【Windows】ネットワーク設定が「0x80070005」アクセス拒否で保存できない時のレジストリ権限付与 | エラーコード:0x80070005

【Windows】ネットワーク設定が「0x80070005」アクセス拒否で保存できない時のレジストリ権限付与 | エラーコード:0x80070005
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Windows 11またはWindows 10でネットワーク設定を変更しようとした際、「0x80070005」というエラーコードが表示され、設定が保存できない状況に直面していませんか。

このエラーは、必要なシステムリソースへのアクセスが拒否されていることを示します。

この記事では、レジストリの権限を適切に設定し、ネットワーク設定を正常に保存できる状態に戻すための手順を解説します。

【要点】ネットワーク設定の0x80070005エラーを解決する手順

  • レジストリのバックアップ: レジストリ編集前に、万が一の事態に備えて現在の設定を保存できます。
  • レジストリ権限の付与: 特定のレジストリキーへのアクセス権限を修正し、ネットワーク設定の保存問題を解決します。
  • ネットワークアダプターのリセット: 権限の問題が解決しない場合、ネットワーク関連の設定を初期化して問題を解消できます。

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ネットワーク設定が保存できない0x80070005エラーの原因と仕組み

エラーコード「0x80070005」は、一般的に「アクセス拒否」を意味するものです。

このエラーがネットワーク設定の保存時に発生する場合、Windowsの特定のレジストリキーへの書き込み権限が不足していることが主な原因として考えられます。

Windowsは、ネットワークアダプターの設定やプロトコルの情報などをレジストリに保存しています。

何らかの理由で、これらのレジストリキーに対する現在のユーザーやシステムアカウントの権限が不十分になると、設定変更をレジストリに書き込めず、エラーが発生します。

セキュリティソフトウェアやシステムファイルの破損、過去のアップデートの影響などが、この権限不足を引き起こす場合があります。

影響を受けるレジストリキー

ネットワーク設定に関連する主要なレジストリキーは、通常「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Network」以下に存在します。

このキーやそのサブキーに対する書き込み権限がないと、IPアドレスやDNSサーバーの設定変更、ネットワークアダプターの有効/無効化などが正しく反映されません。

この問題を解決するには、該当するレジストリキーに対して適切なアクセス許可を付与する必要があります。

レジストリ権限を付与してネットワーク設定エラーを解決する手順

レジストリの編集はシステムに大きな影響を与える可能性があります。必ず事前にバックアップを取得してください。

ステップ1: レジストリのバックアップ

  1. 「ファイル名を指定して実行」を開く
    WindowsキーとRキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログボックスを開きます。
  2. レジストリエディターを起動する
    「名前」ボックスに「regedit」と入力し、Enterキーを押すか「OK」をクリックします。ユーザーアカウント制御の確認が表示されたら「はい」を選択してください。
  3. レジストリ全体をエクスポートする
    レジストリエディターのウィンドウで、「ファイル」メニューから「エクスポート」を選択します。
  4. バックアップファイルを保存する
    「エクスポート範囲」で「すべて」を選択し、任意の場所に分かりやすい名前でファイルを保存します。例えば「registry_backup_日付.reg」などです。

ステップ2: ネットワークキーの権限を変更する

  1. レジストリエディターを起動する
    前述の手順でレジストリエディターを起動します。
  2. 対象のレジストリキーへ移動する
    左側のツリービューで、以下のパスをたどって「Network」キーに移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Network
  3. 「Network」キーのアクセス許可を開く
    「Network」キーを右クリックし、コンテキストメニューから「アクセス許可」を選択します。
  4. 「Authenticated Users」グループを追加する
    「Networkのアクセス許可」ウィンドウで、「追加」ボタンをクリックします。「ユーザーまたはグループの選択」ウィンドウが表示されます。
  5. グループ名を入力して確認する
    「選択するオブジェクト名を入力してください」ボックスに「Authenticated Users」と入力し、「名前の確認」ボタンをクリックします。名前が正しく解決されたら「OK」をクリックします。
  6. 「Authenticated Users」に権限を付与する
    「Networkのアクセス許可」ウィンドウに戻り、「グループ名またはユーザー名」リストで「Authenticated Users」を選択します。
    「Authenticated Usersのアクセス許可」ボックスの「フルコントロール」の「許可」チェックボックスをオンにします。「適用」をクリックし、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。
    Windows 10でも同じ手順で設定できます。
  7. PCを再起動する
    変更をシステムに適用するため、PCを再起動します。
  8. ネットワーク設定の保存を再試行する
    PCの再起動後、再度ネットワーク設定の変更を試み、問題が解決しているか確認します。

レジストリ編集で解決しない場合の追加チェック項目

レジストリ権限の変更を行っても問題が解決しない場合、他の原因が考えられます。

以下の対処法を試してみてください。

セキュリティソフトウェアが影響している場合

インストールされているウイルス対策ソフトウェアやファイアウォールが、レジストリへの書き込みをブロックしている可能性があります。

一時的にこれらのソフトウェアを無効にして、ネットワーク設定の変更を試みてください。

問題が解決する場合は、セキュリティソフトウェアの設定を見直すか、他のソフトウェアへの切り替えを検討しましょう。

ネットワークアダプターのリセット

ネットワークアダプター自体に問題がある場合、設定のリセットが有効です。

  1. 設定アプリを開く
    スタートメニューから「設定」を開きます。
  2. 「ネットワークとインターネット」へ進む
    左側のナビゲーションペインで「ネットワークとインターネット」を選択します。
  3. 「ネットワークのリセット」を実行する
    「ネットワークの詳細設定」セクションにある「ネットワークのリセット」をクリックします。
    Windows 10の場合は、「設定」アプリの「ネットワークとインターネット」から「状態」タブを選択し、「ネットワークのリセット」をクリックします。
  4. リセットを確認する
    「今すぐリセット」ボタンをクリックし、確認メッセージで「はい」を選択します。PCが再起動されます。

システムファイルチェッカーの実行

システムファイルが破損している場合も、レジストリへのアクセスに問題が生じることがあります。

システムファイルチェッカー(SFC)を実行して、破損したファイルを修復できます。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル(管理者)」または「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
  2. SFCコマンドを実行する
    コマンドプロンプトウィンドウに「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。
  3. スキャン完了まで待つ
    スキャンが完了するまでしばらく時間がかかります。完了後、PCを再起動します。

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レジストリ編集と他のネットワークトラブルシューティングの比較

項目 レジストリ編集 ネットワークアダプターのリセット SFCコマンド
対象範囲 特定のレジストリキーのアクセス権限 すべてのネットワークアダプターと設定 Windowsのシステムファイル全体
解決の確実性 権限問題が原因なら高い 広範なネットワーク問題に有効 システムファイル破損が原因なら有効
リスク 誤操作でシステム不安定化の可能性 ネットワーク設定が初期化される 低い
適用場面 「0x80070005」などアクセス拒否エラー Wi-Fi接続不良、IPアドレス取得失敗など Windows機能の異常、エラー全般

まとめ

この記事で解説したレジストリ権限の付与により、Windowsのネットワーク設定が「0x80070005」エラーで保存できない問題を解決できました。

レジストリの変更は慎重に行う必要がありますが、適切な手順を踏むことで問題は解消されます。

もしレジストリ編集で解決しない場合でも、ネットワークアダプターのリセットやSFCコマンドなど、他の対処法を試すことで問題の特定と解決につながります。

これらの手順を活用し、快適なネットワーク環境を維持してください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。