Googleドキュメントに画像を挿入するとき、代替テキスト(altテキスト)を設定していない方は多いのではないでしょうか。視覚に障害のある方がスクリーンリーダーを使ってドキュメントを読む際、画像の内容が伝わらず情報を得られないという問題が起こります。この記事では、Googleドキュメントで画像に代替テキストを設定する方法を詳しく解説します。設定後に確認する手順や、よくある間違いもあわせて説明するので、アクセシビリティ対応を確実に進められます。
【要点】Googleドキュメントで画像のaltテキストを設定する3つのステップ
- 画像を右クリックして「代替テキスト」を選択: 画像を右クリックし、メニューから「代替テキスト」をクリックすると、入力ダイアログが開きます。
- 説明とタイトルを適切に入力: 「説明」欄に画像の内容を簡潔に記述し、「タイトル」欄には追加情報や役割を入力します。両方とも入力が推奨されます。
- アクセシビリティチェックで確認: 「ツール」→「アクセシビリティチェック」を実行し、未設定の画像がないか確認します。エラーがあればその場で修正できます。
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目次
代替テキストが必要な理由とアクセシビリティの基本
代替テキストは、画像が表示できない環境や、スクリーンリーダーを使用するユーザーに対して画像の内容を伝えるためのテキストです。Googleドキュメントでは、画像にaltテキストを設定することで、視覚障害のある方もドキュメントの情報を完全に把握できるようになります。また、検索エンジンが画像の内容を理解するのにも役立つため、SEOの面でも効果があります。アクセシビリティ対応は、すべてのユーザーが平等に情報にアクセスできるようにするための重要な取り組みです。
Googleドキュメントのアクセシビリティ機能は、設定が簡単でありながら大きな効果をもたらします。特に、画像のaltテキスト設定は、ドキュメントの基本的なアクセシビリティ項目の一つです。未設定の画像があると、アクセシビリティチェックで警告が表示されるため、必ず対応するようにしましょう。
Googleドキュメントで画像に代替テキストを設定する手順
ここでは、画像を挿入してからaltテキストを設定するまでの具体的な手順を説明します。手順は非常にシンプルです。
- 画像を挿入する
メニューバーの「挿入」→「画像」をクリックし、パソコンからアップロード、URL指定、またはGoogleドライブから画像を選びます。挿入後、画像が選択状態になります。 - 画像を右クリックして「代替テキスト」を開く
画像の上で右クリックし、表示されたメニューから「代替テキスト」を選択します。ダイアログボックスが開きます。 - 「説明」と「タイトル」を入力する
「説明」欄には、画像が何を表しているかを簡潔に記述します。例えば「グラフ:2024年度の売上推移」などです。「タイトル」欄には、画像の役割や追加情報を入力します。特に重要な画像ほど詳しく記述しましょう。 - 「OK」をクリックして保存する
入力が完了したら「OK」ボタンを押します。画像にaltテキストが設定されました。
この設定により、スクリーンリーダーで画像にフォーカスしたときに、入力したテキストが読み上げられます。同様の手順で、複数の画像にも繰り返し設定できます。
アクセシビリティチェックで未設定の画像を見つける方法
大量の画像が含まれたドキュメントでは、どの画像にaltテキストが設定されていないか確認するのが大変です。そこで便利なのが「アクセシビリティチェック」機能です。
- 「ツール」メニューを開く
メニューバーの「ツール」をクリックします。 - 「アクセシビリティチェック」を選択する
ドロップダウンから「アクセシビリティチェック」をクリックします。右側に検査結果パネルが表示されます。 - 結果を確認し、エラーを修正する
「画像に代替テキストがありません」というエラーが表示された場合、その項目をクリックすると該当画像がハイライトされます。「代替テキストを追加」ボタンを押して、直接入力できます。
アクセシビリティチェックは、画像以外にも表の見出しや見出し構造など、さまざまなアクセシビリティ問題を検出してくれます。定期的に実行して、ドキュメント全体のアクセシビリティを向上させましょう。
代替テキスト設定の注意点とよくある失敗
装飾的な画像にまでaltテキストを入れてしまう
ページの区切り線やアイコンなど、情報として意味のない装飾画像には、altテキストを空(空文字列)に設定するのが適切です。空のaltテキスト(alt=””)はスクリーンリーダーに無視されるため、ユーザーの混乱を防げます。ただし、GoogleドキュメントのUI上では空欄にすると「代替テキストなし」と判定されてアクセシビリティチェックでエラーになります。そのため、装飾画像の場合は「タイトル」欄に「装飾用画像」などと入力して区別する方法もありますが、理想は空のaltです。しかし現実的には、Googleドキュメントでは空のaltを設定する機能が提供されていないため、装飾画像には「説明」欄に「装飾画像」と入力し、アクセシビリティチェックのエラーを回避するのが一般的です。
説明が長すぎたり曖昧だったりする
代替テキストは簡潔かつ具体的に記述する必要があります。例えば「写真」だけでは内容が伝わりません。「会議室でプレゼンを行っている様子」のように、画像の主題を一文で説明しましょう。長すぎるとスクリーンリーダーで読むのに時間がかかり、かえってユーザビリティが低下します。目安として、説明は20〜30文字以内に収めると良いでしょう。複雑なグラフや図の場合は、別の場所に詳細な説明を本文中に記載し、altテキストには「グラフ:売上推移。詳細は段落を参照」とリンクさせる方法もあります。
「タイトル」欄を空のままにしてしまう
Googleドキュメントの代替テキストダイアログには「説明」と「タイトル」の2つの欄があります。「説明」は必須ではありませんが、アクセシビリティ上は両方入力することが推奨されます。タイトルは、画像の役割や追加情報を補足するために使います。例えば、アイコン画像には「設定アイコン」とタイトルを付け、説明には「歯車のアイコン」と入力するなど、役割を明確にします。両方入力することで、スクリーンリーダーの読み上げがより正確になります。
画像の周りのテキストと重複した内容を書いてしまう
代替テキストは、画像が伝える情報を補完するものであって、周囲のテキストを繰り返す必要はありません。例えば、画像のキャプションがすでに本文に書かれている場合、altテキストには簡略化した説明で十分です。重複するとユーザーに同じ情報を二度読ませることになり、煩わしく感じさせます。画像が単なる装飾で、周囲のテキストで十分説明されているなら、代替テキストは空にするか、最小限に留めましょう。
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適切な代替テキストと不適切な例の比較
| 画像の種類 | 良いaltテキストの例 | 悪いaltテキストの例 |
|---|---|---|
| グラフ(売上推移) | 折れ線グラフ:2024年の月次売上高を示す | グラフ |
| 写真(会議風景) | 会議室で3人の社員がホワイトボードを見ながら議論している | 写真 |
| アイコン(設定) | 歯車アイコン:設定画面へのリンク | 歯車 |
| 装飾用区切り線 | (空または「装飾用画像」) | 区切り線 |
| ロゴ(会社のロゴ) | 株式会社〇〇のロゴ | ロゴ画像 |
まとめ
Googleドキュメントで画像の代替テキストを設定する手順は非常に簡単で、右クリックから「代替テキスト」を選んで説明とタイトルを入力するだけです。この設定により、視覚障害のある方にも画像の内容が伝わるようになり、ドキュメントのアクセシビリティが大きく向上します。さらに、アクセシビリティチェック機能を使って未設定の画像を一括で確認・修正することもできます。装飾画像やグラフなど、画像の種類に応じて適切なaltテキストを記述するのがポイントです。この機会に、過去に作成したドキュメントの画像にも順次代替テキストを追加し、より多くのユーザーにとって使いやすいドキュメントにしていきましょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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