【iPhone】iPhoneが水没後に電源が入らない時の応急処置とNG行動まとめ

【iPhone】iPhoneが水没後に電源が入らない時の応急処置とNG行動まとめ
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iPhoneが水没し、電源が入らなくなると大変困ります。内部に水が侵入することで、回路がショートするなどの問題が発生する可能性があります。この記事では、水没後のiPhoneに電源が入らない場合の応急処置と、避けるべきNG行動を解説します。正しい対処法を理解し、iPhoneの復旧可能性を高めることができます。

【要点】iPhone水没後の電源トラブル対処法

  • 電源を切る・入れない: さらなるショートを防ぎます。
  • 外部の水分を拭き取る: 浸水を最小限に抑えます。
  • 乾燥させる: 内部の水分を取り除き、ショートのリスクを減らします。
  • 充電しない: ショートによる本体損傷を回避します。
  • 振らない: 内部で水が広がるのを防ぎます。

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iPhoneが水没後に電源が入らなくなる原因

iPhoneは耐水性能を備えていますが、完全防水ではありません。水没とは、規定以上の水圧や深さ、あるいは長時間の浸水により、iPhoneの内部に水が侵入してしまう状態を指します。内部に水が侵入すると、基板やバッテリーなどの電子部品がショートする可能性があります。

このショート(短絡)が起きると、電流が想定外の経路を流れ、部品が損傷します。特に電源関連の回路が損傷すると、iPhoneは電源が入らなくなります。水没後すぐに電源が入らなくても、内部の腐食が進行し、時間とともに不具合が発生することもあります。充電口、スピーカー、マイクの開口部は水が侵入しやすい箇所です。

iPhoneの耐水性能と水没のリスク

Appleが定めるiPhoneの耐水性能は、あくまで一定の条件下でのテスト結果です。例えば、最新のiPhoneモデルは、IEC規格60529に基づくIP68等級の耐水性能を持っています。これは最大水深6メートルで最大30分間耐えられるというものです。

しかし、この耐水性能は経年劣化や衝撃により低下します。落下による本体の歪みや、画面修理などで密閉性が損なわれると、わずかな水でも内部に浸水しやすくなります。熱いお風呂での使用や、海水、ジュースなどの液体への水没は、通常の水よりも腐食や故障のリスクを高めます。

iPhone水没後に電源が入らない場合の応急処置

iPhoneが水没し電源が入らなくなった場合、迅速かつ適切な応急処置が重要です。これらの手順は、さらなる損傷を防ぎ、修理の可能性を高めるためのものです。焦らず冷静に対応しましょう。

  1. iPhoneの電源を切る
    もしiPhoneがまだ電源が入っている場合、すぐに電源を切ってください。電源ボタンと音量アップボタンを同時に長押しし、スライダが表示されたらドラッグして電源を切ります。電源が入っていない場合は、無理に電源を入れようとしないでください。通電はショートのリスクを高めます。
  2. 外部の水分を拭き取る
    乾いた柔らかい布やティッシュペーパーで、iPhoneの表面の水分を優しく丁寧に拭き取ります。充電ポート、スピーカー、マイク、SIMトレイの穴などの開口部も重点的に拭き取りましょう。布の繊維が残らないように注意してください。
  3. SIMトレイを取り出す
    SIMトレイをiPhoneから取り外します。SIMカードを取り出し、トレイの内側と外側も乾いた布で拭き取ってください。SIMトレイの開口部から内部の湿気を逃がし、乾燥を促すことができます。
  4. iPhoneを乾燥させる
    風通しの良い、乾燥した場所にiPhoneを置きます。充電ポートを下向きにし、水が自然に排出されるようにします。乾燥剤と一緒に密閉容器に入れる方法も有効です。ただし、シリカゲルなどの電子機器用の乾燥剤を使用し、食品用の乾燥剤は避けてください。
  5. 最低でも24時間以上乾燥させる
    内部の水分が完全に蒸発するには時間がかかります。電源を入れる前に、最低でも24時間、可能であれば48時間から72時間、iPhoneを乾燥させてください。完全に乾燥したと確信できるまで、電源を入れたり充電したりしないでください。

iPhone水没時に避けるべきNG行動とリスク

水没後のiPhoneに対する誤った対処は、さらなる損傷を招き、修理不能な状態にすることがあります。以下のNG行動は絶対に避けてください。

電源を入れようと試みる

水没したiPhoneの内部に水分が残っている状態で電源を入れると、基板がショートするリスクが非常に高まります。一度ショートすると、修理が困難になる場合が多いです。電源が入らないからといって、繰り返し電源ボタンを押す行為も避けてください。

充電ケーブルを接続する

iPhoneを充電することは、水没後に最も危険な行動の一つです。充電ポートに水分が残っていると、充電電流がショートを引き起こし、バッテリーや充電回路、さらには基板全体に深刻な損傷を与える可能性があります。発熱や発火の原因にもなります。

iPhoneを振って水を出す

iPhoneを振ることで、内部の水分が部品の隙間から他の箇所へ広がる可能性があります。これにより、浸水範囲が拡大し、より多くの部品が損傷するリスクが高まります。振らずに、自然に水が排出されるのを待ちましょう。

ドライヤーや乾燥機で熱を加える

ドライヤーの熱風や乾燥機の高温は、iPhoneの内部部品を損傷させる可能性があります。特にバッテリーは熱に弱く、膨張や発火の原因となることがあります。また、熱によって内部の接着剤が剥がれ、密閉性がさらに損なわれることもあります。冷風を使用する場合でも、直接吹き付けるのは避けましょう。

iPhoneを分解する

専門知識がない状態でiPhoneを分解することは、内部の精密部品を破損させる可能性が非常に高いです。また、一度分解するとAppleの保証や修理サポートの対象外となることがほとんどです。内部の状態を確認したい場合でも、必ず専門の修理業者に依頼してください。

米びつに入れるという対処法

一時期、水没したiPhoneを米びつに入れると水分を吸い取ってくれるという情報が広まりました。しかし、これは推奨される対処法ではありません。米の粉塵が充電ポートやスピーカーの穴に入り込み、さらなる故障の原因となることがあります。また、米自体が水分を吸う効果は限定的であり、内部の水分を完全に乾燥させることは困難です。

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iPhone水没時の推奨行動とNG行動の比較

iPhoneが水没した際に取るべき行動と、絶対に避けるべき行動を以下の表で比較します。

項目 推奨される行動 避けるべきNG行動
電源 電源が入っている場合はすぐに切る。電源が入らない場合はそのままにする 電源を入れようと試みる。繰り返し電源ボタンを押す
充電 充電ケーブルを接続しない 充電器に接続する。ワイヤレス充電を試す
外部の水分 乾いた柔らかい布で優しく拭き取る iPhoneを強く振る。ティッシュを押し込む
SIMトレイ 取り外して内部の乾燥を促す 閉じたままにする
乾燥方法 風通しの良い場所で自然乾燥させる。電子機器用乾燥剤を使用する ドライヤーの熱風を当てる。電子レンジやオーブンに入れる。ストーブの近くに置く
内部の確認 Apple Storeまたは正規サービスプロバイダに相談する 自分で分解を試みる
乾燥時間 最低24時間、可能なら48~72時間乾燥させる 数時間で電源を入れてみる

水没したiPhoneが電源に入らない場合、迅速かつ適切な応急処置が復旧の可能性を高めます。電源を入れず、充電せず、振らずに、風通しの良い場所でしっかり乾燥させることが重要です。これらのNG行動を避けることで、iPhoneのさらなる損傷を防ぎ、修理の可能性を高めることができます。最終的にはApple Storeや正規サービスプロバイダに相談し、専門家による診断と修理を検討しましょう。

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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。