【iPhone・iPad】iPhoneでWi-Fi接続時に「安全性の低いセキュリティ」と表示される原因と対処法

【iPhone・iPad】iPhoneでWi-Fi接続時に「安全性の低いセキュリティ」と表示される原因と対処法
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iPhoneやiPadでWi-Fiに接続した際、「安全性の低いセキュリティ」という警告が表示される場合があります。

この表示は、現在利用しているWi-Fiネットワークのセキュリティ規格が古く、通信が暗号化されていない、または脆弱である状態を示しています。

この記事では、その警告が表示される原因と、安全なWi-Fi環境を構築するための具体的な対処法を解説します。

【要点】「安全性の低いセキュリティ」警告の主な解決策

  • Wi-Fiルーターのセキュリティ設定変更: Wi-Fiルーターの管理画面から、セキュリティ規格をWPA2/WPA3 Personal (AES) 以上に変更することで警告を解消できます。
  • Wi-Fiルーターのファームウェアアップデート: ルーターのソフトウェアを最新に保つことで、セキュリティの脆弱性が改善され、より安全な接続が可能になります。
  • 新しいWi-Fiルーターへの交換: 古いルーターが最新のセキュリティ規格に対応していない場合、新しいルーターに交換することで根本的に問題を解決できます。

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「安全性の低いセキュリティ」警告が表示される理由

iPhoneやiPadに「安全性の低いセキュリティ」と表示されるのは、接続しているWi-Fiネットワークが、現代のセキュリティ基準に満たない暗号化方式を使用しているためです。

具体的には、WEPやWPAといった古いセキュリティ規格が使われている場合にこの警告が出ます。これらの規格は、悪意のある第三者によって通信内容を傍受されたり、ネットワークに不正侵入されたりするリスクがあります。

iOSやiPadOSは、ユーザーの安全を守るために、脆弱なセキュリティ設定のWi-Fiネットワークを検知すると警告を表示する仕組みです。この警告は、より安全なWPA2/WPA3 Personal (AES) 以上の規格への変更を促すものです。

Wi-Fiルーターのセキュリティ設定を変更する手順

この手順では、Wi-Fiルーターの管理画面にアクセスしてセキュリティ設定を更新します。設定変更中はWi-Fi接続が一時的に切断される場合があります。有線LAN接続が可能なパソコンがあると、作業がスムーズに進みます。

  1. Wi-FiルーターのIPアドレスを確認する
    通常、ルーター本体のラベルや取扱説明書に「管理画面IPアドレス」や「設定用URL」として記載されています。例として「192.168.1.1」や「router.local」などがあります。
  2. Webブラウザで管理画面にアクセスする
    iPhoneまたはiPadのSafariやPCのWebブラウザを開き、確認したIPアドレスまたはURLをアドレスバーに入力してアクセスします。
  3. ログイン情報を入力する
    ルーターの初期設定時に設定したユーザー名とパスワードを入力してログインします。初期値はルーターの取扱説明書に記載されていることがほとんどです。
  4. 無線LAN設定またはセキュリティ設定を探す
    管理画面内で「無線LAN設定」「Wi-Fi設定」「セキュリティ設定」「ワイヤレス設定」などの項目を見つけます。メーカーによって項目名が異なります。
  5. セキュリティ規格をWPA2/WPA3 Personal (AES)に設定する
    「認証方式」や「暗号化方式」の項目で、「WPA2-PSK (AES)」「WPA2/WPA3-PSK (AES)」などを選択します。お使いのルーターがWPA3に対応している場合は、WPA3を選択することが推奨されます。
  6. Wi-Fiパスワード(PSKキー)を設定する
    現在のパスワードを変更しない場合はそのままにできます。変更する場合は、新しいパスワードを入力します。複雑で推測されにくいパスワードを設定することが重要です。
  7. 設定を保存しルーターを再起動する
    変更内容を保存するボタンをクリックまたはタップし、ルーターを再起動します。ルーターの再起動には数分かかる場合があります。
  8. iPhone・iPadでWi-Fiに再接続する
    iPhoneまたはiPadの設定Wi-Fiを開き、該当のネットワーク名を一度このネットワーク設定を削除してから、新しい設定で再接続します。

Wi-Fiルーターのファームウェアをアップデートする手順

Wi-Fiルーターのファームウェア更新は、セキュリティの脆弱性を修正し、機能改善を行うために重要です。定期的なアップデートを心がけましょう。

  1. Wi-Fiルーターの管理画面にログインする
    前述の手順1〜3と同様に、Webブラウザからルーターの管理画面にアクセスします。
  2. ファームウェアアップデートの項目を探す
    管理画面内で「ファームウェア更新」「システム」「メンテナンス」「管理」などの項目を見つけます。
  3. 利用可能なアップデートを確認する
    アップデートがある場合は、画面の指示に従って更新を開始します。自動更新機能がある場合は有効に設定することを推奨します。
  4. アップデートが完了するまで待つ
    アップデート中はルーターの電源を切らないでください。途中で電源が切れると故障の原因となります。完了後、ルーターが自動的に再起動します。

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設定変更後のWi-Fi接続トラブルと対処法

設定変更後にWi-Fiに接続できなくなる

Wi-Fiルーターのセキュリティ設定やパスワードを変更した後、iPhoneやiPadがWi-Fiに接続できなくなる場合があります。これは、iPhoneやiPadが古い接続情報を保持しているために発生します。

  1. ネットワーク設定の削除
    iPhoneまたはiPadの設定Wi-Fiを開き、該当のネットワーク名の右にある情報ボタン(iアイコン)をタップします。次にこのネットワーク設定を削除をタップし、確認画面で再度削除をタップします。
  2. 新しいパスワードで再接続
    Wi-Fi設定画面に戻り、該当のネットワーク名を再度タップして、新しいWi-Fiパスワードを入力し直します。

ルーターの管理画面にログインできない

ルーターの管理画面にログインするためのユーザー名やパスワードを忘れてしまった場合、設定変更ができません。特に初期設定から変更していない場合は、取扱説明書やルーター本体のラベルを確認してください。

  1. 初期値の確認
    ルーターの取扱説明書を確認し、工場出荷時のログイン情報を試します。多くのルーターで「admin/password」や「root/なし」などの初期値が設定されています。
  2. ルーターの初期化
    最終手段として、ルーター本体にあるリセットボタンを長押しして工場出荷時の状態に戻す方法があります。この操作を行うと、Wi-Fiパスワードを含むすべての設定が初期化されます。初期化後は、再度ルーターの初期設定が必要です。

古いWi-Fiルーターで最新のセキュリティ規格が選択できない

使用しているWi-Fiルーターが非常に古いモデルの場合、WPA2やWPA3といった最新のセキュリティ規格に対応していない可能性があります。この場合、設定画面に該当の選択肢が表示されません。

この状況では、新しいWi-Fiルーターへの交換を検討することが最も効果的な解決策です。新しいルーターは通常、WPA3などの最新規格に対応しており、より高速で安定した通信も期待できます。

主要なWi-Fiセキュリティ規格の比較

項目 WEP WPA WPA2 Personal WPA3 Personal
登場時期 1999年 2003年 2004年 2018年
暗号化方式 RC4 TKIP (RC4) AES-CCMP SAE (AES)
セキュリティレベル 低 (脆弱) 中 (脆弱) 最高
iPhone・iPadでの警告表示 「安全性の低いセキュリティ」表示 「安全性の低いセキュリティ」表示 警告なし 警告なし

この記事では、iPhoneやiPadで表示される「安全性の低いセキュリティ」警告の原因と、その対処法について解説しました。

Wi-Fiルーターのセキュリティ設定をWPA2/WPA3 Personal (AES)へ変更し、ファームウェアを最新に保つことで、安全な通信環境を構築できます。

これらの手順を実行することで、Wi-Fiネットワークの安全性を高め、個人情報の保護を強化することが可能です。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。