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【Googleドキュメント】DOIを引用に含める方法!学術論文の標準

【Googleドキュメント】DOIを引用に含める方法!学術論文の標準
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学術論文を執筆する際に、引用文献にDOI(Digital Object Identifier)を含める必要がある場面は多いです。DOIは文献を一意に識別する永続的な識別子であり、読者がオンライン上で直接アクセスできる重要な情報です。しかし、Googleドキュメントの標準機能だけでは、DOIを引用に自動的に追加する方法がわからない方もいるでしょう。この記事では、GoogleドキュメントでDOIを引用に含める具体的な手順を解説します。引用ツールの使い方から手動での追加方法まで、学術論文の標準に沿った引用作成をサポートします。

【要点】GoogleドキュメントでDOIを引用に含める3つの方法

  • 引用ツールの「引用元を追加」: 文献情報を手動で入力する際、DOIフィールドに識別子を記入することで、引用スタイルに応じて自動的にDOIが表示されます。
  • 脚注機能を利用する方法: 引用の末尾に手動でDOIを記述し、脚注としてリンクを設定することで、読者が直接アクセスできるようにします。
  • 参考文献リストに直接記入する方法: 文献情報を記述する際、DOIを他の書誌情報と並べて記入し、標準的な引用書式に従います。

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Googleドキュメントの引用機能とDOIの基本

Googleドキュメントには、学術論文でよく使われる引用スタイル(APA、MLA、Chicagoなど)に対応した引用ツールが用意されています。このツールを使うと、文献情報を追加し、本文中に引用を挿入したり、自動的に参考文献リストを生成したりできます。ただし、標準の引用ツールでは、DOIを自動的に取得する機能はありません。そのため、文献情報を手動で入力する際に、DOIを個別に追加する必要があります。また、引用スタイルによっては、DOIの表示形式が異なる場合があります。たとえば、APAスタイルでは「https://doi.org/10.1000/xyz123」のように完全なURLで表示され、MLAスタイルでは「doi:10.1000/xyz123」のように短縮形で表示されることがあります。この記事では、これらの違いを踏まえた上で、最も適切な方法を紹介します。

引用ツールでDOIを追加する手順

引用ツールを利用して文献にDOIを含める方法は、最も推奨される方法です。自動的に参考文献リストを生成できるため、一貫性のある引用が作成できます。以下の手順で行います。

  1. 引用ツールを開く
    Googleドキュメントで、メニューの「ツール」から「引用」を選択します。画面右側に引用サイドバーが表示されます。
  2. 引用スタイルを選択する
    サイドバー上部のプルダウンから、使用する引用スタイル(例:APA 7th edition)を選びます。
  3. 新しい文献を追加する
    「引用元を追加」ボタンをクリックし、ソースの種類(書籍、ジャーナル記事、ウェブサイトなど)を選択します。ジャーナル記事の場合は、著者、タイトル、出版年、ジャーナル名、巻号、ページなどの情報を入力します。
  4. DOIを入力する
    文献情報の入力画面に「DOI」フィールドがあります。ここにDOI番号(例:10.1038/s41586-020-03053-2)を入力します。DOIはURLの形式(https://doi.org/10….)でもかまいません。多くの場合、引用スタイルに応じて自動的に適切な形式に変換されます。
  5. 引用を挿入する
    本文中にカーソルを置き、引用サイドバーの文献をクリックすると、引用が挿入されます。参考文献リストは、引用を挿入した文書の末尾に自動生成されます。参考文献リストには、入力したDOIが引用スタイルに従って表示されます。

引用ツールを使う際の注意点

引用ツールは、文献情報を正確に入力しないと正しい引用が生成されない点に注意します。特にDOIの入力ミスは、読者がアクセスできなくなる原因になります。また、引用スタイルによってはDOIが表示されない場合もあるため、生成後の参考文献リストを必ず確認しましょう。たとえば、一部のスタイルではDOIが省略される設定になっていることがありますので、その場合は手動で追記する必要があります。

脚注機能でDOIを追加する方法

引用スタイルが脚注を多用する書式(Chicagoスタイルのノート形式など)の場合、DOIを脚注に含める方法が適しています。この方法では、本文中の引用箇所に番号を付け、ページ下部の脚注に文献情報とDOIを記述します。

  1. 脚注を挿入する位置にカーソルを置く
    引用したい箇所の末尾にカーソルを置きます。
  2. 脚注を追加する
    メニューの「挿入」から「脚注」を選択するか、ショートカットキー(Ctrl+Alt+F)を使用します。カーソル位置に上付き数字が挿入され、ページ下部に脚注入力エリアが表示されます。
  3. 文献情報とDOIを記入する
    脚注エリアに、通常の引用書式に従って文献情報を記述します。最後にDOIを追加します。たとえば、「著者名『タイトル』(出版年):ページ、DOI: 10.1000/xyz123.」のように記入します。DOIはリンクとして設定しておくと便利です。DOIテキストを選択し、右クリックから「リンク」を選び、URL(https://doi.org/10.1000/xyz123)を入力します。
  4. 必要に応じて参考文献リストを作成する
    文書の末尾に参考文献リストを別途作成する場合は、手動で文献情報をリストアップし、DOIも含めます。脚注だけですべてを済ませる場合は、参考文献リストは不要です。

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参考文献リストに直接DOIを記入する方法

引用ツールや脚注を使わず、手動で参考文献リストを作成する場合もあります。その場合、各文献の書誌情報の末尾にDOIを追加します。

  1. 参考文献リストの書式を決める
    使用する引用スタイルに従って、文献の並べ方や書式を決めます。通常は著者のアルファベット順、または引用順に並べます。
  2. 各文献の情報を記述する
    各文献について、必要な情報(著者、タイトル、出版年、ジャーナル名、巻号、ページなど)を記述します。最後にDOIを追加します。DOIは「doi:10.1000/xyz123」または「https://doi.org/10.1000/xyz123」の形式で記述します。引用スタイルに推奨される表記がある場合はそれに従います。
  3. DOIをリンク化する
    Googleドキュメントでは、DOIテキストを選択し、右クリックから「リンク」を選んでURLを設定することで、クリック可能なリンクにできます。これにより、電子版の読者がワンクリックで文献にアクセスできます。

注意点とよくあるトラブル

DOIの入力ミスでリンクが切れる

DOIは数字と記号の組み合わせであるため、入力ミスが発生しやすいです。特に「0(ゼロ)」と「O(オー)」の混同、「l(小文字のエル)」と「1(いち)」の間違いに注意します。入力後は必ず実際のDOIリンクをブラウザで開いて確認することをおすすめします。また、DOIの先頭には「10.」という数字が付くのが一般的ですので、その部分も正しく入力しましょう。

引用スタイルによってDOIの表示が異なる

APAスタイルでは「https://doi.org/10.1038/s41586-020-03053-2」のように完全なURL形式が標準です。一方、MLAスタイルでは「doi:10.1038/s41586-020-03053-2」のように「doi:」を冠した形式が推奨されます。Chicagoスタイルでは、URLとして表示する場合と「DOI:」と表記する場合があります。引用ツールを使う場合は、選択したスタイルに自動的に合わせてくれますが、手動で記述する際は対象のスタイルガイドを確認してください。

引用ツールでDOIフィールドがない場合

古いバージョンのGoogleドキュメントや、特定のソースタイプ(たとえば「書籍」)を選択した場合、DOIフィールドが表示されないことがあります。その場合は、文献情報の入力画面にある「詳細設定」や「その他のフィールド」を展開すると、DOI入力欄が現れることがあります。また、ソースタイプを「ジャーナル記事」に変更すると、DOIフィールドが表示されやすくなります。それでも表示されない場合は、手動で参考文献リストに直接追記する方法を検討してください。

DOIを入力しても参考文献リストに反映されない

引用ツールでDOIを入力しても、参考文献リストにDOIが表示されない場合があります。これは、選択した引用スタイルの設定で、DOIの表示が省略されている可能性があります。たとえば、特定のスタイルではDOIを表示しないデフォルト設定になっていることがあります。その場合は、参考文献リストの生成後に手動でDOIを追記するか、別のスタイルを選択して試してみてください。

各方法の比較

方法 自動生成の有無 DOIの表示形式 推奨シーン
引用ツール 参考文献リストを自動生成 選択したスタイルに合わせて自動変換 複数の引用を効率的に管理したい場合
脚注機能 脚注ごとに手動入力 手動で自由に記述 Chicagoスタイルのノート・参考文献形式を使う場合
直接記入 手動でリストを作成 手動で自由に記述 引用数が少ない場合やカスタム書式が必要な場合

まとめ

GoogleドキュメントでDOIを引用に含める方法は、引用ツールを使う方法、脚注を利用する方法、参考文献リストに直接記入する方法の3つがあります。引用ツールを使うと、参考文献リストを自動生成でき、スタイルに応じたDOI表示が行われるため、最も効率的です。脚注や直接記入は、特定のスタイルや少ない引用に適しています。DOIを正確に入力し、リンクとして設定することで、読者にとってアクセスしやすい論文に仕上がります。また、引用スタイルごとのDOI表示ルールを確認し、適切な形式を選んでください。これらの方法を使い分けることで、学術論文の標準に沿った引用を簡単に作成できます。次のステップとして、Googleドキュメントの引用ツールで実際に文献を追加し、DOIを含めた参考文献リストを生成してみてください。さらに、引用スタイルの細かいルールについては、各スタイルガイドの公式サイトも参考にするとよいでしょう。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。