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【Excel】Power Queryでバックグラウンド更新を止めたい時の設定方法

【Excel】Power Queryでバックグラウンド更新を止めたい時の設定方法
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Power Queryのバックグラウンド更新は便利な機能ですが、大量データの更新や頻繁な自動更新によりPCの動作が重くなる、または意図しないタイミングでネットワーク負荷がかかるなどの問題が発生することがあります。特に会社の共有PCや複数ユーザーで利用する環境では、バックグラウンド更新を適切に制御しないと業務に支障をきたす場合があります。本記事では、Power Queryのバックグラウンド更新を停止または無効にする具体的な設定方法を、初心者にもわかるように解説します。

【要点】この記事で確認すること

  • 最初に見る場所: Power Queryエディターの「クエリオプション」またはブックの「データ」タブの「クエリと接続」。
  • 切り分けの軸: バックグラウンド更新を止める方法は、個別のクエリ設定、ブック全体の設定、Excelのオプション設定の3つがあります。
  • 注意点: バックグラウンド更新を完全に無効にすると、データ更新が手動操作のみになり、リアルタイム性が必要な業務では不便になる場合があります。設定変更後に影響を確認してから適用しましょう。

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Power Queryのバックグラウンド更新とは?問題が起きる場面

Power QueryはExcelにデータを取り込む際に、元データの変更を自動的に反映する「バックグラウンド更新」機能を備えています。これは、クエリの実行を非同期で行うことで、作業中もデータが常に最新の状態に保たれる仕組みです。しかし、この機能が原因で、以下のような問題が報告されています。

  • 更新中にExcelがフリーズしたように感じる、または操作が遅くなる。
  • 複数のクエリが同時に更新され、CPUやメモリを消費する。
  • 会社のネットワークに負荷がかかり、他の業務に影響が出る。
  • バックグラウンド更新が原因で意図しないエラーが発生する。

これらの問題を解決するには、バックグラウンド更新を一時的または恒久的に停止する方法を理解しておくことが重要です。

お探しの解決策が見つからない場合は、こちらの「Excelトラブル完全解決データベース」で他のエラー原因や解決策をチェックしてみてください。

個別のクエリでバックグラウンド更新を止める方法

最も基本的な設定は、特定のクエリに対してバックグラウンド更新を無効にすることです。手順は以下の通りです。

  1. Excelの「データ」タブを開き、「クエリと接続」をクリックします。
  2. 画面右側に「クエリと接続」ペインが表示されるので、変更したいクエリを右クリックします。
  3. コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
  4. 「クエリプロパティ」ダイアログが開きます。「使用状況」タブで、「バックグラウンドで更新する」のチェックを外します。
  5. 「OK」をクリックして設定を保存します。

この設定により、そのクエリだけがバックグラウンドで更新されなくなります。他のクエリには影響しません。

クエリプロパティが見つからない場合の対処

一部のバージョンでは、右クリックメニューに「プロパティ」が表示されないことがあります。その場合は、クエリを選択した状態でペイン上部の「プロパティ」アイコン(歯車アイコン)をクリックしてください。または、クエリをダブルクリックしてPower Queryエディターを開き、「ホーム」タブの「プロパティ」から変更することもできます。

ブック全体でバックグラウンド更新を無効にする方法

ブックに複数のクエリが含まれている場合、ひとつずつ設定を変更するのは手間です。ブック全体でバックグラウンド更新を無効にするには、以下の操作を行います。

  1. 「データ」タブの「クエリと接続」を開きます。
  2. ペイン上部にある「クエリオプション」ボタン(または「接続プロパティ」)をクリックします。
  3. 「クエリオプション」ダイアログが表示されるので、「全般」セクションにある「バックグラウンド更新を許可する」のチェックを外します。
  4. 必要に応じて、「データ読み込み時の更新」や「ファイルを開くときにデータを更新」などの関連設定も調整します。
  5. 「OK」をクリックして適用します。

この設定は現在のブックにのみ適用され、他のブックには影響しません。注意点として、ブック全体の設定を変更しても、個別クエリのプロパティで「バックグラウンドで更新する」がチェックされているクエリは優先されます。そのため、確実に無効にしたい場合は個別設定も確認してください。

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Excelの詳細設定からデフォルトを変更する

新しく作成するすべてのブックでバックグラウンド更新を無効にしたい場合は、Excelのオプションでデフォルト設定を変更します。手順は次の通りです。

  1. 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
  2. 「詳細設定」をクリックします。
  3. 「データ」セクションまでスクロールし、「バックグラウンド更新を許可する」のチェックを外します。
  4. 「OK」をクリックして設定を保存します。
  5. 以降、新規作成するブックにはこの設定が適用されますが、既存のブックには影響しません。

この設定はExcel全体の動作に影響するため、変更前に現在の設定をメモしておくことをおすすめします。特に会社のPCで他のユーザーと共有している場合は、勝手に変更しないようにしましょう。

各種設定の比較表

下記の表は、バックグラウンド更新を止める3つの方法とその特徴を比較したものです。

設定方法 対象範囲 適用タイミング 注意点
個別クエリのプロパティ 特定のクエリのみ 即時 設定漏れが発生しやすい
ブック全体のクエリオプション 現在のブック内の全クエリ 即時 個別設定が優先されるため併用が必要
Excelのオプション(詳細設定) 新規ブックのデフォルト 次回新規作成時から 既存ブックには反映されない

状況に応じて適切な方法を選択してください。

失敗しがちなパターンと対処法

バックグラウンド更新を止めようとしても、思うように無効にならないケースがあります。代表的な失敗パターンを紹介します。

パターン1:ブック全体の設定を変更したのに更新が止まらない

原因は、個別のクエリプロパティで「バックグラウンドで更新する」が有効になっていることです。ブック全体の設定は個別設定より優先度が低いため、両方の設定を確認し、必要に応じて個別設定も無効にしてください。

パターン2:設定が保存されず、Excelを再起動すると元に戻る

これはExcelのオプションを変更した場合に起こり得ます。管理者によるグループポリシー設定でオプションが固定されている可能性があります。その場合は、自分で変更できません。管理者に相談しましょう。

パターン3:バックグラウンド更新を無効にしてもExcelが遅い

バックグラウンド更新以外にも、ブックのサイズが大きい、数式が複雑、アドインが影響しているなどの原因が考えられます。まずはバックグラウンド更新を止めて改善するか確認し、それでも遅い場合は他の要因を切り分けましょう。

管理者に確認すべきこととよくある質問

会社のPCでバックグラウンド更新を変更する場合、次の点を管理者に確認してください。

  • グループポリシーでExcelの設定が固定されていないか。
  • Power Queryの更新が許可されているか。
  • バックグラウンド更新を無効にしても業務に支障がないか、チーム全体でのルールを確認する。

よくある質問を以下にまとめます。

Q1. バックグラウンド更新を無効にするとデータは古くなりませんか?
A. 手動更新(「データ」タブの「すべて更新」)を行うことで最新データにできます。必要なタイミングで更新すれば問題ありません。

Q2. 複数のクエリがある場合、すべてのクエリを個別に設定する必要がありますか?
A. ブック全体の設定で一括無効にできますが、個別設定が優先されるため、そちらも確認してください。

Q3. バックグラウンド更新を止めると、Power Queryの自動更新が使えなくなりますか?
A. 手動更新は可能です。ただし、一定間隔で自動更新させたい場合は、VBAやPower Automateを使う方法もあります。

まとめ

Power Queryのバックグラウンド更新を止める方法は、個別クエリ、ブック全体、Excelオプションの3つがあり、状況に応じて使い分けることが重要です。設定を変更する前に、更新が必要なタイミングを明確にし、業務に支障がないか確認しましょう。会社PCでは管理者の設定変更が必要な場合があるので、不明点は必ず確認してください。正しく設定することで、Excelの動作を軽快に保ち、作業効率を向上させることができます。


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この記事の監修者
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超解決 Excel・Word研究班

企業のDX支援や業務効率化を専門とする技術者チーム。20年以上のExcel・Word運用改善実績に基づき、不具合の根本原因と最短の解決策を監修しています。ExcelとWordを使った「やりたいこと」「困っていること」「より便利な使い方」をクライアントの視点で丁寧に提供します。

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