スマートフォンでアプリやWebサイトを開くたびに表示される広告にうんざりしていませんか。また、知らないうちにトラッカーが行動を追跡していることも気になるでしょう。NextDNSを使えば、Android端末全体で広告とトラッカーをブロックできるようになります。この記事では、プライベートDNS機能と専用アプリの2つの設定方法を詳しく解説します。どちらの方法でも数分で完了するため、ぜひ試してみてください。
【要点】NextDNSで端末全体の広告とトラッカーをブロックする2つの方法
- プライベートDNSの設定: Androidの標準機能を使い、NextDNSのDNSサーバーを指定するだけでブロックが有効になります。
- NextDNSアプリのインストール: 専用アプリをインストールすると、ブロックリストのカスタマイズや詳細な統計が利用できます。
- 動作の確認方法: 設定後、NextDNSのテストページやブロックログで正常に動作しているかを確認できます。
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目次
NextDNSの概要と端末全体でブロックできる仕組み
NextDNSは、クラウドベースのDNSフィルタリングサービスです。DNSとは、WebサイトのアドレスをIPアドレスに変換する仕組みのことです。NextDNSはこの変換の際に、広告やトラッカーのドメインへのアクセスを遮断します。そのため、ブラウザだけでなくすべてのアプリの通信が対象となり、端末全体で効果を発揮します。無料プランでも月間30万クエリまで利用できるため、一般的な使用では十分です。設定方法は、AndroidのプライベートDNS機能を使うか、NextDNSの公式アプリをインストールするかの2通りがあります。どちらも難しい操作は不要で、数分で完了します。
NextDNSを設定する2つの手順
ここでは、プライベートDNSを使う方法と専用アプリを使う方法をそれぞれ解説します。最初にNextDNSのアカウントを作成し、設定用のDNSアドレスを取得しておきましょう。アカウントは公式サイトでメールアドレスとパスワードを登録するだけで作成できます。その後、各手順に進んでください。
方法1:プライベートDNSで設定する手順
この方法は、追加のアプリをインストールする必要がなく、Androidの標準設定だけで完了します。次の手順で進めてください。
- 設定アプリを開く
ホーム画面やアプリ一覧から「設定」アイコンをタップします。 - 「ネットワークとインターネット」を選択
設定メニューの中から「ネットワークとインターネット」をタップします。機種によっては「接続」や「Wi-Fiとネットワーク」と表示される場合もあります。 - 「プライベートDNS」をタップ
「ネットワークとインターネット」画面の下部にある「プライベートDNS」をタップします。この項目がない場合は「詳細設定」の中に隠れている可能性があります。 - 「プライベートDNSプロバイダーのホスト名」を選択
表示されたオプションの中から「プライベートDNSプロバイダーのホスト名」を選びます。 - NextDNSの設定用ホスト名を入力
入力欄に、NextDNSの管理画面で発行された設定用ホスト名(例: xxxxxx.dns.nextdns.io)を入力します。ホスト名はNextDNSのWebサイトでログイン後、「セットアップガイド」→「Android」で確認できます。 - 「保存」をタップ
入力を終えたら「保存」ボタンをタップします。これで設定は完了です。すぐに広告とトラッカーのブロックが開始されます。
方法2:NextDNSアプリで設定する手順
専用アプリを使うと、ブロックリストのカスタマイズや統計情報の確認が簡単になります。次の手順でインストールと設定を行ってください。
- Playストアからアプリをインストール
Google Playストアを開き、「NextDNS」と検索して公式アプリをインストールします。 - アプリを起動しログイン
インストールしたアプリを開き、NextDNSのアカウントでログインします。アカウントがまだない場合はアプリ内から作成できます。 - 設定プロファイルを選択
ログイン後、自分の設定プロファイル(構成)を選択します。通常はデフォルトのプロファイルで問題ありません。 - 「接続」ボタンをタップ
アプリのメイン画面で「接続」ボタンをタップします。これにより、端末のDNS設定が自動的にNextDNSに切り替わります。初回はVPN接続の許可を求められるため、「OK」をタップしてください。 - ブロックの確認
接続が確立されると、アプリにブロック数やクエリ数が表示されます。これで設定は完了です。アプリの統計画面でどの広告やトラッカーがブロックされたかを確認できます。
設定時の注意点とよくある誤操作
NextDNSの設定は簡単ですが、いくつか注意すべき点があります。ここでは、よくあるトラブルとその対処法を紹介します。
特定のアプリやサイトが正しく動作しなくなる
NextDNSのブロックが強すぎると、一部のアプリやWebサイトが正常に表示されない場合があります。例えば、広告に依存する無料アプリや、特定のCDNを使用するサイトで不具合が発生することがあります。その場合は、NextDNSの管理画面で「許可リスト」に該当ドメインを追加することで回避できます。許可リストの設定は、WebブラウザからNextDNSの設定ページにログインして行います。
プライベートDNSが「利用できません」と表示される
設定後、「プライベートDNS」の項目に「利用できません」と表示されることがあります。これは、入力したホスト名が間違っているか、NextDNSのサーバーに接続できない場合に発生します。ホスト名は必ずNextDNSのセットアップガイドに表示されたものを正確に入力してください。それでも解決しない場合は、Wi-Fiを切り替えたり、機内モードのオンオフを試してみてください。
バッテリー消費が増えた気がする
NextDNSはDNSクエリを常にフィルタリングするため、ごくわずかにバッテリー消費が増える可能性があります。ただし、体感できるほどの差はほとんどありません。もし気になる場合は、アプリ版よりもプライベートDNS方式を選ぶと、追加プロセスが起動しないため若干省電力になります。
他のVPNアプリと併用できない
NextDNSアプリはローカルVPNを使用します。そのため、他のVPNアプリ(Proton VPNやCloudflare WARPなど)と同時に有効にできません。もしVPNも併用したい場合は、プライベートDNS方式を使えば、VPN接続中でもDNSフィルタリングが機能します(ただし、VPNアプリ側のDNS設定に依存します)。
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プライベートDNS方式と専用アプリ方式の比較
| 項目 | プライベートDNS | 専用アプリ |
|---|---|---|
| インストールの要不要 | 不要 | 必要(Playストアから) |
| 設定の簡単さ | 非常に簡単(ホスト名入力のみ) | やや簡単(ログインと接続ボタン) |
| カスタマイズ性 | 限定的(管理画面で行う) | 高い(アプリ内でブロックリスト等を変更) |
| 統計情報の確認 | 管理画面でのみ | アプリ内で詳細な統計が確認可能 |
| バッテリー消費 | ほとんどなし | わずかに増加(ローカルVPN動作) |
| 他のVPNとの併用 | 可能(VPN内でDNS変更が必要な場合あり) | 不可(1つのVPNのみ有効) |
まとめ
NextDNSを使えば、Android端末全体で広告とトラッカーを効率的にブロックできます。プライベートDNS方式はアプリ不要で手軽に設定でき、専用アプリ方式は詳細なカスタマイズや統計が魅力です。どちらを選んでも、まずはNextDNSのアカウントを作成し、設定用ホスト名を入手してください。その後、自分の使い方に合った方法で設定を完了させてみてください。ブロックが強すぎる場合は許可リストを調整し、快適なインターネット環境を作りましょう。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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