採用面接では、毎回の質問内容を統一し、評価を公平に行うことが求められます。しかし、質問をその都度考えたり、評価基準が曖昧だと、面接の質にばらつきが出てしまいます。Googleドキュメントを使えば、簡単に質問集テンプレートと評価シートを作成し、チームで共有・活用できます。この記事では、テンプレートの作成手順から評価シートの運用方法まで、具体的に解説します。
【要点】面接質問テンプレートと評価シートをGoogleドキュメントで作る3つのステップ
- テーブル機能で質問と評価項目を整理: ドキュメントのテーブルを使えば、質問カテゴリや評価基準を一覧で管理できます。
- テンプレートの共有とコピー: リンク共有と「テンプレート」設定により、面接官全員が同じフォーマットを使えます。
- 評価シートの記入と集計: コメント機能や Google スプレッドシートと連携し、評価を効率的に集計できます。
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目次
Googleドキュメントで採用面接質問集テンプレートを作るメリット
Googleドキュメントでテンプレートを作成する最大の利点は、チーム全員が同じフォーマットをいつでも使い回せる点です。例えば、面接ごとに新しくファイルを作成しても、テンプレートからコピーすれば質問項目が整っています。また、クラウド上のため、面接官がリモートでもアクセスでき、リアルタイムで共同編集も可能です。採用業務の標準化と効率化に大きく貢献します。
面接質問テンプレートの作成手順
ここでは、実際にGoogleドキュメントで質問集テンプレートを作成する手順を説明します。テーブルを使って質問カテゴリと個別質問を整理し、後で評価シートとしても転用できる形にします。
- 新しいドキュメントを作成する
Googleドライブから「新規」→「Googleドキュメント」を選び、空白のドキュメントを開きます。タイトルは「採用面接質問集テンプレート」としましょう。 - テーブルを挿入する
メニュー「挿入」→「テーブル」から、列数3、行数は質問の数+1(見出し行)を選択します。例えば、質問カテゴリを5つ用意するなら、行数を6にします。 - 見出し行を設定する
1行目の各セルに「カテゴリ」「質問内容」「評価基準(1〜5)」と入力します。見出し行は太字にし、セルの背景色を薄いグレーにすると見やすくなります。 - 質問を入力する
2行目以降に、実際の質問をカテゴリごとに入力します。例えば「カテゴリ:コミュニケーション」「質問内容:自分の意見を伝えるとき、どのように工夫していますか?」などです。評価基準の列は空欄にしておき、後でシートに転記するか、ドキュメント内で直接評価を記入します。 - テンプレートとして保存する
メニュー「ファイル」→「テンプレートとして保存」を選択します。所属組織でテンプレートが有効になっていれば、組織のテンプレートギャラリーに追加できます。個人で使う場合は、「ファイル」→「名前を付けてコピーを作成」を選び、コピー元をテンプレートとして管理しても良いでしょう。
評価シートを同時に作成する方法
質問テンプレートに評価欄を組み込めば、1つのドキュメントで面接と評価を完結できます。ここでは、評価シートとしての活用方法を2つ紹介します。
方法1: ドキュメント内に評価列を設ける
- テーブルに評価列を追加する
先ほど作成したテーブルの右端に新しい列を挿入します。メニュー「挿入」→「列(右)」で追加します。 - 評価列の見出しを設定する
見出し行に「評価(1〜5)」と入力します。さらに、「コメント」列も追加しておくと、面接官の所感を残せます。 - 面接時に直接記入する
面接官が面接中に質問ごとに評価を入力します。数値はプルダウンを使うと便利です。セル内で右クリック→「プルダウン」を選び、1〜5の選択肢を設定します。
方法2: Googleスプレッドシートと連携する
- スプレッドシートに評価データを集める
ドキュメントのテーブルデータをコピーして、Googleスプレッドシートに貼り付けます。スプレッドシートの関数を使えば、平均点の計算やグラフ化が簡単です。 - IMPORTRANGE関数でドキュメントと連携(応用)
スプレッドシート側で=IMPORTRANGEを使えば、ドキュメント内のテーブルをリアルタイムで参照できます。ただし、ドキュメントのテーブルは構造化データではないため、正確に読み込めない場合もあります。その場合は、スプレッドシートに直接評価を入力する方が確実です。
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テンプレート運用時の注意点とよくある失敗
テンプレートを実際に使う際、いくつかの落とし穴があります。ここではよくある問題とその回避策を説明します。
テンプレートをコピーせずに直接編集してしまう
テンプレートファイル自体をそのまま面接で使うと、後で別の面接で使うときに質問が変更されたり消えたりします。必ず「ファイル」→「名前を付けてコピーを作成」でコピーを作り、そのコピーを面接ごとに使いましょう。テンプレートは編集禁止にしておくのも手です。
評価基準が面接官によってばらつく
数値評価のみだと、面接官ごとに基準が異なります。評価列に加えて「具体的な行動例」を記入する列を設け、評価の根拠を残すようにしましょう。また、最初に面接官全員で評価基準をすり合わせることも重要です。
共有設定が不適切でアクセスできない
ドキュメントの共有設定が「制限付き」のままだと、他の面接官が開けません。右上の「共有」ボタンから、編集権限を付与するか、リンクを知っている全員に編集を許可する設定に変更します。ただし、外部に漏れてはいけない情報の場合は、組織内の特定グループのみに絞りましょう。
質問集テンプレートと個別作成の違い
| 項目 | テンプレート使用 | 毎回個別作成 |
|---|---|---|
| 質問の標準化 | 全面接で統一され、公平性が向上 | 面接官によって質問が異なり、評価にブレが生じる |
| 作成の手間 | 初回のみで、以降はコピーするだけ | 毎回ゼロから作るため時間がかかる |
| 評価の集計 | テーブルを集計しやすく、データ分析が簡単 | フォーマットがバラバラで集計が困難 |
| チーム共有 | リンク一つで全員が同じものを使える | 個別にファイルを送る必要があり、混乱しやすい |
まとめ
Googleドキュメントを使えば、採用面接の質問集テンプレートと評価シートをシンプルに作成できます。テーブル機能で質問を整理し、テンプレートとして保存することで、チーム全体で一貫性のある面接が実現します。また、評価列を設ければ、面接と評価が一つのドキュメントで完結します。さらに、Googleスプレッドシートと連携すれば、データの集計や分析も容易です。ぜひ、今日からテンプレートを作成し、採用プロセスの効率化を始めてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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