Googleドキュメントで文書を作成していると、英字部分だけフォントを変更したい場面がよくあります。例えば、学術論文の本文は日本語フォントのままで、英単語や引用部分だけをTimes New Romanにしたい場合です。しかし、フォント設定を変更すると全体が変わってしまい困った経験はありませんか。この記事では、和文フォントに影響を与えずに英字フォントだけを変更する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。
【要点】和文フォントをそのままに英字フォントだけを一括変更する方法
- 全選択(Ctrl+A)からのフォント変更: すべてのテキストを選択した状態で、書式メニューのフォントダイアログを開きます。英字フォントだけを指定すれば、和文は変わらず英字のみが変更されます。
- 段落スタイルの編集: 各スタイル(標準テキストや見出し)のフォント設定を個別に変更し、すべての段落スタイルを一括更新することで、文書全体に永続的に反映できます。
- フォントダイアログの英字フォントドロップダウン: このドロップダウンで英字専用のフォントを選ぶことで、和文フォントとは独立して設定できます。これが英字だけ変更できる仕組みです。
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目次
この機能でできることと前提条件
Googleドキュメントのフォント設定ダイアログには、「英字フォント」と「和文フォント」という2つの独立したドロップダウンがあります。このため、和文フォントは変更せずに英字フォントだけを自由に切り替えることが可能です。ただし、通常の操作では選択範囲に対してしか設定が適用されません。文書全体の英字フォントを変更するには、全選択してから設定するか、段落スタイルを編集して一括適用する必要があります。この記事では両方の方法を詳しく紹介します。
英字フォントだけを変更する具体的な手順
方法1: すべてのテキストを選択して英字フォントを変更する
- 文書全体を選択する
キーボードのCtrlキーを押しながらAキーを押します。Macの場合はCommandキーとAキーです。これで文書内のすべてのテキストが選択状態になります。 - フォント設定ダイアログを開く
メニューバーの「書式」をクリックし、ドロップダウンから「フォント」を選択します。または、ツールバーのフォント名をクリックして「その他のフォント」を選んでも同じダイアログが表示されます。 - 英字フォントを指定する
ダイアログ内の「英字フォント」ドロップダウンから希望のフォントを選びます。例えばTimes New RomanやArialなどです。「和文フォント」は変更せず、現在の設定のままにしておきます。 - 設定を適用する
「OK」ボタンをクリックすると、選択範囲(文書全体)の英字部分だけが指定したフォントに変わります。和文フォントは元のままで、英字のみが変更されたことが確認できます。
方法2: 段落スタイルを編集して英字フォントを変更する
- 変更したい段落スタイルを選ぶ
例えば「標準テキスト」を変更する場合は、標準テキストが適用されている段落のどこかにカーソルを置きます。 - 現在の書式をスタイルに反映させる
メニューバーから「書式」→「段落スタイル」→「オプション」と進み、「選択したテキストに合わせて’標準テキスト’を更新」をクリックします。これで、現在の段落の書式がスタイル定義に保存されます。 - フォント設定を開いて英字フォントを変更する
再度「書式」→「フォント」でフォントダイアログを開き、英字フォントを目的のものに変更します。この操作はスタイルの更新前に行います。 - スタイルを更新する
再び「書式」→「段落スタイル」→「オプション」→「選択したテキストに合わせて’標準テキスト’を更新」を実行します。すると、標準テキストスタイルの英字フォントが変更され、そのスタイルが適用されているすべての段落に反映されます。 - すべての段落スタイルを一括更新する(オプション)
「書式」→「段落スタイル」→「オプション」→「すべての段落スタイルを更新」を選択すると、見出し1や見出し2など、文書内のすべての段落スタイルが現在の選択段落の書式に合わせて更新されます。ただし、すべてのスタイルを同じフォントに統一したい場合にのみ使用してください。
注意点とよくあるトラブル
全選択しても英字以外の文字まで変わってしまう
フォントダイアログの「英字フォント」は、英字(欧文)の文字に対してのみ影響します。もし和文まで変わってしまった場合は、誤って「和文フォント」も変更していないか確認してください。また、一部の英字フォントは日本語グリフを持たないため、和文部分が表示されなくなることがあります。その場合は、和文フォントを適切なもの(例えばNoto Sans JP)に変更してください。
段落スタイルを更新しても既存のテキストが変わらない
段落スタイルを更新しても、すでに手動でフォントが設定されている箇所は上書きされません。手動書式はスタイルより優先されるためです。その場合は、該当箇所を選択し、メニューバーの「書式」→「書式をクリア」で手動書式を解除してから、再度スタイルを適用してください。また、新しく入力するテキストには正しくスタイルが適用されます。
フォントサイズや行間まで変わってしまう場合
フォントダイアログではフォントサイズも変更できますが、英字フォントだけを変更したい場合はサイズはそのままにしてください。もしサイズまで変わってしまった場合は、ダイアログ内のサイズ設定を確認し、元の数値に戻してください。また、フォントによっては行間が自動で調整されることがありますが、これは英字フォントの特性によるもので、特に問題はありません。
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方法1と方法2の比較
| 項目 | 全選択方法 | 段落スタイル編集 |
|---|---|---|
| 手間 | 非常に簡単、数クリックで完了 | やや手間がかかるが一度覚えれば簡単 |
| 永続性 | 一時的(新規段落は元のスタイルフォントに戻る) | 永続的(スタイル定義に保存される) |
| 適用範囲 | 文書全体の英字に直接書式が設定される | その段落スタイルが適用されている段落全体 |
| 注意点 | 手動書式がある箇所は上書きされない場合あり | 既存の手動書式は影響を受けないため、クリアが必要 |
まとめ
この記事では、Googleドキュメントで英字フォントだけを変更する2つの方法を解説しました。全選択してフォントダイアログで英字フォントを指定する方法は即時的で簡単です。一方、段落スタイルを編集する方法は、文書全体の一貫性を保ちたい場合や、今後追加するテキストにも同じフォントを適用したい場合に適しています。どちらの方法でも、フォントダイアログの「英字フォント」設定を活用することで、和文フォントに影響を与えずに英字だけを変更できます。ぜひ、自分の文書スタイルに合わせて最適な方法を選んでみてください。
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超解決 第一編集部
疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。
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