【対処法】メール「【Amazon】異常な行為が検出されたため_番号:2940284507」が届いた場合

ここでは自分のメールアドレス宛に「Amazon顧客サービス」を名乗る「【Amazon】異常な行為が検出されたため_番号:2940284507」と題したメールが届いた際の対処法を紹介します。

目次

「【Amazon】異常な行為が検出されたため_番号:2940284507」の文面

Аmazon お客様:
(※宛先のメールアドレス)
お客様のアカウントで異常な行為が検出されたため、お客様の注文と Amazon アカウントを停止させていただいております。アカウントにログインして画面の指示に従うことで、アカウントの停止状態を解除していただけます。.Amazonのアカウントからご確認ください。請求先情報の確認が完了するまで、お客様のアカウントへのアクセスを停止させていただきますので、ご了承ください。

▼会員情報の管理ページで確認:
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https://www-annazon-co-jp.necklace.ltd
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●変更対象の会員ID
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会員ID : (※宛先のメールアドレス)
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Amazon.co.jp でのご注文について、くわしくは注文についてのヘルプページをご確認ください。

アカウントについて不明な点がある場合は、Amazon.co.jp/securityをご覧ください。

またのご利用をお待ちしております。
Amazon.co.jp

実際の画面

「【Amazon】異常な行為が検出されたため_番号:2940284507」の対処法

このメールが届いた場合でも、絶対に「会員情報の管理ページで確認」のリンクを押してはいけません。無視の上、廃棄してください。

このメールの危険性

このメールは、住所、氏名、誕生日、クレジットカード情報などを入力させることにより、詐欺グループが「不正引き出し」を行うためのデータ収集目的で送信されています。

Amazonからのメールに偽装し、Amazonのアカウントを停止すると虚偽の説明をすることで、ユーザーの不安感を煽り、個人情報を入手するフィッシング詐欺の手口が使われています。

仮に「本物のAmazonかもしれない」「アカウントが凍結されるのでは」と心配になったとしても、データの入力と同様、問い合わせも絶対にしてはいけません。詐欺グループに「いいカモ」と認識され、さらなるリスクにさらされる可能性が高まります。

フィッシングメールだと見抜くポイント

冒頭の「Аmazon お客様: (※宛先のメールアドレス), 」からフィッシングメールの可能性を見出すことができます。重要性の高いメールを個人に送信する際に「Аmazon お客様」といった表記をすることは常識的にあり得ません。本来ならば、利用者のフルネームを記すはずです。また、宛先のメールアドレスをぞんざいに記載することは本物のAmazonなら控えます。

また、いわゆる「中華フォント」と呼ばれる文字や、不自然な半角スペースの乱用からも違和感を抱くことができます。

リンク先のURLが「www-annazon-co-jp.necklace.ltd」と不審なことや「またのご利用をお待ちしております」と異常を通知するメールの文末に使うべきではない言葉を使っていることからもフィッシングメールであることは決定的です。

このメールについて警察に相談する場合

各都道府県の警察本部で相談窓口を設けています。もしデータを入力してしまった場合は速やかに警察に相談する必要があります。

・各都道府県「警察本部の相談窓口」電話番号リスト

「【Amazon】異常な行為が検出されたため_番号:2940284507」についての結論

「【Amazon】異常な行為が検出されたため_番号:2940284507」は典型的なフィッシングメールです。絶対にデータを入力せず、廃棄しましょう。