【Googleドキュメント】Apps Scriptでファイルサイズの監視!容量制限の事前検知

【Googleドキュメント】Apps Scriptでファイルサイズの監視!容量制限の事前検知
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Googleドキュメントを業務や個人で利用していると、いつの間にかストレージ容量が逼迫していることがあります。Googleアカウントの無料ストレージは15GBと決まっており、ドキュメントだけでなくGmailやGoogleフォトのデータも含まれます。この記事では、GoogleドキュメントのファイルサイズをApps Scriptで自動監視し、容量制限に達する前に通知を受け取る方法を解説します。スクリプトを設定すれば、手動で確認する手間を省き、容量超過による不便を未然に防げます。

【要点】Apps ScriptでGoogleドキュメントのファイルサイズを監視し、制限前に警告を受け取る

  • DriveApp.getStorageUsed(): 現在のストレージ使用量(バイト単位)を取得し、しきい値と比較して容量超過を判定します。
  • MailApp.sendEmail() によるアラート送信: 設定した容量を超えたら管理者や自分のメールアドレスに警告メールを自動送信します。
  • 時間主導型トリガーによる定期実行: スクリプトに時間ベースのトリガーを設定し、毎日や毎時間の定期チェックを実現します。

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Googleドキュメントのファイル容量とApps Scriptによる監視の仕組み

Googleドキュメントを含むGoogle Workspaceのファイルは、すべてGoogle Drive上に保存されます。無料アカウントでは15GB、Google Workspaceのサブスクリプションではそれ以上の容量が割り当てられます。しかし、大量のスプレッドシートや画像を埋め込んだドキュメントを蓄積すると、知らないうちに制限に近づいてしまいます。Apps ScriptはGoogle Workspaceのサービスと連携し、DriveAppクラスを使ってストレージ使用量をプログラムで取得できます。これを利用すれば、定期的に使用量をチェックし、あらかじめ設定したしきい値を超えたときにメールで通知する仕組みを作れます。手動で確認する必要がなくなり、容量超過によるファイル保存失敗を防げるため、特に多くのドキュメントを扱う方におすすめです。

Apps Scriptでファイルサイズを監視する手順

ここでは、Googleドキュメントのファイルサイズを監視するスクリプトの作成方法を説明します。手順は大きく分けて、スクリプトファイルの作成、コードの記述、トリガーの設定の3ステップです。

スクリプトファイルを作成する

  1. Googleドキュメントを開く
    監視したいドキュメントをブラウザで開きます。新しいドキュメントを作成しても構いません。
  2. 拡張機能メニューを開く
    画面上部のメニューバーから「拡張機能」をクリックし、「Apps Script」を選択します。別タブでスクリプトエディタが開きます。
  3. プロジェクト名を変更する
    デフォルトの「無題のプロジェクト」をクリックし、分かりやすい名前(例:「容量監視スクリプト」)に変更します。

監視コードを記述する

  1. コード.gs にスクリプトを貼り付ける
    エディタに以下のコードを入力します。
    function checkStorage() {
    var threshold = 14 * 1024 * 1024 * 1024; // 14GB(バイト単位)
    var storage = DriveApp.getStorageUsed();
    if (storage >= threshold) {
    var usageGB = (storage / (1024*1024*1024)).toFixed(2);
    var subject = ‘【警告】Google Drive容量が残りわずかです’;
    var body = ‘現在の使用量: ‘ + usageGB + ‘ GB
    しきい値を超えました。ファイルを削除するか、ストレージを拡張してください。’;
    MailApp.sendEmail(‘your-email@gmail.com’, subject, body);
    }
    }
  2. メールアドレスを変更する
    MailApp.sendEmailの第一引数を実際の通知先メールアドレスに書き換えます。自分自身に送るなら、ログイン中のメールアドレスでも構いません。
  3. しきい値を調整する
    var threshold = 14 * 1024 * 1024 * 1024; の部分で、警告を出す容量をバイト単位で指定します。14GBの例ですが、お好みで13GBなどに変更してください。

トリガーを設定して定期実行する

  1. トリガー画面を開く
    スクリプトエディタの左側にある時計アイコンをクリックします。
  2. トリガーを追加する
    「トリガーを追加」ボタンをクリックし、以下の設定を行います。
    ・実行する関数: checkStorage
    ・時間ベースのトリガー: 時間ベースのタイマー
    ・時間の間隔: 1時間ごと(または毎日など希望の頻度)
    ・失敗時の通知: 必要に応じてチェック
  3. 承認する
    初回実行時に権限の承認が求められます。内容を確認し、「許可」をクリックしてください。

スクリプト作成時の注意点とエラー回避方法

メール送信の1日あたりの上限に注意する

Apps ScriptのMailApp.sendEmail()には、1日あたりの受信者数に制限があります。無料アカウントでは1日100通までです。トリガーを短い間隔で設定すると上限に達する可能性があるため、1時間以上間隔を空けることをおすすめします。

スクリプトが実行されない場合の対処

トリガーが正しく動作しない場合は、まず手動で関数を実行してみてください。エディタ上部の「実行」ボタンからcheckStorageを選んで実行し、エラーログを確認します。権限が不足している場合は、再度承認を行ってください。

ストレージ使用量の単位を正しく扱う

DriveApp.getStorageUsed()はバイト単位で値を返します。コード内でGBに換算する際は、1024で3回割る必要があります。間違った計算式を使うと、実際の容量と警告のタイミングがずれてしまいます。

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手動確認とスクリプト監視の比較

項目 手動確認 Apps Script監視
確認頻度 不定期、忘れやすい 自動で定期的に実行
通知機能 自分で気づくしかない メールで即時警告
設定の手間 不要 初回のみ数分必要
柔軟性 低い しきい値や通知先を自由に設定

まとめ

この記事では、Apps Scriptを使ってGoogleドキュメントのファイルサイズを監視し、容量制限の事前検知をする方法を紹介しました。DriveApp.getStorageUsed()で使用量を取得し、MailApp.sendEmail()で通知を送るシンプルな仕組みです。時間主導型トリガーを設定すれば、手間なく定期的なチェックが可能になります。特に、大量のドキュメントを扱うチームや、ストレージをギリギリまで使いたい方は、ぜひこのスクリプトを導入してみてください。応用として、特定のフォルダ内のファイルサイズだけを監視するようにコードを拡張することもできます。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。

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