スマートフォンをロックしたままでも、緊急時には素早く通報したいと考える方は多いでしょう。Androidにはロック画面から緊急通報を発信する機能が標準で備わっています。この記事では、その設定方法と実際の使い方を詳しく解説します。設定を完了すれば、万が一のときにすぐに警察や消防に連絡できます。
【要点】ロック画面からの緊急通報設定で知っておくべきこと
- 設定→セキュリティ→ロック画面設定: 緊急通報ボタンの表示を有効にすることで、ロック解除なしで通報できます。
- 緊急情報の登録: 連絡先や医療情報をあらかじめ登録しておくと、緊急時に役立ちます。
- 誤発信の防止: 緊急通報は誤って発信しやすいため、設定画面で確認を促す仕組みを理解しておくことが大切です。
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目次
ロック画面から緊急通報ができる仕組み
Androidでは、ロック画面に「緊急通報」というボタンが表示されます。このボタンをタップすると、パスワードやパターンを入力しなくても緊急通報ダイヤルが開きます。ダイヤル画面では110番や119番などの番号を直接入力して発信できます。機種によっては、画面をスワイプするだけで緊急通報画面にアクセスできる場合もあります。この機能はAndroidの標準機能であり、特別なアプリをインストールする必要はありません。
緊急通報の仕組みは、ロック画面の状態でも緊急通報用のUI(ユーザーインターフェース)を表示するというものです。このUIは通常のダイヤルとは独立して動作するため、ロックがかかった状態でも発信できます。また、緊急通報の発信履歴はロック画面に表示されないため、プライバシーも保護されます。
ロック画面からの緊急通報を設定する手順
設定は数分で完了します。以下の手順に従って進めてください。機種によってメニュー名が少し異なる場合がありますが、基本的な流れは同じです。
- 設定アプリを開く
ホーム画面から歯車アイコンの「設定」アプリをタップします。 - 「セキュリティ」または「ロック画面とセキュリティ」を選択
設定メニューの中から「セキュリティ」を探します。機種によっては「ロック画面とセキュリティ」「画面ロックとセキュリティ」などの名称の場合があります。 - 「ロック画面設定」または「画面ロック設定」をタップ
「セキュリティ」内の「ロック画面設定」を開きます。この項目がない場合は、画面ロックの種類(パターンやPINなど)の設定画面で確認してください。 - 「緊急通報」スイッチをオンにする
「ロック画面に緊急通報を表示」などのスイッチを見つけてオンにします。これでロック画面に緊急通報ボタンが表示されるようになります。 - 緊急情報を設定する(推奨)
同じ画面に「緊急情報」の項目があれば、あらかじめ自分の連絡先や医療情報を登録しておきます。これにより、緊急時に救助者が情報を確認できます。
設定後は、実際にロック画面で緊急通報ボタンが表示されることを確認してください。ボタンをタップすると、ダイヤルパッドが表示されます。そこに110や119を入力して通報できますが、実際に発信するのは緊急時のみにしてください。
機種によるメニューの違い
Pixel(Google純正)の場合は「設定→セキュリティ→ロック画面設定」で簡単に設定できます。一方、Galaxy(Samsung)では「設定→ロック画面→セキュリティロック設定」内に緊急通報のオプションがあります。Xperia(Sony)では「設定→セキュリティ→ロック画面とセキュリティ」から設定します。各メーカーでメニュー構成が異なるため、見つけにくい場合は設定アプリの検索機能で「緊急通報」と検索すると直接たどり着けます。
緊急通報設定の注意点とよくある失敗
誤って緊急通報を発信してしまう
ロック画面の緊急通報ボタンは、誤ってタップしやすい位置にある場合があります。特にポケットの中で画面が操作されたときに発信してしまうリスクがあります。Androidでは、緊急通報ボタンをタップした後に確認画面やカウントダウンが表示される機種もありますが、機種によっては即座にダイヤル画面が開くものもあります。そのため、事前に確認画面が表示されるかどうかを自分の端末で確認しておくことをおすすめします。
誤発信を防ぐには、ロック画面の緊急通報ボタンの位置を把握し、画面ロックをしっかりとかけておくことが大切です。また、設定によっては緊急通報ボタンをオフにすることも可能です。必要なときだけオンにするという運用も考えられます。
緊急通報ができない場合の対処法
ロック画面に緊急通報ボタンが表示されない場合は、以下の点を確認してください。まず、設定で「緊急通報」スイッチがオンになっているか確認します。次に、セキュリティの種類によっては緊急通報が利用できない場合があります。例えば、顔認証や指紋認証のみのロック設定では緊急通報が表示されない機種もあるため、パターンやPINなどを併用することをおすすめします。また、お使いのAndroidバージョンが古いと機能が制限される場合があります。Android 13以降であれば標準で利用できるはずです。
緊急情報の登録を忘れている
緊急通報ボタンとは別に、ロック画面に緊急情報を表示する機能があります。これにより、救助者があなたの名前や血液型、アレルギーなどの情報を確認できます。緊急情報は設定画面から登録できますが、多くの方はこの設定を見落としがちです。ぜひこの機会に登録しておきましょう。ただし、緊急情報はロック画面に表示されるため、プライバシーに配慮して必要な情報のみを記載することをおすすめします。
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ロック画面の緊急通報と通常の緊急ダイヤルの違い
| 項目 | ロック画面の緊急通報 | 通常の緊急ダイヤル |
|---|---|---|
| アクセス方法 | ロック画面のボタンをタップ | ダイヤルアプリを開いて110など入力 |
| ロック状態 | ロック中でも使用可能 | ロック解除が必要 |
| 発信後の挙動 | 通話終了後もロック画面に戻る | 通常の通話画面に遷移 |
| 誤発信防止 | 機種により確認画面あり | ロック解除が必要で誤発信しにくい |
上記の表の通り、ロック画面からの緊急通報はロック状態でもアクセスできるという最大のメリットがあります。一方で、誤発信のリスクがやや高いため、設定をオンにする際には注意が必要です。
まとめ
この記事では、Androidでロック画面から緊急通報を発信するための設定方法を解説しました。設定アプリから「セキュリティ」→「ロック画面設定」と進み、緊急通報スイッチをオンにするだけです。また、緊急情報の登録も同時に行うことで、より安全に備えられます。ロック画面の緊急通報は、普段は意識しなくても、いざというときに確実に使える重要な機能です。ぜひ今のうちに設定を確認し、必要であればオンにしておきましょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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