オンラインサービスへの登録やニュースレターの購読時に、プライベートなメールアドレスを公開したくないと考えることがあります。
iPhoneやiPadのiCloudメールには「メールを非公開」という機能があり、ランダムなメールアドレスを生成して利用できます。
この記事では、この「メールを非公開」機能を使って、個人情報を守りながら安全にメールアドレスを利用する手順を詳しく解説します。
【要点】iCloudメールの「メールを非公開」機能でプライバシーを守る
- ランダムアドレスの生成: 設定アプリやSafariから簡単に一時的なメールアドレスを作成できます。
- 転送先の管理: 生成したランダムアドレスからのメールは、指定したプライベートなメールアドレスに自動転送されます。
- アドレスの無効化: 不要になったランダムアドレスはいつでも無効化でき、迷惑メールの受信を防ぎます。
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目次
iCloud「メールを非公開」機能の概要と利用条件
「メールを非公開」は、ユーザーのプライベートなメールアドレスを保護するためのiCloud+の機能です。
オンラインサービスへの登録時などに、自動生成された独自のランダムなメールアドレスを使用できます。
このランダムアドレスに届いたメールは、ユーザーが指定したiCloudメールアドレスに自動的に転送される仕組みです。
これにより、実際のメールアドレスが公開されることなく、迷惑メールやスパムの受信リスクを低減できます。
この機能を利用するには、iCloud+のサブスクリプションに登録している必要があります。また、iOS 15またはiPadOS 15以降のバージョンを搭載したiPhoneまたはiPadで利用可能です。
iPhone・iPadでランダムアドレスを利用する手順
iCloudの「メールを非公開」機能を使ってランダムアドレスを生成し、管理する手順を説明します。
新しいランダムアドレスを生成する手順
- 設定アプリを開く
iPhoneまたはiPadのホーム画面から「設定」アプリをタップして開きます。 - Apple ID設定に進む
設定画面の一番上にある自分の名前(Apple ID)をタップします。 - iCloud設定を開く
「iCloud」をタップします。 - 「メールを非公開」を選択する
「メールを非公開」の項目をタップします。 - 新しいアドレスを作成する
画面下部の「+ 新しいアドレスを作成」をタップします。 - ランダムアドレスを確認する
自動的に生成されたランダムなメールアドレスが表示されます。このアドレスは「メールを非公開」専用のアドレスです。 - ラベルとメモを追加する
「ラベル」にこのアドレスを使用する目的(例:ニュースレター登録)を入力します。必要であれば「メモ」も追加します。 - 「次へ」をタップして完了する
画面右上の「次へ」をタップし、さらに「完了」をタップしてアドレスの作成を確定します。
Safariでランダムアドレスを利用する手順
SafariでWebサイトの登録フォームなどにメールアドレスを入力する際、自動で「メールを非公開」のオプションが表示されることがあります。
- メールアドレス入力欄をタップする
SafariでWebサイト上のメールアドレス入力欄をタップします。 - 「メールを非公開」を選択する
キーボードの上に表示される候補の中から「メールを非公開」をタップします。 - ランダムアドレスを生成・入力する
自動的にランダムなメールアドレスが生成され、入力欄に表示されます。 - 登録を完了する
そのままWebサイトの登録手続きを続けます。このアドレスは自動的に「メールを非公開」リストに追加されます。
既存のランダムアドレスを管理する手順
作成したランダムアドレスの転送先を変更したり、不要になったアドレスを無効化したりできます。
- 「メールを非公開」設定を開く
「設定」→「自分の名前(Apple ID)」→「iCloud」→「メールを非公開」の順にタップします。 - 管理したいアドレスを選択する
リストから管理したいランダムアドレスをタップします。 - 転送先を変更する
「転送先」をタップし、メールを受信するiCloudメールアドレスを選択します。 - ラベルとメモを編集する
必要に応じて「ラベル」や「メモ」を編集して、アドレスの識別を容易にします。 - アドレスを無効化する
そのアドレスを今後使いたくない場合は、画面下部の「メールアドレスを無効にする」をタップします。無効化されたアドレスにはメールが届かなくなります。 - 無効化されたアドレスを削除する
無効化されたアドレスは、リストの「無効なアドレス」セクションに移動します。完全に削除するには、このリストから選択し「メールアドレスを削除」をタップします。
利用時の注意点と関連するトラブル
「メールを非公開」機能を使う際の注意点や、よくある状況について解説します。
iCloud+の契約が必要
「メールを非公開」機能は、iCloud+の有料サブスクリプションに含まれる機能です。無料のiCloudストレージのみを利用している場合はこの機能を使えません。iCloud+にアップグレードすることで利用可能になります。
ランダムアドレスからの返信について
ランダムアドレスに届いたメールに返信する際、メールアプリによっては元のランダムアドレスから返信する設定が自動で適用されることがあります。これにより、相手にはプライベートなメールアドレスが知られることなくやり取りを続けられます。ただし、この挙動はメールアプリの設定やiOSのバージョンによって異なる場合があります。
Webサイトやサービスでの利用制限
一部のWebサイトやオンラインサービスでは、ランダムに生成されたメールアドレスを登録できない場合があります。これは、サービス側が特定のドメインからの登録を制限しているか、メールアドレスの形式を厳しくチェックしているためです。この場合は、通常のメールアドレスを使用する必要があります。
アドレスの無効化と削除の違い
ランダムアドレスを「無効化」すると、そのアドレス宛のメールは転送されなくなりますが、アドレス自体はiCloudに保持されます。後から再有効化することも可能です。「削除」を選択すると、そのアドレスは完全に消去され、二度と利用できなくなります。将来的に再度利用する可能性がある場合は無効化に留めることを推奨します。
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iCloud「メールを非公開」と通常のiCloudメールアドレスの比較
| 項目 | メールを非公開(ランダムアドレス) | 通常のiCloudメールアドレス |
|---|---|---|
| 目的 | プライバシー保護、迷惑メール対策 | 個人間のやり取り、Appleサービスとの連携 |
| アドレスの種類 | 自動生成されるランダムな文字列 | ユーザーが設定した固定のメールアドレス |
| プライバシー保護 | 極めて高い。元のメールアドレスは秘匿される | 低い。アドレスが公開されると迷惑メールの対象になりうる |
| 利用条件 | iCloud+のサブスクリプションが必要 | Apple IDとiCloudアカウントがあれば利用可能 |
| 管理 | 転送先の変更、無効化、削除が可能 | 基本的には変更不可。エイリアス追加は可能 |
iPhoneやiPadのiCloudメールで「メールを非公開」機能を利用することで、オンライン上でのプライバシーを効果的に保護できます。
迷惑メールの防止や個人情報の漏洩リスク軽減に役立つため、オンラインサービス登録時に積極的に活用しましょう。
生成したランダムアドレスは定期的に見直し、不要なものは無効化または削除して管理することをおすすめします。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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