Windowsのメディアプレイヤーで、アルバムアートが表示されず困っていませんか。これはメディアファイルに埋め込まれた情報が不足しているか、プレイヤーのキャッシュが古いことが原因です。
アルバムアートが正しく表示されないと、音楽ライブラリの視認性が低下し、目的の曲を探しにくくなります。
この記事では、アルバムアートが正しく表示されない問題を解決し、音楽情報を更新する手順を解説します。
【要点】メディアプレイヤーのアルバムアート表示問題を解決する
- Media Playerでの情報更新: 音楽ファイルのメタデータを正しく認識させ、アルバムアートを更新します。
- Windows Media Player Legacyのデータベース再構築: プレイヤーのデータベースをリフレッシュし、表示の問題を修正します。
- 隠しファイルの表示設定: アルバムアート画像ファイルを確認し、手動で修正する準備を整えます。
ADVERTISEMENT
目次
メディアプレイヤーでアルバムアートが表示されない主な原因
Windowsのメディアプレイヤーでアルバムアートが適切に表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。
これらの原因を理解することで、より効率的に問題解決に取り組めます。
音楽ファイルのメタデータの問題
最も一般的な原因は、音楽ファイル自体にアルバムアートの情報が含まれていないか、情報が破損していることです。
デジタル音楽ファイルには、曲名、アーティスト名、アルバム名、そしてアルバムアートなどの情報が「メタデータ」として埋め込まれています。
このメタデータが不足していると、メディアプレイヤーはアルバムアートを表示できません。
メディアプレイヤーのキャッシュやデータベースの問題
メディアプレイヤーは、読み込んだ音楽ファイルの情報をデータベースやキャッシュに保存します。
このデータベースやキャッシュが古くなっていたり、破損していたりすると、正しいアルバムアートが表示されないことがあります。
特に、ファイルの内容を変更した後にプレイヤーのデータベースが更新されていない場合に発生しやすいです。
オンラインデータベースとの情報不一致
多くのメディアプレイヤーは、アルバムアートをオンラインデータベースから自動的に取得する機能を持ちます。
しかし、音楽ファイルのアルバム名やアーティスト名がオンラインデータベースの情報と正確に一致しない場合、適切なアートワークが取得できません。
また、非常に珍しいアルバムやインディーズの音楽では、オンラインデータベースに情報が存在しないこともあります。
隠しアートワークファイルの破損や欠落
一部のメディアプレイヤーは、アルバムアートを音楽ファイルと同じフォルダ内に「Folder.jpg」などの隠しファイルとして保存することがあります。
これらの隠しファイルが破損しているか、誤って削除されている場合も、アルバムアートが表示されなくなります。
メディアプレイヤーのアルバムアートを更新する具体的な手順
ここでは、Windows 11のMedia PlayerとWindows Media Player Legacy、両方のアプリケーションでアルバムアートを更新する手順を解説します。
ご使用のプレイヤーに合わせて手順を選択してください。
Media Playerでの情報更新手順
Windows 11の新しいMedia Playerでアルバムアートを更新する方法です。
- Media Playerを起動する
スタートメニューから「Media Player」を検索し、起動します。 - 音楽ライブラリに移動する
左側のナビゲーションペインから「音楽」または「アルバム」を選択し、問題のアルバムを探します。 - アルバム情報を編集する
アルバムを右クリックし、表示されるメニューから「情報を編集」を選択します。 - アルバムアートを更新する
「情報を編集」画面で、アルバムアートの画像部分をクリックします。 - 画像ファイルを選択する
PC内の画像ファイルを参照し、新しいアルバムアートとして設定したい画像を選択して「開く」をクリックします。 - 変更を保存する
情報編集画面の下部にある「保存」ボタンをクリックして変更を適用します。
Windows Media Player Legacyでの情報更新手順
Windows Media Player Legacyを使用している場合のアルバムアート更新方法です。
Windows 10では主にこのプレイヤーが使用されます。
- Windows Media Player Legacyを起動する
スタートメニューから「Windows Media Player」を検索し、起動します。 - ライブラリビューに切り替える
プレイヤーの右下にある「ライブラリに切り替える」ボタンをクリックして、ライブラリビューを表示します。 - アルバムを探す
左側のナビゲーションペインから「音楽」を展開し、「アルバム」を選択します。 - アルバムアートを検索する
問題のアルバムを右クリックし、表示されるメニューから「アルバムアートを検索」を選択します。 - アートワークを手動で追加する
オンライン検索で適切なアートワークが見つからない場合は、アルバムを右クリックし「アルバムアートを貼り付け」を選択します。 - 画像をコピーする
インターネットなどから取得したアルバムアート画像をクリップボードにコピーしてから、上記の手順で貼り付けます。 - ライブラリの再構築
もしアートワークが頻繁に表示されない場合は、Windows Media Player Legacyを閉じます。ファイルエクスプローラーで以下のパスに移動し、「CurrentDatabase_*.wmdb」という名前のファイルを全て削除します。%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Media Player
その後、Windows Media Player Legacyを再起動すると、ライブラリが再構築され、アルバムアートが更新される可能性があります。
ファイルエクスプローラーでの手動修正
音楽ファイルが保存されているフォルダを直接編集して、アルバムアートを修正する方法です。
- 隠しファイルを表示する設定に変更する
ファイルエクスプローラーを開き、上部の「表示」タブをクリックします。 - 表示オプションを変更する
「表示」タブ内の「表示」にマウスカーソルを合わせ、「隠し項目」にチェックを入れます。 - 音楽ファイルが保存されているフォルダに移動する
アルバムアートが表示されない音楽ファイルが含まれるフォルダを開きます。 - アートワークファイルを確認する
フォルダ内に「Folder.jpg」や「AlbumArtSmall.jpg」などの画像ファイルが存在するか確認します。 - アートワークファイルを修正する
もしこれらのファイルが破損しているか、古い場合は、適切なアルバムアートの画像ファイルに置き換えます。 - 音楽ファイルのプロパティを編集する
音楽ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。「詳細」タブを開き、「アルバムアーティスト」や「アルバム」などの情報を正確に入力または修正します。 - 変更を適用する
「OK」ボタンをクリックしてプロパティの変更を保存します。メディアプレイヤーを再起動し、アルバムアートが更新されたか確認します。
アルバムアート更新時に発生しやすい問題と対処法
アルバムアートの更新作業中には、いくつかの問題に直面することがあります。
ここでは、よくある問題とその対処法を解説します。
オンライン情報が取得できない場合
メディアプレイヤーがオンラインからアルバムアートや音楽情報を取得できないことがあります。
原因: インターネット接続の問題、セキュリティソフトによるブロック、オンラインデータベースに情報が存在しない。
対処法:
- インターネット接続を確認する
ウェブブラウザでインターネットに接続できるか確認します。 - セキュリティソフトの設定を確認する
一時的にセキュリティソフトやファイアウォールを無効にして、再度情報取得を試します。 - 手動で情報を入力する
オンラインで情報が見つからない場合は、手動でアルバムアートを画像ファイルから追加します。
手動でアートワークを追加しても反映されない
手動でアルバムアートを追加したにもかかわらず、プレイヤーに表示されないことがあります。
原因: 画像ファイルの形式が非対応、プレイヤーのキャッシュが更新されていない、ファイル権限の問題。
対処法:
- 画像ファイルの形式を確認する
JPEGやPNGなど、一般的な画像形式を使用しているか確認します。 - メディアプレイヤーを再起動する
プレイヤーを完全に終了し、再度起動して表示が更新されるか確認します。 - キャッシュをクリアする
Windows Media Player Legacyの場合、前述のデータベース再構築手順を試します。 - ファイルのアクセス権を確認する
音楽ファイルやアートワークファイルが保存されているフォルダのアクセス権限を確認し、書き込み権限があることを確かめます。
複数のメディアプレイヤーで表示が異なる
Media PlayerとWindows Media Player Legacy、または他の音楽プレイヤーでアルバムアートの表示が異なることがあります。
原因: 各プレイヤーが独自のデータベースやキャッシュ、メタデータ処理方法を持つため。
対処法:
- 各プレイヤーで個別に情報更新を実施する
各メディアプレイヤーの仕様に合わせて、それぞれでアルバムアートの更新手順を実行します。 - 音楽ファイルのメタデータを統一する
音楽ファイル自体のメタデータにアルバムアートを埋め込むことで、どのプレイヤーでも一貫した表示が期待できます。
Windows 10での操作の違い
Windows 10環境では、Windows 11とは異なる点があります。
主な違い: Windows 10では新しい「Media Player」アプリは標準で搭載されていません。主に「Windows Media Player Legacy」が使用されます。
対処法:
- Windows Media Player Legacyの手順を優先する
Windows 10ユーザーは、「Windows Media Player Legacyでの情報更新手順」を参考に操作を進めてください。 - ファイルエクスプローラーでの手動修正も有効
ファイルエクスプローラーを使った手動修正手順は、Windows 10でも同様に有効です。
ADVERTISEMENT
Media PlayerとWindows Media Player Legacyのアートワーク管理の違い
| 項目 | Media Player (Windows 11) | Windows Media Player Legacy (Windows 11/10) |
|---|---|---|
| 主なターゲット | モダンなUIと機能 | 従来の機能と互換性 |
| アートワーク適用方法 | ファイルメタデータへの埋め込みを重視する | データベース管理とファイルメタデータ両方 |
| オンライン情報取得 | Microsoft Storeのデータと連携 | Gracenoteなどの外部データベースを利用 |
| 手動編集のしやすさ | 比較的直感的な編集画面 | 右クリックメニューからの検索・貼り付け |
| データベース再構築 | アプリのリセットや再インストール | 特定ファイルの削除でデータベースを再構築 |
この記事で解説した手順により、メディアプレイヤーでアルバムアートが正しく表示されるようになったことでしょう。
アルバムアートの表示は、音楽ライブラリの視覚的な整理に役立ち、より快適な音楽体験を提供します。
今後もアルバムアートが表示されない場合は、今回紹介したMedia PlayerまたはWindows Media Player Legacyの情報更新手順を試してみてください。
ADVERTISEMENT
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
Windows・PCの人気記事ランキング
- 【Edge】起動時や新しいタブを「Google」にする設定!ニュースを消してシンプルにする方法
- 【直し方】F7でカタカナにならない!ファンクションキーが効かず音量などが変わる時のFnロック解除法
- 【Windows】サブモニターが映らない!HDMIを挿しても「信号なし」になる時の認識・設定手順
- 【Windows】画面がチカチカ・点滅する!グラフィックドライバの更新と設定の見直し
- 【Windows】パスワードなしで起動!PIN入力を省略して自動ログイン(サインイン)させる設定手順
- 【Windows】デスクトップのアイコンが「白い紙」になった!アイコンキャッシュを削除して元に戻すコマンド
- 【PC周辺】2台のモニターで壁紙を「別々」にする方法!Windows11での配置と調整
- 【Windows】デスクトップアイコンの「緑のチェック」は何?OneDriveの同期マークを非表示にする方法
- Windows 11を極限まで軽量化する「不要な標準サービス」停止リスト|PCの動作を爆速化する設定手順とリスク管理の全貌
- 【Windows】Cドライブが赤い!空き容量不足を解消して数GBを一瞬で空ける4つの最強クリーンアップ術
