【Windows】音声デバイスの認識が「準備中」のまま進まない時の初期化手順

【Windows】音声デバイスの認識が「準備中」のまま進まない時の初期化手順
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業務中にPCの音声デバイスが「準備中」のまま認識されず、音声が出ない状況に直面していませんか。この問題は、オーディオドライバーや関連サービスの一時的な不具合によって発生することが多くあります。

この記事では、Windows 11を基準とした音声デバイスの初期化手順を詳しく解説し、音声トラブルを解消する方法をお伝えします。

ご紹介する手順を実行することで、音声デバイスが正常に動作し、スムーズに業務を継続できるようになります。

【要点】音声デバイス認識「準備中」トラブル解決のポイント

  • サウンドトラブルシューターの実行: Windows標準のツールで一般的な音声問題を自動診断し修正します。
  • オーディオドライバーの再インストール: 破損したドライバーや古いドライバーを更新し、デバイスを再認識させます。
  • Windows Audioサービスの再起動: 音声処理を担うシステムサービスの一時的な停止や不調をリセットします。

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音声デバイスが「準備中」で止まる根本的な原因

音声デバイスが「準備中」のまま認識されない主な原因は、ソフトウェア的な問題にあります。多くの場合、オーディオドライバーの破損や不具合、またはWindowsのオーディオサービスの一時的な停止や異常が挙げられます。これらの問題は、Windows Update後のファイルの不整合や、アプリケーションのインストールによって引き起こされることがあります。

また、システムファイルの一時的な不整合も、デバイスの正常な初期化を妨げる要因となる場合があります。物理的な接続不良でなければ、ほとんどの場合、ソフトウェアの初期化や再設定で解決できます。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Windowsトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

音声デバイス認識トラブルを初期化する手順

ここでは、音声デバイスが「準備中」のまま進まない問題に対処するための初期化手順を解説します。Windows 11を基準に進めますが、Windows 10での違いも補足します。

1. サウンドトラブルシューターを実行する

Windows標準のトラブルシューティングツールは、一般的な音声問題を自動的に診断し修正できます。

  1. 設定アプリを開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。
  2. サウンド設定に移動する
    左側のメニューから「システム」を選択し、右側の項目から「サウンド」をクリックします。
  3. トラブルシューターを実行する
    「サウンド」画面の中央付近にある「出力デバイス」の項目で、問題のあるデバイスの下に表示される「トラブルシューティング」ボタンをクリックします。
    Windows 10の場合は、「設定」→「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」→「オーディオの再生」を選択し、「トラブルシューティングの実行」をクリックします。
  4. 診断結果を確認する
    画面の指示に従って診断を進め、問題が検出された場合は修正を適用します。

2. オーディオドライバーを再インストールする

ドライバーの破損や不具合が原因の場合、再インストールが効果的です。

  1. デバイスマネージャーを開く
    スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. オーディオデバイスを探す
    「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」の項目を展開します。
  3. ドライバーをアンインストールする
    問題のあるオーディオデバイスを右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。
    表示されるダイアログで「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れて「アンインストール」をクリックします。
  4. PCを再起動する
    PCを再起動すると、Windowsが自動的に汎用ドライバーをインストールするか、適切なドライバーを再検出します。
  5. ドライバーを更新する
    再起動後も問題が解決しない場合、デバイスメーカーのウェブサイトから最新のオーディオドライバーをダウンロードし、手動でインストールすることを検討します。

3. Windows Audioサービスを再起動する

音声関連のサービスが一時的に停止しているか、応答しない場合に有効です。

  1. サービスアプリを開く
    検索ボックスに「サービス」と入力し、「サービス」アプリを起動します。
  2. Windows Audioサービスを探す
    サービスの一覧から「Windows Audio」を見つけてダブルクリックします。
  3. サービスを再起動する
    「サービスの状態」が「実行中」であることを確認し、もし停止している場合は「開始」をクリックします。
    実行中の場合は、「停止」をクリックしてから「開始」をクリックしてサービスを再起動します。
    「スタートアップの種類」が「自動」になっていることを確認します。
  4. Windows Audio Endpoint Builderサービスも確認する
    同様に「Windows Audio Endpoint Builder」サービスも確認し、必要であれば再起動します。

4. システムファイルチェッカーを実行する

システムファイルの破損が原因である可能性も考慮し、チェックを実行します。

  1. コマンドプロンプトを管理者として実行する
    スタートボタンを右クリックし、「ターミナル 管理者」または「コマンドプロンプト 管理者」を選択します。
  2. システムファイルチェッカーを実行する
    コマンドプロンプトウィンドウで「sfc /scannow」と入力し、Enterキーを押します。
    システムファイルの整合性がチェックされ、破損が検出された場合は自動的に修復されます。
  3. PCを再起動する
    スキャン完了後、PCを再起動して問題が解決したか確認します。

音声デバイスの認識トラブルで確認すべき追加項目

上記の初期化手順を試しても問題が解決しない場合、以下の点も確認してみてください。

物理的な接続に問題がある場合

外付けのスピーカーやヘッドセットを使用している場合、ケーブルの緩みや破損が原因でデバイスが認識されないことがあります。一度ケーブルを抜き差しし直すか、別のポートに接続して試してください。ワイヤレスデバイスの場合は、ペアリングを一度解除し、再設定することで解決できる場合があります。

複数のオーディオデバイスが競合してしまう場合

複数のサウンドデバイスが接続されている環境では、Windowsがどのデバイスを優先すべきか判断できず、問題が発生することがあります。使用しないデバイスを一時的に無効にするか、既定のデバイス設定を確認してください。

  1. サウンド設定を開く
    スタートボタンを右クリックし、「設定」→「システム」→「サウンド」を選択します。
  2. 出力デバイスを確認する
    「出力」セクションで、使用したいデバイスが「既定」に設定されているか確認します。
  3. デバイスを無効にする
    不要なデバイスがある場合、そのデバイスをクリックし、「無効にする」を選択します。

Windows Update後に発生した場合

Windows Update後から症状が出始めた場合、更新プログラムに含まれるドライバーが原因である可能性があります。更新プログラムをアンインストールするか、以前のバージョンにドライバーをロールバックすることを検討してください。

  1. デバイスマネージャーを開く
    スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。
  2. ドライバーのプロパティを開く
    問題のあるオーディオデバイスを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  3. ドライバーをロールバックする
    「ドライバー」タブに移動し、「ドライバーを元に戻す」ボタンが有効な場合はクリックします。
    このオプションがグレーアウトしている場合は、以前のバージョンのドライバーは存在しません。

特定のアプリケーションでのみ問題が発生する場合

特定のアプリケーションでのみ音声が再生されない場合、そのアプリケーションの音声設定を確認してください。アプリケーション自体が誤った出力デバイスを選択しているか、音量がミュートになっている可能性があります。

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トラブルシューティングの目的と効果の比較

項目 サウンドトラブルシューター オーディオドライバー再インストール Windows Audioサービス再起動 システムファイルチェッカー
目的 一般的な音声問題の自動診断と修正 ドライバーの破損や不整合の解消 音声関連サービスの一時的な不調リセット システムファイルの破損を検出・修復
効果 軽度な設定ミスやサービスの停止を解決 デバイスの認識不良や音質問題を改善 音声出力の復旧やデバイスの安定化 システム全体の安定性向上と関連問題解決
難易度
適用場面 まず最初に試す一般的な問題 デバイスが認識されない、音が出ない 突然音が出なくなった、デバイスが応答しない 他の方法で解決しない、広範囲な問題

この記事で解説した初期化手順を試すことで、Windowsの音声デバイスが「準備中」のまま進まない問題の多くを解決できます。

サウンドトラブルシューターの実行、オーディオドライバーの再インストール、そしてオーディオサービスの再起動は、音声トラブル解決の基本的な対応策です。

これらの手順を順に実行し、音声デバイスが正常に動作するか確認してください。問題が解決しない場合は、物理的な接続や他のデバイスとの競合、Windows Updateの影響も考慮し、追加のチェック項目を確認することをおすすめします。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。