要な追加ソフト JavaやActiveXなどの古い技術 ブラウザ拡張機能(ストアから追加)
スマホ連携 ほぼ不可能、または非常に困難 QRコード等でスムーズに連携可能
セキュリティ 古い仕組みを使うためリスクがある 最新の保護機能で守られている

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4. 「IEモード」が邪魔をしている時の解除手順

もし、Edgeを使っていて勝手にIEモードが立ち上がってしまう、あるいは以前設定したIEモードのせいでエラーが出る場合は、以下の手順で「普通のEdge」に戻してあげましょう。

4-1. 自動切り替えをオフにする

  1. Edgeの右上にある「…(3つの点)」をクリックし、「設定」を開きます。
  2. 左側のメニューから「既定のブラウザ」を選択します。
  3. 「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」という項目を「許可しない(または既定)」に変更します。

4-2. 登録されているサイトを消去する

同じ画面にある「Internet Explorer モードのページ」のリストに、国税庁やe-TaxのURLが載っている場合は、右側の「ゴミ箱マーク」を押して削除してください。これで、Edgeは「本来の最新の姿」で確定申告サイトにアクセスするようになります。


5. 最新ブラウザで「動かない」時にチェックすべき意外な点

IEモードをやめてもまだ不調が続くなら、原因はブラウザそのものではなく、周囲の『小さな設定のズレ』にあるかもしれません。

  • 「信頼済みサイト」の登録: 昔の癖で、ブラウザのインターネットオプションから「信頼済みサイト」に登録していると、それが現代の通信ルールと干渉することがあります。一度すべての登録を消して、標準の設定に戻してみましょう。
  • 複数のブラウザ拡張機能: 確定申告用の拡張機能を、ChromeとEdgeの両方に入れている場合、同じパソコンの中で通信の奪い合いが起きることがあります。申告に使うのは「どちらか一つのブラウザ」に絞るのがコツです。
  • ポップアップブロックの解除: 最新ブラウザは広告を防ぐ力が強いため、申告の「入力画面」まで広告だと思って閉じてしまうことがあります。画面の上の方に「ブロックしました」という通知が出ていないか確認してください。

6. セキュリティソフトによる「見守りすぎ」の調整

最新のブラウザは非常に安全ですが、その外側で動いている「セキュリティソフト(ウイルスバスターなど)」が、最新ブラウザの通信を「怪しい動き」と誤解して止めていることがあります。

確認のポイント: もし何をしてもログイン画面に進めない場合は、一時的に(数分間だけ)セキュリティソフトの機能をオフにして、ページを読み込み直してみてください。これで動く場合は、セキュリティソフト側の設定(除外リスト)に国税庁のサイトを登録する必要があります。最新ブラウザという『新しい窓口』を、セキュリティソフトが不審者扱いしていないか確認してあげましょう。


7. 設定変更後、必ずやるべき「最後の一押し」

IEモードを解除し、拡張機能を整えた後は、パソコンに「新しいルール」を完全に覚え込ませる必要があります。以下の作業で仕上げを行いましょう。

  1. ブラウザの「×」ボタンを押し、開いているすべての画面を閉じます。
  2. パソコンを再起動します(これが最も効果的です)。
  3. 再起動後、最初に開くブラウザ(EdgeまたはChrome)で直接「確定申告書作成コーナー」を検索してアクセスしてください。

お気に入り(ブックマーク)に入れている古いURLからアクセスすると、古いIE用のページに飛ばされることがあるため、最新の公式サイトを検索し直すのが確実です。


8. まとめ:最新の環境は、あなたを助けるためにあります

「確定申告にはIEが必要」という古い常識から解き放たれることは、パソコン操作のストレスを大きく減らす第一歩です。最新のブラウザは、より速く、より安全に、そして何より「簡単に」手続きができるように進化しています。わざわざIEモードという古い迷路に迷い込む必要はありません。

今のブラウザを信じて、正しく整えられた「現代の窓口」から手続きを進めてください。設定を一つずつクリアにしていけば、今までが嘘のようにスムーズに、そして晴れやかな気持ちで最後の送信ボタンを押せるはずです。あなたの確定申告が、この最新の環境とともに無事に完了することを心から応援しています。落ち着いて、今のブラウザでもう一度挑戦してみましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。