【iPhone・iPad】iPhoneがWi-Fiに接続済みなのに速度が遅い時のDNS変更と改善策

【iPhone・iPad】iPhoneがWi-Fiに接続済みなのに速度が遅い時のDNS変更と改善策
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iPhoneやiPadがWi-Fiに接続されているにもかかわらず、インターネットの速度が極端に遅い場合があります。

この問題は、DNSサーバーの設定やWi-Fiルーターの一時的な不調が原因で発生することがあります。

この記事では、DNSサーバーの変更を含む具体的な改善策を解説し、お使いのiPhoneやiPadで快適な通信環境を取り戻す方法を説明します。

【要点】Wi-Fi速度が遅い時の改善策

  • DNSサーバーの手動設定: デフォルトのDNSサーバーを高速なものに変更し、ウェブサイトの表示速度を改善します。
  • ネットワーク設定のリセット: iPhoneやiPadのWi-Fi接続に関する一時的な不具合を解消し、接続トラブルを解決します。
  • Wi-Fiルーターの再起動: ルーターの一時的なエラーを解消し、通信環境を安定化させます。

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iPhoneやiPadのWi-Fi速度が遅くなる原因と仕組み

iPhoneやiPadがWi-Fiに接続されているのに速度が遅い場合、いくつかの原因が考えられます。これらの原因を理解することで、適切な対処法を選択できます。

DNSサーバーの応答遅延

DNSサーバーは、ウェブサイトのドメイン名(例: example.com)をIPアドレスに変換する役割を担います。このDNSサーバーの応答が遅いと、ウェブサイトの読み込みに時間がかかり、インターネット全体の速度が低下したように感じられます。特に、プロバイダが提供するデフォルトのDNSサーバーが混雑している場合や、サーバー自体が遠隔地にある場合に発生しやすい問題です。

Wi-Fiルーターの一時的な不調

Wi-Fiルーターは24時間稼働しているため、内部で一時的なエラーが発生することがあります。これにより、データ通信の処理能力が低下したり、接続が不安定になったりします。ルーターのファームウェアが古い場合も、性能が十分に発揮されない原因となることがあります。

電波干渉や物理的な障害物

Wi-Fiの電波は、他の無線機器(電子レンジ、コードレス電話など)や隣接するWi-Fiネットワークからの電波と干渉することがあります。また、壁や家具などの物理的な障害物によって電波が遮られ、iPhoneやiPadに届く電波が弱くなることも速度低下の原因です。ルーターとデバイスの距離が遠い場合も同様です。

インターネット回線自体の混雑

ご契約されているインターネット回線やプロバイダ側の設備が混雑している場合も、Wi-Fiの速度が低下します。特に、夜間や休日などインターネット利用者が多い時間帯に発生しやすい現象です。この場合は、ルーターやデバイスの設定を変更しても速度改善は難しい場合があります。

iPhone・iPad本体の一時的な不具合

iPhoneやiPadのソフトウェアに一時的な不具合が発生し、Wi-Fi通信機能が正常に動作しなくなることもあります。バックグラウンドで多数のアプリが動作している場合や、iOS/iPadOSのバージョンが古い場合にも、通信速度に影響が出ることがあります。

Wi-Fi速度を改善するための具体的な操作手順

Wi-Fi速度が遅い問題を解決するために、以下の手順を順番に試してください。DNSサーバーの変更は、特に有効な改善策の一つです。

DNSサーバーを手動で設定する手順

iPhoneやiPadのWi-Fi設定でDNSサーバーを高速なものに変更することで、ウェブサイトの読み込み速度が向上する場合があります。ここでは、Google Public DNSを例に説明します。

  1. 設定アプリを開く
    iPhoneまたはiPadのホーム画面から「設定」アプリをタップして開きます。
  2. 「Wi-Fi」をタップする
    設定メニューの一覧から「Wi-Fi」をタップします。
  3. 接続中のネットワークの「i」ボタンをタップする
    現在接続しているWi-Fiネットワークの名前の右側にある青い「i」(情報)ボタンをタップします。
  4. 「DNSを構成」をタップする
    ネットワークの詳細設定画面を下にスクロールし、「DNSを構成」の項目をタップします。
  5. 「手動」を選択する
    「自動」が選択されている場合は、「手動」をタップして選択肢を切り替えます。
  6. 既存のDNSサーバーを削除する
    「DNSサーバー」の項目に表示されている既存のDNSサーバーを左にスワイプし、「削除」をタップします。
  7. 新しいDNSサーバーを追加する
    「サーバーを追加」をタップし、プライマリDNSサーバーとして8.8.8.8を入力します。さらに「サーバーを追加」をタップし、セカンダリDNSサーバーとして8.8.4.4を入力します。
  8. 「保存」をタップする
    画面右上の「保存」をタップして、設定を適用します。

ネットワーク設定をリセットする手順

iPhoneやiPadのネットワーク設定をリセットすることで、Wi-Fi接続に関する一時的な問題や誤った設定が解消されることがあります。この操作では、保存されているWi-FiパスワードやVPN設定なども削除されますので、再度設定が必要です。

  1. 設定アプリを開く
    ホーム画面から「設定」アプリをタップして開きます。
  2. 「一般」をタップする
    設定メニューの一覧から「一般」をタップします。
  3. 「転送またはiPhoneをリセット」または「転送またはiPadをリセット」をタップする
    画面を下にスクロールし、この項目をタップします。
  4. 「リセット」をタップする
    表示されたオプションの中から「リセット」をタップします。
  5. 「ネットワーク設定をリセット」をタップする
    リセットの種類から「ネットワーク設定をリセット」を選択します。
  6. パスコードを入力し、リセットを確認する
    デバイスのパスコードを入力し、警告メッセージが表示されたら「ネットワーク設定をリセット」を再度タップして確定します。

Wi-FiルーターとiPhone・iPadを再起動する手順

Wi-FiルーターとiPhone・iPadの両方を再起動することで、一時的な不具合やエラーが解消され、通信が安定することがよくあります。この手順は最も基本的なトラブルシューティングです。

  1. iPhone・iPadを再起動する
    電源ボタン(ホームボタンがないモデルは音量ボタンとサイドボタンを同時に長押し)を長押しし、スライダをドラッグして電源を切ります。その後、再度電源ボタンを長押しして起動します。
  2. Wi-Fiルーターの電源を抜いて数分待つ
    Wi-Fiルーターの電源ケーブルをコンセントから抜きます。完全に放電させるため、約1〜2分間そのまま待ちます。
  3. Wi-Fiルーターの電源を入れ直す
    数分後、電源ケーブルをコンセントに差し込み、ルーターが完全に起動するまで待ちます。ルーターのランプが安定した点灯状態になることを確認してください。

DNS変更後も速度が改善しない場合の追加対処法

上記のDNS変更や再起動を試してもWi-Fi速度が改善しない場合は、以下の追加対処法を検討してください。環境要因や他の設定が原因となっている可能性があります。

Wi-Fiルーターの設置場所を見直す

Wi-Fiの電波は、壁や家具、他の電子機器によって遮られたり干渉を受けたりします。ルーターを設置する際は、以下の点に注意してください。

  • 見通しの良い場所に設置し、障害物を避ける。
  • 電子レンジやコードレス電話などの電波を発する機器から離す。
  • 床から少し高い位置に設置することで、電波が広がりやすくなる。

Wi-Fiの周波数帯を変更する

多くのWi-Fiルーターは2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯に対応しています。それぞれの特徴を理解し、適切な周波数帯を使用することで速度が改善する場合があります。

  • 2.4GHz帯: 障害物に強く遠くまで届きますが、他の機器との干渉を受けやすく速度が遅くなることがあります。
  • 5GHz帯: 干渉を受けにくく高速ですが、障害物に弱く届く範囲が狭い特徴があります。

ルーターの設定画面で、iPhoneやiPadを5GHz帯のSSID(Wi-Fiネットワーク名)に接続することを試してください。iPhoneやiPadが5GHz帯に対応していることを確認することも重要です。

VPN接続を一時的にオフにする

VPN(仮想プライベートネットワーク)を使用している場合、通信がVPNサーバーを経由するため、インターネットの速度が低下することがあります。速度低下がVPNによるものかを確認するために、一時的にVPN接続をオフにしてみてください。

  1. 設定アプリを開く
    ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  2. 「VPN」をタップする
    設定メニューの一覧から「VPN」をタップします。
  3. VPNのステータスをオフにする
    「VPN」のトグルスイッチをタップしてオフにします。

Wi-Fiアシスト機能をオフにする

Wi-Fiアシストは、Wi-Fi信号が弱い場合に自動的にモバイルデータ通信に切り替える機能です。この機能が原因で、不安定なWi-Fi接続とモバイルデータ通信が頻繁に切り替わり、結果的に速度が遅く感じられることがあります。

  1. 設定アプリを開く
    ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  2. 「モバイル通信」をタップする
    設定メニューの一覧から「モバイル通信」をタップします。
  3. 「Wi-Fiアシスト」をオフにする
    画面を一番下までスクロールし、「Wi-Fiアシスト」のトグルスイッチをタップしてオフにします。

OSのアップデートを確認する

iPhoneやiPadのiOS/iPadOSが最新バージョンでない場合、ソフトウェアの不具合によってWi-Fiのパフォーマンスが低下することがあります。常に最新のOSにアップデートしておくことを推奨します。

  1. 設定アプリを開く
    ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  2. 「一般」をタップする
    設定メニューの一覧から「一般」をタップします。
  3. 「ソフトウェア・アップデート」をタップする
    「ソフトウェア・アップデート」をタップし、利用可能なアップデートがあればインストールします。

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利用可能なDNSサーバーの比較

DNSサーバーは多数存在し、それぞれに特徴があります。ここでは、一般的に利用される主要なDNSサーバーを比較します。

項目 Google Public DNS Cloudflare DNS OpenDNS
提供元 Google Cloudflare Cisco
主な特徴 高速で安定している。世界中にサーバーがあるため、どこからでもアクセスしやすい プライバシー保護を重視し、高速な応答速度が特徴 フィッシング詐欺サイトや悪意のあるサイトをブロックするセキュリティ機能が充実
プライマリDNS 8.8.8.8 1.1.1.1 208.67.222.222
セカンダリDNS 8.8.4.4 1.0.0.1 208.67.220.220

まとめ

iPhoneやiPadのWi-Fi接続速度が遅い場合、DNSサーバーの変更やネットワーク設定のリセットが効果的な解決策となります。

また、Wi-Fiルーターの設置場所の見直しや、周波数帯の変更、VPNやWi-Fiアシスト機能の確認も重要です。

これらの手順を試すことで、お使いのiPhoneやiPadで快適なインターネット利用が可能になります。

Wi-Fiの速度が改善されない場合は、ルーターの初期化やプロバイダへの問い合わせも検討してください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。