【iPhone】iPhoneのデュアルSIMで通話用と通信用の回線を使い分ける設定手順

【iPhone】iPhoneのデュアルSIMで通話用と通信用の回線を使い分ける設定手順
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iPhoneのデュアルSIM機能を利用して、通話とモバイルデータ通信で異なる回線を使い分けたいと考えている方もいるでしょう。

この機能は、プライベートとビジネスの番号を一台のiPhoneで管理したり、通信料金の異なるプランを組み合わせて最適化したりする際に役立ちます。

この記事では、デュアルSIMの初期設定から、通話用と通信用の回線を個別に設定する詳細な手順を解説します。

【要点】iPhoneデュアルSIMの回線使い分け設定

  • デフォルト音声回線の設定: 通話やメッセージに使用するメインの回線を設定します。
  • モバイルデータ通信回線の選択: インターネット接続に使用する回線を個別に選択できます。
  • 連絡先ごとの回線指定: 特定の連絡先への発信時のみ、特定の回線を使用する設定が可能です。

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iPhoneのデュアルSIM機能の概要と回線使い分けのメリット

iPhoneのデュアルSIM機能は、一台のiPhoneで二つの電話番号と二つの通信プランを利用できる機能です。物理的なnano-SIMカードと、iPhoneに内蔵されたeSIMを組み合わせて使用します。これにより、ビジネス用とプライベート用の回線を一台にまとめたり、海外旅行時に現地のeSIMを追加したりと、柔軟な運用が可能になります。

デュアルSIM運用の主なメリットは、通信費の最適化と利便性の向上です。例えば、通話料金が安いプランを通話用回線に、データ通信量が豊富なプランを通信用回線に設定することで、月々の通信費を節約できます。また、異なるキャリアの回線を同時に利用できるため、一方の回線が圏外の場合でももう一方の回線で通信できる可能性があります。

デュアルSIM対応モデルとeSIMの前提条件

iPhoneのデュアルSIM機能は、iPhone XR以降のモデルで利用できます。これ以前のモデルでは、デュアルSIMに対応していません。eSIMを利用するには、ご利用の通信事業者がeSIMサービスを提供している必要があります。契約している通信事業者のウェブサイトなどで事前に確認してください。

デュアルSIMの初期設定と回線名のカスタマイズ手順

デュアルSIMを使い始めるには、まずiPhoneに二つの回線を設定し、それぞれの回線に分かりやすい名前を付ける必要があります。ここでは、eSIMの追加方法と、回線名の変更手順を解説します。

eSIMを追加する手順

eSIMの追加方法は、通信事業者から提供されるQRコードをスキャンする方法が一般的です。手動で情報を入力する方法もあります。

  1. 設定アプリを開く
    iPhoneのホーム画面から「設定」アプリをタップして開きます。
  2. モバイル通信メニューに進む
    「設定」画面を下へスクロールし、「モバイル通信」をタップします。
  3. eSIMを追加する
    「モバイル通信」画面で「eSIMを追加」または「モバイル通信プランを追加」をタップします。
  4. QRコードをスキャンする
    「QRコードを使用」を選択し、通信事業者から提供されたQRコードをiPhoneのカメラで読み取ります。
  5. プランを有効化する
    画面の指示に従い、新しいモバイル通信プランを有効化します。

回線名を変更する手順

複数の回線を区別しやすくするために、それぞれの回線に「主回線」「副回線」「ビジネス」「プライベート」などの名前を付けることを推奨します。

  1. 設定アプリを開く
    iPhoneのホーム画面から「設定」アプリをタップして開きます。
  2. モバイル通信メニューに進む
    「設定」画面を下へスクロールし、「モバイル通信」をタップします。
  3. 回線を選択する
    「モバイル通信プラン」の項目から、名前を変更したい回線をタップします。
  4. 回線ラベルを変更する
    「モバイル通信プランの名称」または「回線ラベル」の項目をタップし、表示されるリストから任意の名称を選択します。カスタム名を入力することも可能です。

通話とメッセージのデフォルト回線を設定する手順

通話やメッセージの送受信に使用するデフォルトの回線を設定できます。これにより、常に同じ回線で発信・受信することが可能です。また、特定の連絡先に対しては別の回線を使用する設定も行えます。

デフォルト音声回線を設定する

通話やFaceTime、iMessageやSMS/MMSの送受信に優先的に使用する回線を指定します。

  1. 設定アプリを開く
    iPhoneのホーム画面から「設定」アプリをタップして開きます。
  2. モバイル通信メニューに進む
    「設定」画面を下へスクロールし、「モバイル通信」をタップします。
  3. デフォルト音声回線を選択する
    「デフォルト音声回線」をタップします。
  4. 希望の回線を選択する
    利用可能な回線の一覧から、デフォルトとして使用したい回線をタップして選択します。

特定の連絡先への発信回線を指定する

特定の連絡先に対しては、常に指定した回線で発信するよう設定できます。これは、仕事関係の相手にはビジネス回線で、家族にはプライベート回線で発信したい場合に便利です。

  1. 連絡先アプリを開く
    iPhoneのホーム画面から「連絡先」アプリをタップして開きます。
  2. 連絡先を選択する
    設定を変更したい連絡先をリストからタップして選択します。
  3. 編集モードにする
    連絡先の詳細画面で、右上の「編集」をタップします。
  4. 優先するモバイル通信プランを設定する
    「優先するモバイル通信プラン」または「常にこの番号を使用」の項目をタップし、その連絡先への発信に使用したい回線を選択します。
  5. 設定を保存する
    右上の「完了」をタップして設定を保存します。

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モバイルデータ通信のデフォルト回線を設定する手順

インターネット接続に使用するモバイルデータ通信の回線も、個別に設定できます。これにより、データ通信量の多いプランをモバイルデータ通信専用にしたり、特定の回線のみでデータ通信を行ったりすることが可能です。

モバイルデータ通信のデフォルト回線を設定する

Webブラウジングやアプリの利用など、すべてのインターネット接続に使用する回線を指定します。

  1. 設定アプリを開く
    iPhoneのホーム画面から「設定」アプリをタップして開きます。
  2. モバイル通信メニューに進む
    「設定」画面を下へスクロールし、「モバイル通信」をタップします。
  3. モバイルデータ通信を選択する
    「モバイルデータ通信」をタップします。
  4. 希望の回線を選択する
    利用可能な回線の一覧から、モバイルデータ通信に使用したい回線をタップして選択します。

モバイルデータ通信の切り替えを許可する設定

「モバイルデータ通信の切り替えを許可」をオンにすると、デフォルトのデータ通信回線が利用できない場合や、通話中の回線がデータ通信に対応していない場合に、もう一方の回線に自動的に切り替えてデータ通信を継続できます。この設定は、通話中にデータ通信を途切れさせたくない場合に便利です。

  1. 設定アプリを開く
    iPhoneのホーム画面から「設定」アプリをタップして開きます。
  2. モバイル通信メニューに進む
    「設定」画面を下へスクロールし、「モバイル通信」をタップします。
  3. モバイルデータ通信の切り替えをオンにする
    「モバイルデータ通信の切り替えを許可」のスイッチをタップしてオンにします。

デュアルSIM運用時の注意点とよくある疑問

デュアルSIMを便利に活用するためには、いくつかの注意点や制限事項を理解しておくことが重要です。ここでは、運用中に発生しうる問題とその対処法について解説します。

eSIMの移行や削除に関する注意点

eSIMを別のiPhoneに移行したり、不要になったeSIMを削除したりする際には、通信事業者との契約状況を確認してください。誤って削除すると、再設定に手間がかかる場合があります。eSIMの移行は通信事業者の専用アプリやウェブサイトから行うのが一般的です。

通信事業者ごとの対応状況と制限

すべての通信事業者がデュアルSIMやeSIMに完全に対応しているわけではありません。特に、海外の通信事業者を利用する場合は、事前に対応状況をよく確認してください。また、一部の機能(例えば、特定の回線でのみ利用できるサービス)に制限がある場合もあります。

バッテリー消費への影響

デュアルSIM運用では、二つの回線が同時に稼働するため、シングルSIM運用に比べてバッテリーの消費が増加する可能性があります。バッテリーの減りが早いと感じる場合は、使用頻度の低い回線を一時的にオフにするなどの対策も検討できます。

SMS/MMSの送受信回線について

iMessageはどの回線でも利用できますが、SMS/MMSの送受信はデフォルト音声回線または連絡先ごとに設定された回線で行われます。メッセージの送受信がうまくいかない場合は、設定されている回線が正しいかを確認してください。

デュアルSIMとシングルSIM運用のメリット・デメリット比較

iPhoneの利用状況に応じて、デュアルSIM運用とシングルSIM運用どちらが適しているかを検討するための比較表です。

項目 デュアルSIM運用 シングルSIM運用
費用 料金プランの組み合わせで節約できる可能性がある 単一のプランでシンプル
利便性 プライベート・ビジネスの使い分け、海外での利用が容易 シンプルで管理が容易
管理の手間 回線の設定や切り替えが必要 設定の必要がなく簡単
対応機種 iPhone XR以降のモデル すべてのiPhoneモデル
バッテリー 消費が増加する傾向がある 一般的な消費量

デュアルSIM運用は、複数の回線を使い分けたいユーザーにとって非常に有効な選択肢です。一方で、管理の手間やバッテリー消費の増加といったデメリットも存在します。ご自身の使い方に合わせて最適な運用方法を選択することが重要です。

まとめ

この記事で解説した手順により、iPhoneのデュアルSIM機能を活用し、通話用と通信用の回線を効率的に使い分けられるようになったでしょう。

デフォルト音声回線やモバイルデータ通信回線の設定、特定の連絡先への回線指定など、iPhoneの「設定」アプリから詳細なカスタマイズが可能です。

これらの設定を適切に行うことで、通信費の節約やプライベート・ビジネスの区別を明確にできます。

デュアルSIMのメリットを最大限に享受するため、今回ご紹介した設定手順をぜひ活用してください。


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この記事の監修者
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超解決 第一編集部

疑問解決ポータル「超解決」の編集チーム。正確な検証と、現場視点での伝わりやすい解説を心がけています。