Zoomの会議で送られるチャットメッセージは、重要な決定事項やメモを含むことが多いです。しかし、手動でファイルに保存するのは手間がかかり、忘れてしまうこともあります。この記事では、Zoomのチャットを自動的にGoogleドキュメントに保存し、会議メモを効率的に取得する方法を解説します。これで、会議後にチャットを見返す手間を省けます。
【要点】ZoomチャットをGoogleドキュメントに自動保存する方法
- Zoomのクラウド記録機能: 会議をクラウドに録画すると、チャットも自動保存されます。後からGoogleドキュメントにコピーできます。
- Zapierを使った自動連携: ZoomとGoogleドキュメントをZapierで接続し、会議終了後にチャットを自動的にドキュメントに出力します。
- Google Apps Scriptによるカスタム自動化: 自社のワークフローに合わせて、Zoom APIを利用したスクリプトでチャットを取得し、ドキュメントを作成します。
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目次
Zoomのチャットを自動保存する仕組み
Zoomの会議中に送信されるチャットメッセージは、デフォルトでは会議終了後に削除されてしまいます。保存するには、いくつかの手段があります。最も簡単なのはZoomのクラウド録画機能を使う方法です。録画を有効にすると、チャットの内容も録画ファイルと一緒に保存されます。また、第三者の自動化ツール(Zapierなど)を使えば、チャットを直接Googleドキュメントに出力できます。さらに、Google Apps ScriptとZoom APIを組み合わせれば、完全にカスタマイズされた自動化も可能です。この記事では、それぞれの方法を詳しく説明します。
自動保存のための3つの方法
方法1:Zoomのクラウド記録機能を利用する
Zoomのクラウド録画を有効にすると、チャットテキストが自動的に保存されます。以下が手順です。
- 会議の予約時にクラウド録画を設定する
ZoomのWebポータルにログインし、[設定] > [録画] で「クラウド録画」を有効にします。会議予約時にも個別にオンにできます。 - 会議後に録画ファイルを確認する
会議終了後、Zoomから録画完了のメールが届きます。リンクをクリックすると、録画ファイルと共に「チャットメッセージ」がテキストファイルで保存されています。 - テキストファイルをGoogleドキュメントに取り込む
ダウンロードしたチャットテキストを開き、内容をコピーしてGoogleドキュメントに貼り付けます。必要に応じて整形してください。
方法2:ZapierでZoomとGoogleドキュメントを連携する
Zapierは、Zoomの新しい会議が終了したことをトリガーに、チャット内容をGoogleドキュメントに自動で書き出すことができます。手順は以下の通りです。
- Zapierアカウントを作成し、ZoomとGoogleドキュメントを連携する
Zapierにログインし、[Create Zap] から新しいZapを作成します。トリガーアプリにZoomを選び、アクションアプリにGoogleドキュメントを選択してください。 - トリガーを設定する
Zoomのトリガーとして「New Meeting」または「New Recording」を選びます。「New Recording」の場合は、クラウド録画が完了したときに起動します。このとき、チャットファイルも連携可能です。 - アクションを設定する
Googleドキュメントのアクションとして「Create Document」を選びます。ドキュメントのタイトルや内容を設定する際に、Zoomから受け取ったチャットテキストをマッピングします。例えば、チャットメッセージの内容をドキュメントの本文に挿入します。 - Zapを有効にする
テストを行い、正常に動作することを確認したらZapを公開します。以降、会議終了ごとに自動的にドキュメントが作成されます。
方法3:Google Apps ScriptとZoom APIでカスタム自動化
プログラミングが可能な環境であれば、Google Apps Scriptを使ってZoom APIからチャットデータを取得し、Googleドキュメントに保存するシステムを構築できます。以下は基本的な流れです。
- Zoom APIの認証情報を取得する
Zoom App Marketplaceでアプリを作成し、Client IDとClient Secretを取得します。これを使ってアクセストークンを発行します。 - Google Apps Scriptのプロジェクトを作成する
Googleドライブで新しいApps Scriptプロジェクトを作成します。スクリプトエディタで、Zoom APIを呼び出して会議のチャットを取得するコードを記述します。 - スクリプトでチャットをドキュメントに書き出す
取得したチャットデータを、DocumentAppクラスを使って新しいドキュメントに書き込みます。タイムスタンプや参加者情報も含めると便利です。 - トリガーを設定する
Apps Scriptの時間主導型トリガーを設定し、定期的にスクリプトを実行するか、またはWebhookを受け取れるようにします。Zoomの会議終了イベントをトリガーにすることも可能です。
各方法の比較と注意点
| 方法 | 自動化の度合い | 必要なもの | おすすめケース |
|---|---|---|---|
| クラウド録画 | 半自動(手作業でコピー) | Zoom有料プラン | 小規模な会議、手間をかけられる場合 |
| Zapier | 完全自動 | Zapier有料プラン | ノンコーディングで素早く導入したい場合 |
| Apps Script | 完全自動(カスタム可能) | プログラミング知識、Zoom API利用料 | 高度なカスタマイズが必要な場合 |
注意点として、クラウド録画は会議の録画自体が必要なため、録画をしたくない場合は不向きです。また、Zapierは月間のタスク数に制限があるため、大量の会議がある場合は費用がかさむ可能性があります。Google Apps Scriptは柔軟性が高い反面、Zoom APIの使い方に習熟する必要があります。
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まとめ
この記事では、ZoomチャットをGoogleドキュメントに自動保存する3つの方法を解説しました。クラウド録画を利用する方法は手軽ですが、完全自動化にはZapierやGoogle Apps Scriptが適しています。特にZapierはコード不要で始められ、初心者にもおすすめです。一方、自社のワークフローに合わせたい場合は、Google Apps Scriptで独自の自動化を構築してみてください。ぜひ、会議の効率を高めるために適切な方法を選んでください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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