Googleドキュメントで脚注を多用していると、デフォルトのフォントサイズや色が本文と合わずに気になることがあります。脚注の見た目を変更したいと思っても、設定場所がわかりにくいものです。この記事では、段落スタイルを利用して脚注のフォントサイズや文字色を一括で変更する方法を解説します。この手順を覚えれば、文書全体の統一感を保ちながら脚注をデザインできます。
【要点】脚注のフォントサイズと色を変更する手順
- 段落スタイル「脚注のテキスト」を編集: 「書式」→「段落スタイル」→「脚注のテキスト」→「オプション」→「スタイルを編集」からフォントサイズや色を設定します。
- フォントサイズの変更: スタイル編集画面で「フォントサイズ」を変更すると、すべての脚注のテキストサイズが一括で変わります。
- 文字色の変更: 同じ画面で「文字の色」を選択すれば、脚注全体の色を統一できます。
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目次
脚注のスタイルをカスタマイズする準備
Googleドキュメントでは、脚注専用の段落スタイル「脚注のテキスト」があらかじめ用意されています。このスタイルを編集することで、文書内のすべての脚注の見た目を一括変更できます。まずは、スタイル編集画面を開くまでの流れを確認しましょう。
準備として、何かしらの脚注が文書内に挿入されていることを確認してください。脚注が一つもないと、スタイル一覧に「脚注のテキスト」が表示されないことがあります。脚注を追加するには、メニューバーから「挿入」→「脚注」を選択します。
- メニューバーから「書式」を開きます
画面上部のメニューバーで「書式」をクリックしてください。 - 「段落スタイル」にマウスを合わせます
ドロップダウンメニューが表示されたら、「段落スタイル」までカーソルを移動します。 - 「脚注のテキスト」をクリックします
サブメニューが開くので、その中から「脚注のテキスト」を選択してください。 - 「オプション」→「スタイルを編集」を選びます
さらに右側に表示されるメニューで「オプション」をクリックし、「スタイルを編集」を選択します。すると、スタイル編集ダイアログが開きます。
このダイアログでは、フォントサイズや色、太字/斜線などの書式を変更できます。変更内容は、既存の脚注と今後追加する脚注の両方に自動的に適用されます。
脚注のフォントサイズを変更する手順
フォントサイズを変更したい場合、スタイル編集ダイアログで数値を指定するだけです。次の手順に従ってください。
- スタイル編集ダイアログを開きます
先ほどの手順で「脚注のテキスト」のスタイル編集画面を表示してください。 - 「フォントサイズ」の数値を変更します
ダイアログ内の「フォントサイズ」欄に、希望するサイズ(例:10pt)を入力します。ドロップダウンリストから選択することもできます。 - 「適用」ボタンをクリックします
変更内容を確認したら、「適用」を押してください。すべての脚注のテキストサイズが一瞬で更新されます。
この方法なら、脚注を一つずつ選択して変更する必要がなく、効率的です。なお、脚注番号(上付き文字)のサイズはこの設定では変更されません。脚注番号のサイズを変えたい場合は、別のスタイル操作が必要です。
脚注の文字色を変更する手順
文字色も同様にスタイル編集で一括変更できます。手順は以下の通りです。
- スタイル編集ダイアログを開きます
「脚注のテキスト」のスタイル編集画面を開いてください。 - 「文字の色」アイコンをクリックします
ダイアログ上部のツールバーに「文字の色」アイコン(Aの下に色バーがついたもの)があります。クリックするとカラーパレットが表示されます。 - 好みの色を選びます
パレットから色をクリックして選択するか、カスタムカラーを入力します。青色やグレーなど、本文と差別化したい色を選ぶと効果的です。 - 「適用」ボタンをクリックします
選択が完了したら「適用」を押します。脚注のテキスト全体が指定した色に変わります。
色の変更は、脚注を強調したい場合や、文書のテーマカラーに合わせたい場合に便利です。ただし、脚注番号の色はこの設定では変わらない点に注意してください。
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その他のカスタマイズ方法
太字や斜線を設定する
スタイル編集ダイアログでは、太字(B)、斜線(I)、下線(U)などの基本的な書式も設定できます。該当するアイコンをクリックしてオン/オフを切り替えてから「適用」を押してください。脚注全体に一括で反映されます。
行間や余白を調整する
脚注の行間が詰まりすぎている場合、「行間」オプションで数値を変更できます。ダイアログ内の「行間」ドロップダウンから「1.15」「1.5」などを選ぶと、読みやすくなります。また、「段落前」「段落後」の余白もここで変更可能です。
脚注番号のスタイルを変更する
脚注番号(上付き文字)のフォントサイズや色を変更したい場合は、別のアプローチが必要です。残念ながら、Googleドキュメントには「脚注番号」専用の段落スタイルは用意されていません。そのため、一つ一つの脚注番号を選択して手動で書式を変更するか、もしくは文書全体の上付き文字スタイルを変更する方法を検討します。
脚注番号を手動で変更するには、該当の数字をクリックして選択した状態で、ツールバーのフォントサイズや色を変更します。ただし、この方法では新しく追加した脚注には適用されないため、非効率です。もし文書内のすべての脚注番号のスタイルを統一したい場合は、Apps Scriptを使って自動化することも可能ですが、本記事では割愛します。
注意点と制限事項
スタイルの変更は文書全体に影響する
「脚注のテキスト」スタイルを編集すると、その文書内のすべての脚注に即座に反映されます。一部の脚注だけ異なるスタイルにしたい場合、個別に書式を上書きする必要があります。ただし、スタイルを再度編集すると、個別の書式はリセットされる可能性があるため、注意してください。
他の文書への影響はない
スタイルの編集は開いている文書内でのみ有効です。他の文書には影響しません。テンプレートとして保存したい場合は、スタイル編集後に文書をコピーして利用するとよいでしょう。
脚注番号のサイズは変更しにくい
前述の通り、脚注番号のフォントサイズは「脚注のテキスト」スタイルの影響を受けません。脚注番号のサイズを変更したい場合は、手動で行うか、文書全体の標準の上付き文字スタイルを調整する必要があります。ただし、標準の上付き文字設定を変更すると、他の箇所の上付き文字にも影響が出るため、慎重に判断してください。
関数や数式を含む脚注には注意
脚注テキストに数式や特殊文字が含まれている場合、フォントサイズや色の変更でレイアウトが崩れることがあります。特に、数式オブジェクトは通常のテキストとは異なる扱いとなるため、変更後は表示を確認することをおすすめします。
脚注のスタイルと段落スタイルの比較
| 項目 | 脚注のテキスト | 脚注番号 |
|---|---|---|
| スタイルの有無 | 専用スタイルあり | 専用スタイルなし |
| 一括変更の容易さ | 簡単(スタイル編集) | 難しい(手動またはスクリプト) |
| 影響範囲 | 文書内の全脚注テキスト | 個別選択のみ |
まとめ
この記事では、Googleドキュメントの脚注のフォントサイズと色をカスタマイズする方法を解説しました。段落スタイル「脚注のテキスト」を編集するだけで、文書全体の脚注の見た目を統一できます。特にフォントサイズと文字色の変更は、スタイル編集ダイアログ内で数秒で完了します。ぜひ一度試して、読みやすい脚付き文書を作成してください。
また、脚注番号のスタイル変更には制限がありますが、文書の目的に応じて手動調整やApps Scriptの活用を検討するとよいでしょう。本記事で紹介した方法をマスターすれば、脚注のデザインに悩むことはなくなります。次のステップとして、他の段落スタイル(見出しや引用)との組み合わせにも挑戦してみてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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