特定のWi-Fiネットワークに接続した際に、iPhoneやiPadの「集中モード」を自動でオンにしたいと考える場面があるでしょう。
この自動化機能を使えば、職場や自宅など、場所に応じた通知の制御が可能です。
この記事では、Wi-Fi接続をトリガーにして集中モードを自動でオンにする設定方法を詳しく解説します。
【要点】Wi-Fi接続による集中モード自動化設定のポイント
- 集中モードの準備: 特定の状況に合わせた集中モードを事前に作成または選択します。
- ショートカットアプリの使用: 「ショートカット」アプリで「オートメーション」を作成します。
- Wi-Fiトリガーの設定: 集中モードをオンにしたい特定のWi-Fiネットワークをトリガーに設定します。
- 集中モードのアクション追加: 作成した集中モードを自動でオンにするアクションを追加します。
- 「実行の前に尋ねる」の確認: オートメーションが自動実行されるように設定を確認します。
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目次
特定のWi-Fi接続で集中モードを自動化する仕組み
iPhoneやiPadには、通知やアプリの表示を制限し、集中を促す「集中モード」が搭載されています。この機能は、特定の状況下で不要な割り込みを防ぐのに役立ちます。
また、「ショートカット」アプリには、特定の条件(トリガー)が満たされたときに、指定したアクションを自動で実行する「オートメーション」機能があります。
このオートメーション機能を利用し、Wi-Fiネットワークへの接続をトリガーとして設定することで、集中モードを自動的にオンにできます。たとえば、オフィスに到着し、職場のWi-Fiに接続すると同時に、仕事用の集中モードが有効になるように設定可能です。
この自動化を実現するには、最新のiOSまたはiPadOSがインストールされているiPhoneまたはiPadが必要です。
集中モードの基本的な役割
集中モードは、ユーザーが作成したプロファイルに基づいて、通知の許可や非表示、ロック画面やホーム画面のカスタマイズを行います。例えば、「仕事」集中モードでは、仕事関連のアプリ通知のみを許可し、他の通知はサイレントに設定できます。
オートメーションのトリガーとアクション
オートメーションのトリガーには、時間、場所、特定のアプリの起動、そしてWi-Fi接続など、様々な条件を設定できます。今回のケースでは、Wi-Fi接続がトリガーとなり、集中モードのオンがアクションとして実行されます。
Wi-Fi接続をトリガーに集中モードを自動オンにする設定手順
ここでは、特定のWi-Fiネットワークに接続した際に、あらかじめ設定した集中モードを自動でオンにする手順を解説します。事前に使用したい集中モードを作成しておくとスムーズです。
- 集中モードを作成または選択する
まだ集中モードを作成していない場合、設定アプリを開き、集中モードをタップします。画面右上の+ボタンをタップし、カスタムを選択して新しい集中モードを作成します。既存の集中モードを使用する場合は、その名前を覚えておきます。 - 「ショートカット」アプリを開く
ホーム画面からショートカットアプリを起動します。 - 「オートメーション」タブを選択する
画面下部にあるオートメーションタブをタップします。 - 新規オートメーションを作成する
画面右上の+ボタンをタップし、個人用オートメーションを作成をタップします。 - トリガーを「Wi-Fi」に設定する
オートメーションのトリガー一覧からWi-Fiをタップします。 - Wi-Fiネットワークを選択する
ネットワークの横にある選択をタップします。集中モードを自動でオンにしたい特定のWi-Fiネットワークの名前をリストから選び、完了をタップします。 - アクションを追加する
接続時が選択されていることを確認し、次へをタップします。続いてアクションを追加をタップします。 - 集中モードを設定する
検索フィールドに「集中モード」と入力し、集中モードを設定をタップします。オンにするの横にある集中モードをタップし、手順1で準備した集中モードを選択します。までの横にあるオフをタップし、解除されるまでを選択します。 - 「実行の前に尋ねる」を設定する
次へをタップし、実行の前に尋ねるのスイッチをオフにします。確認のメッセージが表示されたら尋ねないをタップします。これにより、Wi-Fi接続時に通知なしで集中モードが自動的にオンになります。 - オートメーションを完了する
画面右上の完了をタップして、オートメーションの設定を保存します。これで、指定したWi-Fiネットワークに接続すると、集中モードが自動でオンになります。
Wi-Fiオートメーション設定時の注意点とよくある疑問
Wi-Fi接続をトリガーにした集中モードの自動化は便利ですが、いくつかの注意点や、うまく動作しない場合の確認事項があります。
Wi-Fiネットワーク名が変更された場合
設定したWi-FiネットワークのSSID(ネットワーク名)が変更された場合、オートメーションは機能しなくなります。その際は、ショートカットアプリのオートメーション設定を開き、新しいWi-Fiネットワーク名に更新する必要があります。
「実行の前に尋ねる」設定の確認
オートメーションの作成時に「実行の前に尋ねる」をオンにしたままにしていると、Wi-Fi接続時に通知が表示され、ユーザーが手動で承認しないと集中モードがオンになりません。完全に自動化したい場合は、この設定をオフにしてください。
複数のWi-Fiネットワークで異なる集中モードを設定したい場合
自宅のWi-Fiと職場のWi-Fiでそれぞれ異なる集中モードを自動でオンにしたい場合は、それぞれのWi-Fiネットワークに対して個別のオートメーションを作成する必要があります。一つのオートメーションで複数のWi-Fiをトリガーに設定し、異なる集中モードを切り替えることはできません。
Wi-Fi接続が不安定な場合
Wi-Fi接続が頻繁に切断と再接続を繰り返す不安定な環境では、集中モードのオンオフも頻繁に発生する可能性があります。これにより、予期せぬタイミングで通知が届いたり、通知が遮断されたりすることが考えられます。
集中モードがオフにならない場合
Wi-Fiから切断されたときに集中モードをオフにしたい場合は、別途オートメーションを設定する必要があります。「Wi-Fi」トリガーで「切断時」を選択し、アクションとして「集中モードを設定」で「オフにする」を設定してください。
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集中モードの自動化に関する旧バージョンとの違い
集中モードはiOS 15で導入された機能です。それ以前のバージョンであるiOS 14までは「おやすみモード」という名称でした。
「おやすみモード」にもスケジュール設定や特定の連絡先からの通知を許可する機能はありましたが、集中モードのように複数のプロファイルを作成したり、より詳細なカスタマイズをしたりする機能はありませんでした。
また、現在の「ショートカット」アプリのオートメーション機能は、iOSやiPadOSのバージョンアップとともに機能が拡張されています。特にWi-Fi接続をトリガーとしたオートメーションや、集中モードの詳細な設定オプションは、比較的新しいiOS/iPadOSバージョンで利用可能になった機能です。
そのため、古いiOS/iPadOSバージョンを使用している場合は、この記事で解説した手順の一部が利用できない可能性があります。最新の機能を利用するためには、OSを最新バージョンにアップデートすることをおすすめします。
まとめ
この記事で、iPhoneやiPadの「集中モード」を特定のWi-Fi接続時に自動でオンにする設定方法を理解できました。
この自動化により、自宅や職場など、場所に応じた最適な通知環境を自動的に切り替えられます。
今回設定したWi-Fi接続以外にも、時間、場所、アプリの起動など、様々なトリガーで集中モードや他のアクションを自動化できます。
ぜひ他のオートメーションも試して、iPhoneやiPadをより便利に活用してください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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