GoogleのAIである「Gemini(ジェミニ)」。単体でチャットツールとして使うのも便利ですが、その真の強みは、普段使っているGoogle Workspace(Gmail、Googleドキュメントなど)とシームレスに連携できる点にあります。ドキュメント上で文章の続きを書かせたり、膨大なGmailの履歴から特定の情報を一瞬で探し出したり。Googleユーザーであれば使わない手はない、仕事のスピードを次元の違うレベルへと引き上げる連携術を詳しく解説します。
- ⏱ 解決時間: 3分
- 💻 対象ツール: Gmail / Google Docs / Drive
- 🛠 難易度: 初級(拡張機能のオンのみ)
- ✅ 期待効果: アプリ間の移動ゼロ、リサーチの高速化、文書作成の自動化
目次
1. Google Workspace連携でできること
従来のチャットAIは「コピペ」が必要でしたが、Geminiの拡張機能を使えば、AIがあなたのGoogleドライブ内の情報を直接見に行けるようになります。
- Gmail連携: 「〇〇さんから届いた先週の進捗メールの内容を3行で教えて」といった指示が可能。
- ドキュメント連携: 白紙の状態から「企画書の骨子を書いて」と頼んだりできます。
2. 解決手順①:拡張機能を「有効」にする方法
- ブラウザで Gemini (gemini.google.com) を開きます。
- 左下の [設定(歯車アイコン)] またはメニューから [拡張機能] を選択します。
- 「Google Workspace」 のスイッチを [オン] にします。
3. 解決手順②:GmailやドキュメントでGeminiを呼び出す
- Geminiのチャット上で: 指示の文頭に 「@Gmail」 と入力してから質問します。
- Googleドキュメント上で: 執筆中に表示される 「執筆をサポート」 アイコンをクリックして指示を入力します。
4. まとめ:AIは「ブラウザの外」へ飛び出した
Geminiの連携機能を使いこなすことは、検索や管理という付随作業から解放され、より本質的な創造の時間を生み出すことを意味します。Google Workspaceをメインで使っているなら、今日からGeminiは「隣の席の優秀なアシスタント」になります。まずは「@Gmail」を使って、溜まった未読メールの整理から始めてみてください。
