【Googleスプレッドシート】曜日や月名のオートフィル!カスタムリストの設定

【Googleスプレッドシート】曜日や月名のオートフィル!カスタムリストの設定
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「月曜日、火曜日、水曜日…」とセルに手入力していくのは面倒ですよね。Googleスプレッドシートには、曜日や月名を自動で連続入力してくれるオートフィル機能が標準で用意されています。ただし、デフォルトでは英語表記しか認識しないため、日本語の曜日や月名を入力しようとすると、正しく連続してくれない場合があります。この記事では、日本語の曜日や月名をオートフィルで簡単に入力する方法と、オリジナルのリストを設定して、任意の順序で連続入力を可能にするカスタムリスト機能の設定手順を詳しく解説します。

【要点】日本語の曜日・月名をオートフィルで連続入力するためのカスタムリスト設定

  • カスタムリストの設定: スプレッドシート上にリストを作成し、連続して入力したい順にデータを並べます。その後、メニューから「カスタムリストとして保存」を選択することで、そのリストをオートフィルで利用できるようになります。
  • オートフィルの使い方: 設定したカスタムリストの最初の2〜3セルを入力し、フィルハンドルをドラッグするだけで、リストに沿った連続データが生成されます。
  • 標準リストの補完: デフォルトでは英語の曜日・月名のみ対応していますが、日本語表記もカスタムリストとして追加することで、同様の操作で連続入力が可能になります。

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オートフィルで曜日や月名が自動入力される仕組み

Googleスプレッドシートでは、あらかじめ定義された「リスト」に基づいて、連続データを自動的に生成する機能が備わっています。標準で用意されているリストには、日曜日〜土曜日、1月〜12月の英語表記(Sunday, Monday,… や January, February,…)が含まれています。そのため、”Monday”と入力してオートフィルを実行すると、”Tuesday”, “Wednesday”… と続けて入力されます。

しかし、日本語の「月曜日」「火曜日」などは標準リストには存在しません。そこで、自分でリストを登録する「カスタムリスト」機能を使うことで、日本語の曜日や月名、さらには任意の順序(例:部署名、商品名など)でもオートフィルできるようになります。この機能は、繰り返し使う連続データを効率的に入力したい場合に非常に便利です。

カスタムリストを設定する手順

カスタムリストの設定は、スプレッドシート上でリストを作成し、それをメニューから保存するだけの簡単な操作です。以下の手順に沿って進めてください。

  1. リストデータを入力する
    新しいシートの空いている列に、オートフィルで使いたいデータを順番に1セルずつ入力します。例えば、日本語の曜日を連続入力したい場合は、「月曜日」「火曜日」「水曜日」…「日曜日」までをA1からA7に入力します。月名の場合は「1月」〜「12月」を入力しましょう。
  2. リスト全体を選択する
    入力したデータ範囲をドラッグして選択します。列全体ではなく、実際にデータが入っているセル範囲だけを選んでください。
  3. 「データ」メニューからカスタムリストを保存する
    メニューバーから「データ」をクリックし、プルダウンメニューの「カスタムリスト」を選択します。表示されたダイアログで「選択されたセル範囲から新しいリストを作成」が自動で認識されます。リスト名を任意で入力し(例:「曜日(日本語)」)、「保存」ボタンを押します。
  4. 設定完了の確認
    保存後、ダイアログに追加されたリストが表示されます。今後、同じスプレッドシート内でオートフィルを実行するときに、このリストが適用されます。

注意点として、カスタムリストは現在のスプレッドシートに紐づいて保存されます。他のスプレッドシートでも同じリストを使いたい場合は、そのシートでも同様の設定が必要です。ただし、一度設定したリストは、同じGoogleアカウントで開くすべてのスプレッドシートで共有されるという情報もあります(環境によるため、確実を期す場合は各シートで設定してください)。

カスタムリストを使ってオートフィルを実行する

カスタムリストを設定したら、実際にオートフィルを使って連続入力を試してみましょう。以下の手順です。

  1. リストの最初のセルを入力する
    連続入力したいセルの先頭に、カスタムリストの1番目のデータを入力します。例えば、曜日のリストの先頭は「月曜日」です。
  2. フィルハンドルをドラッグする
    入力したセルの右下にある小さな青い四角(フィルハンドル)を、連続入力したいセル範囲までドラッグします。ドラッグを離すと、自動的にリストの順序でデータが入力されます。
  3. 連続入力の結果を確認する
    「月曜日」「火曜日」「水曜日」… と正しく入力されていれば成功です。もし思い通りにならない場合は、リストの設定が正しく保存されているか、入力した最初のセルの値がリストの先頭と一致しているかを確認してください。

この方法は、曜日や月名以外にも応用できます。例えば、支店名の一覧(「東京支店」「大阪支店」「名古屋支店」…)や、商品コードの連番など、任意の順序で繰り返し使うデータを効率的に入力できます。

複数のリストを同時に使う場合の注意

カスタムリストは複数登録できますが、オートフィルを実行する際、どのリストが適用されるかは、最初に入力したセルの値に基づいて自動判定されます。そのため、異なるリストの先頭が同じ値になると、意図しないリストが使用される可能性があります。例えば、「月曜日」で始まるリストと「月」で始まるリストを両方登録している場合、先頭の「月」という文字が共通していると、正しく認識されないことがあります。このような場合は、リストの先頭を重複しないようにするか、リスト名を明確に区別しておきましょう。

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標準のオートフィルリストとカスタムリストの比較

項目 標準リスト カスタムリスト
対応言語 英語のみ 日本語を含む任意の文字列
設定の手間 不要(最初から利用可能) 自分でリストを作成し保存する必要がある
編集・追加 不可 いつでも編集・削除可能
適用範囲 すべてのスプレッドシートで共通 基本的に設定したスプレッドシート内(アカウントで共有される場合あり)
使用例 英語の曜日、月名、連番(1,2,3…) 日本語の曜日・月名、部署名、商品名、任意のカスタム順序

よくあるトラブルと対処法

オートフィルで数列になってしまう

日本語の曜日を入力してオートフィルを実行したのに、「月曜日」「火曜日」「水曜日」… ではなく、「月曜日」「火曜日」「水曜日」「木曜日」… のように正しい順序にならない場合があります。これは、カスタムリストが設定されていないか、設定が正しく保存されていない可能性が高いです。まずは、先ほどの手順でカスタムリストが正しく保存されているか確認してください。また、保存後にスプレッドシートをリロードすると反映される場合があります。

カスタムリストメニューが見つからない

「データ」メニューの中に「カスタムリスト」という項目がない場合があります。その場合は、メニューの「拡張機能」→「アドオン」→「アドオンを取得」で「カスタムリスト」と検索し、該当するアドオンをインストールする方法もありますが、標準の機能として提供されているかどうかはGoogleスプレッドシートのバージョンやアカウント設定に依存します。もし標準メニューにない場合は、別の方法として、リストを手動で作成し、オートフィル時に「スマートフィル」を利用するか、または「QUERY」関数や「OFFSET」関数を使って連続データを生成する方法もあります。

カスタムリストが他のシートに引き継がれない

カスタムリストは、一般的に設定したスプレッドシート内でのみ有効です。他のスプレッドシートで同じリストを使いたい場合は、そのシートでも再度設定する必要があります。ただし、同一Googleアカウントであれば、一部の環境では自動的に共有されることもあるため、まずは別のシートでオートフィルを試してみてください。共有されない場合は、手動で再設定するか、リストデータをコピーして貼り付け、再度カスタムリストとして保存しましょう。

まとめ

この記事では、Googleスプレッドシートで日本語の曜日や月名をオートフィルで連続入力するためのカスタムリストの設定方法を解説しました。カスタムリストを活用することで、任意の順序を持つデータを繰り返し効率的に入力できるようになります。設定は、リストデータを入力してメニューから保存するだけの簡単な操作です。ぜひ、実際の業務で頻繁に入力する曜日や月名、あるいは独自のリストを登録して、作業効率を向上させてください。また、カスタムリストの応用として、住所録の都道府県名や顧客ランクなど、様々な連続データに活用してみることをおすすめします。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。