【Windows】認証情報の読み込みに失敗する時の資格情報保存場所をリセットする手順 | エラーコード:0x8009030e

【Windows】認証情報の読み込みに失敗する時の資格情報保存場所をリセットする手順 | エラーコード:0x8009030e
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業務中に「認証情報の読み込みに失敗しました」というエラーコード0x8009030eが表示され、作業が中断されてしまう場合があります。

このエラーは、Windowsの資格情報マネージャーに保存されている認証データが破損していることが主な原因です。

この記事では、資格情報保存場所をリセットする手順を詳しく解説し、この認証エラーを解決できるよう支援します。

【要点】認証情報の読み込み失敗エラー0x8009030eの解決策

  • レジストリのバックアップ: 重要なシステム設定を保護し、万が一の事態に備えることができます。
  • 資格情報マネージャーのサービス再起動: 資格情報マネージャーの一時的な不具合を解消し、認証プロセスを正常化します。
  • 保存された資格情報の削除: 破損した認証データを削除し、エラーの原因を取り除きます。
  • 資格情報保存場所のレジストリキー削除: 資格情報マネージャーのデータ保存場所を再構築し、根本的な問題を解決します。

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認証情報の読み込みエラー0x8009030eが発生する原因

エラーコード0x8009030eは、Windowsが保存された認証情報を正しく読み込めない場合に発生します。

この問題は、主にWindowsの資格情報マネージャーに保存されているデータが破損していることに起因します。

資格情報マネージャーは、ユーザー名やパスワードなどの認証情報を暗号化して管理する役割を担っています。

保存されたデータが何らかの理由で破損すると、システムが認証情報を利用できなくなり、エラーが発生します。

特に、ネットワークドライブへの接続時や、特定のアプリケーションでの認証時にこのエラーが頻繁に確認されます。

関連するサービスの一時的な不具合も、この認証エラーの一因となることがあります。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

認証情報の読み込みエラー0x8009030eを解決する手順

このセクションでは、認証情報の読み込みエラー0x8009030eを解決するための具体的な手順を解説します。

レジストリの編集が含まれるため、事前にバックアップを取得することを強く推奨します。

レジストリのバックアップを取得する手順

レジストリの編集は、システムに影響を与える可能性があるため、必ずバックアップを取得してください。

  1. レジストリエディターを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
    「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
    「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示されたら、「はい」を選択します。
  2. レジストリをエクスポートする
    レジストリエディターのメニューバーから「ファイル」をクリックし、「エクスポート」を選択します。
  3. バックアップファイルを保存する
    「レジストリファイルのエクスポート」ダイアログで、保存範囲を「すべて」に設定します。
    任意のファイル名を入力し、デスクトップなど分かりやすい場所に保存します。
    これにより、システム全体のレジストリのバックアップが作成されます。

資格情報マネージャーサービスを再起動する手順

資格情報マネージャーサービスの一時的な不具合を解消するため、サービスを再起動します。

  1. サービス管理ツールを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
    「services.msc」と入力し、「OK」をクリックします。
  2. サービスを見つける
    サービスの一覧から「Credential Manager」または「資格情報マネージャー」を見つけます。
    Windows 10でも同様の名称で表示されます。
  3. サービスを再起動する
    「Credential Manager」を右クリックし、「停止」を選択します。
    停止が完了したら、再度「Credential Manager」を右クリックし、「開始」を選択します。

保存されたWindows資格情報を削除する手順

破損した可能性のある既存の資格情報を削除し、再作成を促します。

  1. コントロールパネルを開く
    「スタート」ボタンを右クリックし、「コントロールパネル」を選択します。
    Windows 11では、「設定」アプリから「コントロールパネル」を検索して開くこともできます。
  2. 資格情報マネージャーを開く
    「表示方法」が「カテゴリ」になっている場合は、「ユーザーアカウント」をクリックし、「資格情報マネージャー」を選択します。
    「表示方法」が「大きいアイコン」または「小さいアイコン」の場合は、直接「資格情報マネージャー」をクリックします。
  3. Windows資格情報を削除する
    「資格情報マネージャー」画面で、「Windows資格情報」セクションをクリックします。
    問題の原因となっている可能性のある資格情報を一つずつクリックし、「削除」を選択します。
    特に、ネットワークドライブやクラウドサービスに関連する資格情報を確認してください。
    不明な場合は、すべてのWindows資格情報を削除することも検討できます。

資格情報保存場所のレジストリキーを削除する手順

資格情報マネージャーのデータ保存場所を根本的にリセットするため、関連するレジストリキーを削除します。

  1. レジストリエディターを開く
    WindowsキーとRキーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
    「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
    「ユーザーアカウント制御」のメッセージが表示されたら、「はい」を選択します。
  2. 対象のレジストリキーに移動する
    レジストリエディターのアドレスバーに以下のパスをコピーして貼り付け、Enterキーを押します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Cryptography\Protect\Providers\df9d8cd0-1501-11d1-8c7a-00c04fc297eb
    このキーはWindows 10でも同じパスで存在します。
  3. レジストリキーを削除する
    左側のペインで「df9d8cd0-1501-11d1-8c7a-00c04fc297eb」キーを右クリックします。
    コンテキストメニューから「削除」を選択します。
    確認のメッセージが表示されたら、「はい」をクリックして削除を実行します。
  4. Windowsを再起動する
    レジストリエディターを閉じ、Windowsを再起動します。
    再起動後、システムは新しい資格情報保存場所を自動的に再構築します。

認証情報のリセット後に発生しうる問題と対処

資格情報のリセットは効果的な解決策ですが、いくつかの問題が発生する可能性もあります。

ここでは、よくある失敗例とその対処法について解説します。

レジストリキーを誤って削除してしまった場合

レジストリキーの削除は慎重に行う必要がありますが、誤って別のキーを削除してしまうこともありえます。

原因: 誤ったレジストリキーを削除してしまった可能性があります。

対処: 事前に取得したレジストリのバックアップファイルを使用し、削除前の状態に戻すことができます。
バックアップファイルをダブルクリックし、インポートの確認メッセージで「はい」を選択します。
これにより、削除したレジストリキーが復元され、システムが元の状態に戻ります。

資格情報マネージャーの資格情報が多すぎて特定できない場合

多くのアプリケーションやサービスを利用していると、資格情報マネージャーに多数の認証情報が保存されます。

原因: 削除すべき特定の資格情報を識別するのが難しい状況です。

対処: まず、エラーが発生している特定のサービスやアプリケーションに関連する資格情報に絞って削除を試みます。
例えば、ネットワークドライブへの接続でエラーが出ている場合は、その共有フォルダ名やサーバー名を含む資格情報を探します。
それでも解決しない場合や、どの資格情報が原因か全く不明な場合は、一旦すべてのWindows資格情報を削除することも一つの手段です。
削除後、必要な認証情報が求められた際に再入力することで、新しい認証情報が正しく保存されます。

認証情報の読み込みエラーが再発する場合

上記の手順を実行してもエラーが再発する場合は、さらに深い原因がある可能性があります。

原因: システムファイルの破損、マルウェア感染、またはWindows Updateの不具合などが考えられます。

対処: 以下の追加手順を試してください。

  1. システムファイルチェッカーの実行: コマンドプロンプトを管理者として開き、「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押します。
    これにより、破損したシステムファイルが検出・修復されます。
  2. ウイルス対策ソフトでのスキャン: 使用しているウイルス対策ソフトで、システムのフルスキャンを実行します。
    マルウェアが資格情報マネージャーの動作を妨げている可能性があります。
  3. Windows Updateの確認: 「設定」アプリから「Windows Update」を開き、利用可能な更新プログラムがないか確認します。
    システムの不具合が更新プログラムで修正されることがあります。

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Windows 11とWindows 10の資格情報マネージャーの操作の違い

項目 Windows 11 Windows 10
資格情報マネージャーの開き方 スタートボタン右クリックから「コントロールパネル」を選択するか、「設定」アプリ内で「資格情報マネージャー」を検索 スタートボタン右クリックから「コントロールパネル」を選択するか、「検索」バーで「資格情報マネージャー」を検索
UIの見た目 全体的に角が丸いデザインで、設定アプリとの統一感がある 従来のWindowsデザインで、設定アプリとは独立した見た目
機能の提供 Windows資格情報とWeb資格情報の管理機能は同様に提供 Windows資格情報とWeb資格情報の管理機能は同様に提供
レジストリパス 資格情報保存場所のレジストリパスは同じパスを使用 資格情報保存場所のレジストリパスは同じパスを使用

まとめ

この記事で解説した手順により、認証情報の読み込み失敗エラー0x8009030eを解決できたはずです。

資格情報マネージャーのサービス再起動、保存された資格情報の削除、そしてレジストリキーの削除が効果的な対処法となります。

今後は、認証情報を正しく管理し、同様のエラーが発生した際にはこれらの手順を参考にしてください。

定期的に資格情報マネージャーの内容を確認し、不要な資格情報を整理することも推奨します。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。