Webページが表示されず「0x80131505」エラーが表示され、業務が滞っていませんか。
このエラーは、プロキシサーバーの設定が原因で発生することがよくあります。
この記事では、Windows 11環境でのプロキシ例外設定を追加し、問題の解決方法を解説します。
Windows 10環境での補足も行いますので、ご自身の環境に合わせて対応できます。
この手順により、必要なWebページに正常にアクセスできるようになります。
【要点】「0x80131505」エラー解消のためのプロキシ例外設定
- プロキシ設定の確認: 現在のプロキシサーバー設定を把握できます。
- プロキシ例外の追加: 特定のWebサイトへのアクセスエラーを解消できます。
- インターネットオプションの設定: 全てのアプリケーションにプロキシ設定を適用できます。
ADVERTISEMENT
目次
「0x80131505」エラーが発生する主な原因
このエラーコード「0x80131505」は、通常.NET Frameworkベースのアプリケーションやサービスで発生する通信エラーを示します。Webコンテンツの表示時に発生する場合、プロキシサーバーが特定の通信をブロックしている可能性が高いです。
企業のネットワーク環境ではセキュリティのためにプロキシサーバーが導入されており、これが原因で通信が正しく確立されないことがあります。必要なWebサイトがプロキシの例外リストに含まれていない場合、接続が拒否され白いページとエラーが表示されます。
プロキシサーバー経由の通信において、Webサイトの証明書検証やセキュリティポリシーが原因でエラーが起こることも考えられます。この問題は、プロキシ例外設定を行うことで回避できることが多いです。
プロキシ例外設定による「0x80131505」エラーの解決手順
ここでは、Windows 11を基準にプロキシ設定を確認し、例外を追加する手順を解説します。Windows 10との違いがある場合は適宜補足します。
現在のプロキシ設定を確認する
まず、現在のプロキシ設定がどのようになっているかを確認します。
- 設定を開く
スタートボタンを右クリックし、「設定」を選択します。 - ネットワークとインターネットに進む
左側のナビゲーションペインから「ネットワークとインターネット」をクリックします。 - プロキシ設定を開く
右側の項目一覧から「プロキシ」をクリックします。 - 現在の設定を確認する
「プロキシ」の画面で、自動プロキシ設定または手動プロキシ設定の状況を確認します。通常、企業の環境では手動プロキシ設定が有効になっていることが多いです。
プロキシ例外を追加する
プロキシサーバーを経由させたくないWebサイトを例外リストに追加します。これにより、プロキシサーバーが原因の「0x80131505」エラーを回避できます。
自動設定スクリプトを使用している場合
自動設定スクリプトを使用している場合、通常はスクリプトの内容を変更する必要があります。これはネットワーク管理者が行うべき作業です。管理者に連絡し、エラーが発生するWebサイトのアドレスを例外に追加するよう依頼してください。
手動プロキシ設定を使用している場合
手動でプロキシサーバーを設定している場合は、以下の手順で例外を追加できます。
- プロキシ設定画面を開く
前述の「現在のプロキシ設定を確認する」手順に従い、「設定」>「ネットワークとインターネット」>「プロキシ」画面を開きます。 - 手動プロキシ設定を編集する
「手動プロキシ設定」の項目で、「セットアップ」または「編集」ボタンをクリックします。 - プロキシ例外を追加する
「除外するアドレス」または「プロキシサーバーを使用しないアドレス」の入力欄に、エラーが発生するWebサイトのアドレスを入力します。複数のアドレスがある場合は、セミコロン「;」で区切って入力します。例えば、「*.example.com;192.168.1.10」のように入力します。 - 変更を保存する
アドレスを入力したら、「保存」ボタンをクリックして変更を適用します。
インターネットオプションからプロキシ例外を設定する
Windowsのインターネットオプション設定は、システム全体に影響を与えます。一部のアプリケーションや古いブラウザでは、この設定が参照される場合があります。
- インターネットオプションを開く
スタートメニューの検索ボックスに「インターネットオプション」と入力し、検索結果から「インターネットオプション」を選択します。 - 接続タブを開く
インターネットのプロパティダイアログボックスで、「接続」タブをクリックします。 - LANの設定を開く
「ローカルエリアネットワークLANの設定」セクションにある「LANの設定」ボタンをクリックします。 - プロキシサーバー設定を編集する
「LANの設定」ダイアログボックスで、「プロキシサーバー」の項目にある「詳細設定」ボタンをクリックします。 - 例外を追加する
「プロキシ設定」ダイアログボックスの「例外」欄に、プロキシサーバーを経由させたくないWebサイトのアドレスを入力します。複数のアドレスはセミコロン「;」で区切ります。 - 変更を適用する
入力後、「OK」を数回クリックして全てのダイアログボックスを閉じ、設定を適用します。
Windows 10での操作の違い
Windows 10の場合も、プロキシ設定の基本的な手順はWindows 11とほぼ同じです。「設定」アプリから「ネットワークとインターネット」を開き、「プロキシ」を選択することで設定画面にアクセスできます。
インターネットオプションからの設定も同様の手順で実行可能です。特に大きな操作の違いはありませんので、上記の手順を参考にしてください。
プロキシ例外設定後のページ表示トラブルと対処
プロキシ例外設定を適用した後もWebページが正常に表示されない、または他の問題が発生する場合があります。ここでは、よくあるトラブルとその対処法を解説します。
設定後もページが白くなる、エラーが続く場合
プロキシ例外設定を行ったにもかかわらず、依然としてWebページが白く表示されたり、エラーコード「0x80131505」が再発したりする場合があります。
原因: ブラウザのキャッシュが古い情報を保持している、他のプロキシ設定が競合している、またはネットワークポリシーによる制限が別途存在している可能性があります。
対処:
- ブラウザのキャッシュをクリアする
Edgeなどのブラウザで、閲覧履歴、キャッシュ、Cookieを全て削除し、ブラウザを再起動します。 - システムを再起動する
Windowsを完全にシャットダウンし、再起動することで、全てのネットワーク設定がリフレッシュされることがあります。 - ネットワーク管理者に相談する
企業の環境では、グループポリシーやファイアウォールなど、個人の設定では変更できない部分で通信がブロックされている可能性があります。ネットワーク管理部門に状況を説明し、支援を求めてください。
複数プロキシ設定が競合してしまう
VPNソフトウェアや特定のセキュリティソフトウェアは、独自のプロキシ設定やネットワークルーティング設定を持つことがあります。これらの設定がWindowsのプロキシ設定と競合し、通信問題を引き起こす場合があります。
原因: 複数のプロキシ設定が同時に有効になり、どちらの設定を優先すべきかシステムが判断できず、通信エラーとなることがあります。
対処:
- VPNソフトウェアの設定を確認する
使用しているVPNソフトウェアの設定を確認し、プロキシサーバーに関する項目やWebアクセスに関する設定を見直します。 - セキュリティソフトウェアの設定を確認する
ファイアウォール機能を持つセキュリティソフトがWebアクセスを監視し、プロキシのような動作をしている場合があります。設定を確認し、一時的に無効化して問題が解決するか検証します。 - 一時的に無効化して検証する
VPNやセキュリティソフトを一時的に無効にして、問題のWebページにアクセスできるか確認します。問題が解決する場合は、それらのソフトウェアの設定を調整する必要があります。
意図しないサイトへの接続が許可されてしまう
プロキシ例外設定を行う際、ワイルドカード文字「*」を多用したり、アドレスの指定が広すぎたりすると、本来プロキシサーバーを経由させるべきではないサイトへのアクセスも許可されてしまう可能性があります。これはセキュリティ上のリスクとなり得ます。
原因: 例外設定で指定したアドレスの範囲が広すぎるため、意図しないドメインやIPアドレスへの直接アクセスが可能になってしまいます。
対処:
- 正確なドメイン名を指定する
可能な限り具体的なドメイン名やサブドメイン名を指定します。例えば「*.example.com」ではなく「www.example.com」や「sub.example.com」とします。 - IPアドレスで指定する
Webサイトが特定のIPアドレスに固定されている場合は、そのIPアドレスを直接指定することも有効です。 - ネットワーク管理者と相談する
企業のセキュリティポリシーに沿った形で例外設定を行うために、ネットワーク管理者に最適な設定方法を確認してください。
ADVERTISEMENT
Windows 11とWindows 10のプロキシ設定画面の違い
| 項目 | Windows 11 | Windows 10 |
|---|---|---|
| 設定アプリのパス | 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「プロキシ」 | 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「プロキシ」 |
| 手動プロキシ設定 | 「セットアップ」または「編集」ボタンで詳細設定 | 「セットアップ」または「編集」ボタンで詳細設定 |
| 外観・UI | 設定アプリ全体のデザインが刷新され、よりモダンな外観 | Windows 10の標準的なデザインを踏襲 |
| 機能上の違い | 基本的なプロキシ設定機能に大きな変更点はない | 基本的なプロキシ設定機能に大きな変更点はない |
この記事では、「0x80131505」エラー発生時にWebページが白くなる問題の解決策として、Windowsのプロキシ例外設定の手順を解説しました。
プロキシサーバーの設定を見直し、必要なWebサイトを例外リストに追加することで、業務に必要な情報にアクセスできるようになります。
設定後も問題が続く場合は、キャッシュのクリアやネットワーク管理部門への相談を検討してください。
これでEdgeや他のブラウザでのWebページの正常な表示が可能となります。
ADVERTISEMENT
超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
Windows・PCの人気記事ランキング
- 【Edge】起動時や新しいタブを「Google」にする設定!ニュースを消してシンプルにする方法
- 【直し方】F7でカタカナにならない!ファンクションキーが効かず音量などが変わる時のFnロック解除法
- 【Windows】サブモニターが映らない!HDMIを挿しても「信号なし」になる時の認識・設定手順
- 【Windows】画面がチカチカ・点滅する!グラフィックドライバの更新と設定の見直し
- 【Windows】パスワードなしで起動!PIN入力を省略して自動ログイン(サインイン)させる設定手順
- 【Windows】デスクトップのアイコンが「白い紙」になった!アイコンキャッシュを削除して元に戻すコマンド
- 【PC周辺】2台のモニターで壁紙を「別々」にする方法!Windows11での配置と調整
- 【Windows】デスクトップアイコンの「緑のチェック」は何?OneDriveの同期マークを非表示にする方法
- Windows 11を極限まで軽量化する「不要な標準サービス」停止リスト|PCの動作を爆速化する設定手順とリスク管理の全貌
- 【Windows】Cドライブが赤い!空き容量不足を解消して数GBを一瞬で空ける4つの最強クリーンアップ術
