【Edge】動作が重い時のプリロード機能無効化手順

【Edge】動作が重い時のプリロード機能無効化手順
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業務中にEdgeの動作が重くなり、作業効率が低下していませんか。Webページの読み込みや起動が遅いと感じる原因の一つに、Edgeの「プリロード機能」が挙げられます。この記事では、このプリロード機能を無効化し、Edgeの動作を改善するための具体的な手順を解説します。

不要なリソース消費を抑え、快適なブラウジング環境を取り戻すための設定変更について、Windows 11を基準に詳しくご紹介します。

【要点】Edgeの動作を改善するプリロード機能無効化のポイント

  • 設定画面の確認: Edgeのシステム設定から、プリロード機能やスタートアップブーストの項目を見つける。
  • プリロード機能の無効化: 「スタートアップブースト」と「事前読み込み」関連の設定をオフにし、起動時とWebページ表示時のリソース消費を抑える。
  • キャッシュとCookieのクリア: 不要なデータを定期的に削除することで、Edgeのパフォーマンスをさらに向上させる。

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Edgeが重くなる原因の一つ「プリロード機能」とは

Edgeの動作が重くなる原因の一つとして、「プリロード機能」が挙げられます。プリロード機能とは、ユーザーがアクセスしそうなWebページや、Edgeの起動に必要なファイルを事前に読み込んでおくことで、体感的な速度向上を図る機能です。

具体的には、「スタートアップブースト」によるEdgeの高速起動や、「ネットワーク予測」によるWebページの事前読み込みなどがこれに該当します。これらの機能は、一見すると便利に思えますが、常にバックグラウンドで動作するため、PCのリソース、特にメモリやCPUを消費します。結果として、PC全体の動作が重くなったり、Edgeの応答性が低下したりする場合があります。

特に、PCのスペックが低い場合や、同時に多くのアプリケーションを起動している環境では、このプリロード機能がパフォーマンスに与える影響は大きくなります。不要なリソース消費を抑えることで、EdgeだけでなくPC全体の動作改善が期待できます。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Microsoft Edgeトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

Edgeのプリロード機能を無効化する手順

Edgeのプリロード機能を無効化することで、リソース消費を抑え、動作の改善が期待できます。以下の手順で設定を変更してください。この手順はWindows 11上のEdge最新版を基準としています。

  1. Edgeの設定画面を開く
    Edgeを起動し、ウィンドウ右上の「…」メニューアイコンをクリックします。表示されるメニューから「設定」を選択してください。
  2. システムとパフォーマンスの設定へ移動する
    設定画面の左側にあるナビゲーションペインから「システムとパフォーマンス」をクリックします。
  3. スタートアップブーストを無効にする
    「システムとパフォーマンス」画面の「システム」セクションにある「スタートアップブースト」のトグルスイッチをオフにします。これにより、EdgeがWindowsの起動時にバックグラウンドで起動しなくなるため、PC起動時のリソース消費を抑えられます。
  4. 事前読み込み機能を無効にする
    同じ「システムとパフォーマンス」画面の「パフォーマンス」セクションにある以下の設定をオフにします。
    • 「スタートアップ時にブラウザーを起動する」のトグルスイッチをオフにする。
    • 「Microsoft Edgeが閉じられたときにバックグラウンド拡張機能とアプリを実行し続ける」のトグルスイッチをオフにする。
    • 「ブラウズ速度を上げて、閲覧、検索、全般的なエクスペリエンスを向上させる」のトグルスイッチをオフにする。この設定は「ネットワーク予測」機能を含んでいます。
  5. Windows 10での補足
    Windows 10環境でも、基本的な設定項目と操作手順は同様です。Edgeのバージョンによっては、設定項目の文言が若干異なる場合がありますが、概ね同じ場所に存在します。もし見つからない場合は、設定画面上部の検索ボックスに「スタートアップブースト」や「事前読み込み」と入力して検索してください。
  6. 設定の変更を反映させる
    これらの設定変更は、Edgeを再起動することで完全に反映されます。一度Edgeを閉じ、再度起動して動作を確認してください。

プリロード機能無効化後の注意点と関連トラブル

プリロード機能を無効化することで、Edgeの動作改善が期待できますが、いくつかの注意点や関連するトラブルが存在します。以下に主なものを挙げます。

設定変更してもEdgeの動作が改善しない場合

プリロード機能の無効化だけでは、Edgeの動作が改善しない場合があります。これは、他の要因が重さの原因となっている可能性が高いです。

原因と対処法:

  1. 拡張機能の過剰な利用
    多くの拡張機能は、バックグラウンドで動作しリソースを消費します。不要な拡張機能は無効化するか、完全に削除してください。Edgeの「拡張機能」設定ページ(edge://extensions)から管理できます。
  2. キャッシュやCookieの蓄積
    長期間使用していると、大量のキャッシュやCookieが蓄積され、動作が遅くなる原因となります。定期的にブラウジングデータをクリアしてください。Edgeの「プライバシー、検索、サービス」設定ページ(edge://settings/privacy)から「今すぐ閲覧データをクリア」を選択できます。
  3. PCのスペック不足
    PC自体のメモリやCPUの性能が低い場合、根本的な動作改善は難しいことがあります。PCのアップグレードや、より軽量なブラウザの利用も検討してください。
  4. Edgeのバージョンが古い
    古いバージョンのEdgeでは、パフォーマンスの問題が修正されていない可能性があります。Edgeを常に最新バージョンにアップデートしてください。Edgeの「Microsoft Edgeについて」ページ(edge://settings/help)で確認できます。

Webページの表示速度が遅くなったと感じる場合

プリロード機能は、Webページの事前読み込みによって体感速度を向上させる側面があります。この機能を無効化することで、一部のWebページ、特に頻繁にアクセスするサイトの表示速度がわずかに遅くなったと感じるかもしれません。

原因と対処法:

  1. 事前読み込みのメリット消失
    特にネットワーク環境が不安定な場合や、アクセス先のサーバー応答が遅い場合、プリロード機能の恩恵が大きかったサイトでは、速度低下を感じやすくなります。
  2. 体感速度と実測速度
    実際の読み込み時間は大きく変わらなくても、事前読み込みがなくなることで「待たされている」と感じる場合があります。
  3. 再有効化の検討
    もしWebページの表示速度の低下が業務に支障をきたすほどであれば、パフォーマンス改善と引き換えに、再度プリロード機能の一部または全てを有効にすることも検討できます。ご自身の利用状況に合わせて設定を調整してください。

スタートアップブーストとの関係と設定

「スタートアップブースト」は、Edgeのプリロード機能の中でも特にPC起動時のリソース消費に影響を与える項目です。これは、Windows起動時にEdgeの一部プロセスをバックグラウンドで起動させておくことで、ユーザーがEdgeを初めて開く際の起動時間を短縮する機能です。

原因と対処法:

  1. 常にリソースを消費
    スタートアップブーストが有効な場合、PC起動時から常にメモリやCPUリソースを消費します。Edgeを頻繁に利用しないユーザーにとっては、この消費は無駄になる可能性があります。
  2. 他のアプリへの影響
    他の重要なビジネスアプリケーションの起動や動作に影響を与える可能性もあります。
  3. 無効化の推奨
    Edgeの動作が重いと感じる場合は、手順4の「スタートアップブーストを無効にする」項目で必ずオフにすることをおすすめします。これにより、PC起動時の負荷を軽減し、システム全体の応答性改善に貢献します。

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Edgeのパフォーマンスを最適化する他の設定

プリロード機能の無効化に加え、Edgeにはパフォーマンスを最適化するための他の設定項目も用意されています。これらを適切に設定することで、より快適なブラウジング環境を構築できます。

スリープタブ機能の活用

機能の概要:

Edgeの「スリープタブ」機能は、一定時間操作されていない非アクティブなタブを自動的に「スリープ」状態にすることで、メモリやCPUのリソース消費を抑える機能です。多くのタブを開いて作業するビジネスユーザーにとって、非常に効果的なパフォーマンス改善策となります。

設定手順:

  1. 設定画面を開く
    Edgeの設定画面を開き、「システムとパフォーマンス」を選択します。
  2. スリープタブを有効にする
    「パフォーマンス」セクションにある「リソースを節約する」項目で、「スリープタブでリソースを保存する」のトグルスイッチをオンにします。
  3. スリープまでの時間を設定する
    「次の期間が経過したら、非アクティブなタブをスリープ状態にする」のドロップダウンメニューから、タブがスリープ状態になるまでの時間を選択します。デフォルトは5分ですが、業務内容に合わせて調整できます。
  4. スリープしないサイトを追加する
    「これらのサイトはスリープしない」の項目で、「追加」をクリックし、常にアクティブにしておきたい重要な業務サイトやWebアプリのURLを追加できます。これにより、特定のサイトが意図せずスリープ状態になるのを防げます。

ハードウェアアクセラレーションの調整

機能の概要:

ハードウェアアクセラレーションは、Edgeの描画処理や動画再生などをCPUだけでなくGPU(グラフィック処理装置)にも分担させることで、パフォーマンスを向上させる機能です。しかし、一部の環境や古いGPUでは、逆に動作不安定や表示の問題を引き起こすことがあります。

設定手順:

  1. 設定画面を開く
    Edgeの設定画面を開き、「システムとパフォーマンス」を選択します。
  2. ハードウェアアクセラレーションを調整する
    「システム」セクションにある「使用可能な場合はハードウェアアクセラレーションを使用する」のトグルスイッチを、オンまたはオフに切り替えて動作を比較します。特にEdgeがフリーズしたり、動画再生に問題があったりする場合は、オフにすることで改善する可能性があります。

EdgeとChromeのパフォーマンス設定の違い

項目 Edge Chrome
プリロード機能 「スタートアップブースト」「事前読み込み」として提供 「ページの事前読み込み」として提供
リソース節約機能 「スリープタブ」機能で非アクティブタブのリソースを節約 「メモリセーバー」機能で非アクティブタブのリソースを節約
起動時動作 「スタートアップブースト」で高速起動、Windows起動時にもバックグラウンドで動作可能 バックグラウンドアプリの継続実行設定あり、起動時の動作を調整可能
共通点 どちらもChromiumベースで、基本的なパフォーマンス最適化の考え方は共通する 拡張機能やキャッシュ管理がパフォーマンスに影響を与える点も共通

まとめ

この記事では、Edgeの動作が重いと感じる原因の一つであるプリロード機能を無効化する手順を解説しました。スタートアップブーストや事前読み込み機能をオフにすることで、Edgeの起動やWebページの表示におけるリソース消費を抑制できます。

これにより、Edgeの応答性が向上し、PC全体のパフォーマンス改善にも繋がります。さらに、スリープタブ機能の活用やハードウェアアクセラレーションの調整を併用することで、より快適なブラウジング環境を構築できます。

これらの設定を適用し、業務効率の向上に役立ててください。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。